目次

  • 有料noteを売り出して、実際どれくらい売れるものなのか気になる!
  • ブロガーが出版したnote、実際の売上はどれぐらいだったのか教えてほしい
  • 全くの無名の人間が、単発的に有料noteを販売して、売れるものなのかどうか知りたい
  • 有料noteで稼ぐためには、どうしていけばいいのかも知りたい

この記事は、上記の方に向けて書きました。

 

ということで、こんにちは!

ブログや電子書籍、そして有料noteと幅広いプラットフォームで情報を発信している20代怠け者(@20sInvest)です。

今回は、今年2019年の3月に発売開始した有料noteについてのお話。

「雑記ブログでGoogle圏外→1位を狙う! 20代怠け者の戦略的・記事タイトル事例集」というnoteを執筆し、販売しています。

販売開始から1ヶ月以上経ち、色々とデータと傾向が見えてきたので、いくら稼げたかの実績と、ぼくの感想をまとめます。

 

  モノを売るというお話である以上、少々生臭いお話になります。

「副業」として有料noteは売れるのかどうかを分析してみましたので、販売しているモノに関して、けっこうな正直ベースで語っています。

その辺に少々抵抗のある方は続きを読まず、ページを閉じてしまうことをオススメします。

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【商品】今回販売した有料noteはこちら

今回販売した有料noteはこのような内容です。

  • 20代怠け者がこれまでに7年間ブログを書いてきた中でのSEO事例集
  • 11個の事例を掲載 (うち、2個目まで無料で読めます)
  • Google上位掲載を狙うための、記事テーマごとのタイトルと内容について解説
  • 具体的に「何をしたか」そして「実際に何位に変動したか」を掲載
  • 今後、事例の更新と追加を行う可能性アリ (購入しておくと更新後の内容も読める)

 

特定ブログの「実際の施行と順位変動」について解説した情報は、世の中にはほとんどありません。

体系的な「こういう意図でこういうキーワードをタイトルに組み込むとSEO上評価が高い…」というような一般的な知識や情報は数多くありますが、具体的な実例と実績って、驚くほど公開されていないんですよね。

そこでこのnoteでは、ぼくの2つのブログから得たそれらの情報を公開することにしました。

同じような雑記ブログを運営している方にとって、考え方などの面でかなり参考になる濃ゆい情報になっているんじゃないか、と思ってます。

 

販売ページはこちらよりどうぞ。

 

価格は1冊1200円です。

これはあえて「実際の書籍」と同様の値段設定にしています。

書店に並んでいる書籍はだいたいがこれぐらいの価格設定ですので、これらの本を購入するのと同じ気持ちで、この有料noteを購入してもらいたい、という気持ちで、この価格に設定しています。

 

また、このnoteは今後もアップデートや追記をしていく予定です。

それに伴い、価格を上げていくという可能性も考えていますので「なるべくなら早いうちに買ったほうがお得ですよ!」というセールスもしています。(笑)

【実績】1ヶ月の売上は5500円でした

さて、販売開始から1ヶ月の売上は、合計5500円でした。

売れた冊数としては8冊分です。

単純計算で1200円×8冊となっていないのは、この後にもお話するように半額キャンペーンなどを挟んでいたのが理由です。

【気づいたこと①】有料noteは自然には売れない

noteは自然には売れません。

これは、やはり間違いないですね。

しっかりとnoteを販売するためには、知名度と戦略とが必要不可欠です。

 

同じような形態の情報の販売方法としては紙の本や電子書籍が近いですが、それらと比べると、自然に売れる(読まれる)可能性はかなり低いです。

例えばAmazon Kindle電子書籍なら、「Amazon」というプラットフォームで販売されています。

紙の本はAmazon上でも販売されますし、もちろんリアルの店舗でも置いてもらえます。

この効果は絶大で、たとえぼくの名前を知らない人であってもAmazonでの検索時に気になる書籍のタイトルを見つければ、書籍の詳細をチェックしてくれます。

そして気にいったら購入してくれたり、読み放題サービスで内容を読んでくれたりするわけです。

たとえ購入してくれる人がタイトルとページ閲覧したうちの数%であっても、絶対数が多いので、読まれる可能性は高くなります。

 

反面、noteは「note」というプラットフォーム内で販売されるわけですが、Amazonと比べると利用者数では大きく見劣りします。

インターネット界隈に詳しい人は「noteの知名度が低い」と言われると納得し難い部分があるかもしれませんが、世間一般にはまだまだ無名のサービスだと言っていいでしょう。

多分、ぼくの知り合いの80%ぐらいは、noteという存在を知らないと思います。(笑)

ということは、noteのプラットフォームで情報を探す人自体が少ないため、購入してくれる絶対数が少ないということになり、そのうち購入につながるのが数%であることを考えると…かなり極小の人数になります。

現時点ではほぼゼロ、ぐらいに考えておいたほうが良さそうです。

 

