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自身の2冊目の書籍である「低収入でも投資するための怠け者流・節約術」をAmazon・Kindle電子書籍にて発売開始してから1ヶ月が経ちました。
Kindle電子書籍「低収入でも投資するための怠け者流・節約術」を出版しました!
今回は販売1ヶ月後の報酬額について、レポートしてみたいと思います!
Kindle電子書籍での報酬の形態についても、少しご紹介していきますので、興味があればご参考までにどぞ!
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この記事のポイント!
- 発売1ヶ月目の報酬は8,000円ほどでした
- Kindle電子書籍の報酬形態は2種類ある
- ダウンロード購入の場合、設定価格の35%か70%が報酬として得られる
- Kindle Unlimitedの場合、読まれたページに応じて報酬が得られる
- だいたい1ページ閲覧につき0.5円ぐらい
販売開始1ヶ月後の報酬額
今回の書籍は、2018年2月8日に販売が開始されました。
今回の販売データは2月8日〜3月10日までの30日間の販売データです。
だいたい月8,000円の報酬となりました。
方式 | 1ヶ月の報酬額 |
---|---|
ダウンロード購入 | ¥5,198 |
Kindle Unlimited | ¥2,709 |
合計 | ¥7,907 |
販売開始からはじめての1ヶ月での計測なので、2ヶ月目からは報酬額は少し減るだろうと思います。
販売1ヶ月目は露出の多さや、自分自身のTwitterでの宣伝効果などもあるので、これら1ヶ月あたりの最大の報酬額となるはず。
(その後、なんらかの理由でバズったりして売れまくれば、その限りではないですが!)
不労所得として成立するのは2ヶ月目から?
なので、実際には2ヶ月目からの毎月の報酬額が「不労所得」の金額となると考えて良いかと、思っています。
なんとなく肌感覚からは、1ヶ月目の3分の1、もしくは4分の1ぐらいまで下がるかなー。 という気がしてます。
(2ヶ月目も、数字が揃ったら報告したいと思います。)
しかし、不労所得の強みはコンテンツをストックして積み重ねていける、ということ。
仮に1冊の電子書籍の毎月の収入が2,000円ほどだとしても、5冊書けば毎月1万円の不労所得です。
すでにKindle電子書籍を出版するための方法論はある程度確立したので、どんどん次の書籍を書いていって、コンテンツを増やしていくのが現在の方針です。
[ad#rec4]Kindle電子書籍の2つの報酬形態
さて、Kindle電子書籍には主に2種類の報酬形態があります。
- Kindle書籍をダウンロード購入した際に支払われる報酬
- Kindle Unlimitedで読まれたページ数に応じて支払われる報酬
これら2種類の報酬形態について、詳しくまとめていきますね。
A:ダウンロード購入の報酬額
1つ目は、一般的な形式です。
Kindle電子書籍は、Amazonのページ上から購入することで書籍が読めるようになります。
ここで設定している書籍の価格に応じて、報酬が支払われるという仕組みです。
ダウンロード購入での報酬額(Amazonでは「ロイヤリティ」と読んでます)は、以下の2種類から選択できます。
- A:販売価格の35% (税引き後:32.4%)
- B:販売価格の70% (税引き後:64.8%)
報酬額70%の場合の条件
当然、Bの70%の方が報酬額が高くなるので好ましいのだけど、これにはいくつか条件があります。
- Kindleでしか販売できない (他の電子書籍サイトでの販売不可)
- 最低販売価格が250円以上
- 書籍のデータ容量に応じて販売コストがかかる (1MBで1円)
- Kindle Unlimitedに登録可能
大きなデメリットは、Kindleというフォーマットでしか販売できないという点です。
報酬額70%を選択すると、例えば楽天Koboなどの別の電子書籍フォーマットでは販売不可となり、Amazonでの独占販売形式となるわけですね。
現時点では電子書籍のシェアの大半を占めているKindleですが、もっと幅広く色んなフォーマットで販売したいとなると、報酬額35%を選択する必要があります。
また、最低販売価格が250円以上になります。
時折、99円というかなりの安値で販売されている書籍もありますが、この場合は報酬額35%が選択されています。
特別に250円未満の価格帯の書籍を販売したい…という要望がない限りは、まあそれほど大きなデメリットではないかな、というのが個人的な感想です。
「低収入でも〜」電子書籍の1ヶ月の販売数
さて、実際のダウンロード購入数は1ヶ月で23冊でした。
書籍の価格を350円に設定しているので、実際の報酬額は70%+税金が引かれて1ダウンロードあたり226円です。
B:Kindle Unlimitedでの報酬額
月額980円で対象書籍が読み放題のKindle Unlimitedでは、読まれたページ数によって報酬額が決まります。
「1ページ読まれた」という単位をKENPといいます。 (Kindle Edition Normalized Pagesの略)
50ページ読まれれば50KENP、100ページ読まれれば100KENP、といった感じで、KENPの数値が蓄積されてきます。
今回出版した「低収入でも投資するための怠け者流・節約術」はだいたい140ページほどなので、Kindle Unlimitedを使って1冊まるごと読んでもらった場合、ぼくに140KENPが入る、という塩梅です。
1KENPあたりいくらなの?
このKENPですが、2018年現在では一般的に1KENP=0.5円と言われています。
つまり、2ページ読まれると1円が報酬としてもらえる、と考えるとわかりやすいかと。
(今後、この1KENPあたりの単価は変動する可能性もあります。)
「低収入でも〜」電子書籍の1ヶ月のKENP数
今回、1ヶ月で5,418KENPになりました。
これを円換算すると、2,709円です。
1日平均、180ページ読まれたという計算になりますね。
…といっても、実際にはもうちょっと日ごとに幅がありました。
1日400ページ読まれる日もあれば、0ページの日もあったり。
このあたりは、対象となる書籍がまだ1冊なので平均化されていないだけだと思います。
販売する冊数が2冊、3冊、5冊…と増えていくうちに、うまいこと平均化されて不労所得化していってくれるはずです。
(もちろん、書籍が長く細く読まれるという前提ですが…。)
ダウンロード購入とKindle Unlimitedだと1冊あたりの報酬額が異なる
個人的には、もっとKindle Unlimitedで無料で読む人が多いかな、なんて思っていたのですが、思っていた以上にダウンロード購入してくれた方がいたようです。
ダウンロード購入とKindle Unlimitedで1冊まるごと読まれた場合の報酬額はけっこう異なっていて、なんだかんだで通常のダウンロード購入の方が、報酬額としては上でした。
- ダウンロード購入1冊あたり: 226円
- Kindle Unlimitedで1冊あたり: 70円
だったらダウンロード購入で販売する方が得じゃん!
ということにもなっちゃうのだけど、Kindle Unlimitedの場合は「無料でなんとなく読める」というのが最大のメリットでもあります。
有料のダウンロード購入に比べて、無料で読めるということはかなりハードルが低くなります。
「有料だと読まないけれど、無料なら読んでもいい本」ってありますよね。
この低いハードルのおかげで、本来なら読まなかった人も読者になってくれる可能性があるという点。
これを考えると、ただ単に「単価が低い」というよりも「販路が広がった」と考えるほうが建設的だと思うのだよね。
いやまあ、本音を言えば有料でも読んでもらいたいとは思うけれど(笑)
まとめ
- 発売1ヶ月目の報酬は8,000円ほどでした
- Kindle電子書籍の報酬形態は2種類ある
- ダウンロード購入の場合、設定価格の35%か70%が報酬として得られる
- Kindle Unlimitedの場合、読まれたページに応じて報酬が得られる
- だいたい1ページ閲覧につき0.5円ぐらい
以上、Kindle電子書籍の報酬額実績でした。
題材や内容、そして著者の知名度などによって売上は大きく変わるはずなので、この数値はあくまで一例として、参考程度にしていただければと思います。
ということで、それでは!