つまり、

  1. noteで情報を探して、Aさんのnoteにたどり着く
  2. 「Aさんの情報」だからAさんのnoteにたどり着く

この2つだと圧倒的に後者の方が訪問者も多く、そして購入される可能性も高い、ということに。

 

noteでは、やはりSNSとの知名度向上、そして活用が有料noteで効率よく販売するためのキモです。

全く無名の人が、いきなりnoteに単発で有料noteを販売開始して売れるかといわれると、ほぼ無理です。

これは前々から言われていたし、ぼくも薄々感じていたことではありますが、実際にぼく自身も販売開始してみて、それは如実に感じました。

Twitter上の「スゴイ人たち」を見ていると有料noteがポイポイ売れました!みたいな気軽な感じで報告していたりしますが、それはやはりその人の知名度と信頼度があってこそ。

「もしかして、ぼくもとりあえず出してみれば沢山売れたりするんじゃないだろうか?」みたいな感じで単発的に出してみても、結局そうそう簡単に爆売れしたりはしません。

「もしかしたらビギナーズラックでチャンスあるんじゃなかろうか?」なんてウッカリ思わされてしまうわけですよね。

あれ? これまさにぼくのことでは…?

 

自分自身が購入する側に立ってみて「そのnoteを購入するかどうか」を考えてみると、もう少しわかりやすくなります。

全く無名の人が出した情報を、自分はお金を出して買うか?

…この問いを自分自身にかけてみると、ほとんどの人は「買わない」という選択肢になるはずです。

やはり、その出費に見合う価値を回収出来るかどうかが気になりますし、その基準は販売する人の「知名度」「信頼度」「権威性」そして「口コミ」次第です。

これらが4要素が足りない場合、たとえ数百円のnoteであっても…なかなか買うにはいたりません。

「note沢山売れました!」とつぶやいているTwitter上のスゴイ人たちは、この4要素を充分に満たしている人たちです。

 

今更ですが…何かを売るって、実は大変なことなんですよね。

ことnoteに関しては、なおさら「知名度」「信頼度」「権威性」「口コミ」をしっかりと満たしていく必要があると感じました。

商品そのものの「質」よりも、やはりこの4要素が先に来るように感じます。

長く売りたいなら質も重要ですが、質よりもその人が信頼できる人なのか。 そこが、売れる上での最重要ポイントになると感じました。

☑ セルフブランディングが他よりも重要

【気づいたこと②】「期間限定セール」は効く

期間限定で安く販売する戦略は、どうやらnoteでも有効です。

 

今回、note販売から1ヶ月と、その後で2回、半額セールを行いました。

  • 発売開始から5日間限定セール:3/12〜3/17まで半額
  • 「こんにちは令和!」キャンペーン:4/30〜5/6まで半額

 

正直にお話すると、ぶっちゃけセール時しか売れていません。(笑)

本来の価格である1200円時にはほぼほぼ売れず、半額キャンペーンとして600円で販売を開始すると、ちょこちょこと売れだす、といった感じです。

売れた本数の実績は以下の通り。 前述の8冊にプラスして、その後売れた3冊も含めています。

  • 発売開始から5日間限定セール中:7冊
  • 通常価格での販売中:1冊
  • 「こんにちは令和!」キャンペーン中:3冊

 

データがそもそも少ないですが、こうして見るとnoteで半額キャンペーンを開催する意義は、確実にあると感じました。

期間中はキャンペーンの告知などで精力的にTwitterでシェアしていたということもありそうですが、数字上見ても確実にキャンペーン効果でnoteが売れることがわかりました。

 

やはり、「いつでも買えるよ」という状態よりも、「この期間中だけ安く買える」という状態のほうが、心理的に買いたいという気持ちを後押しするようですね。

これも自分自身の心理にあてはめて考えてみると、「内容的に気になるけど1200円はちょっと高い」けど「期間限定で600円なら、買ってもいいかな」という消費者心理になるのではないでしょうか?

実際、価格設定的に1200円は少々高いが、600円なら出してみても…というギリギリのラインのようにも感じますね。

 

ぼく自身はこのnoteに「1200円程度の価値はある」と思っているので、この価格設定にしています。

平常時の1200円という価格でなかなか売れないのは、結局ぼく自身の「知名度」「信頼度」「権威性」「口コミ」に原因があるのではないかと思います。

まあ要するに、ぼくの力不足ですね。(笑)

これら4要素を補っていけるよう、もっとがんばります。

 

しかし、半額キャンペーンを行えば多少なりとも売れるというのは収穫です。

もしかすると今後もこの有料noteは今後も理由を付けて、半額セールを行うかもしれません。

ただ、ここで定期的に半額キャンペーンしますよ! …と言ってしまうと余計に買い控えされかねないので、断言はしません。(笑)

今後のデータなども見た上で、もしかしたらやるかもね、ぐらいの感じです。

まとめ

ということで結論。

有料noteで稼ぎたいなら、SNSやブログで先に実績を出してから!

…ですね。

 

Kindle電子書籍などは「無名でも読まれる・売れる」それなりのチャンスがあると思っていますが、有料noteはそこまで甘くないです。

無名なら無名なりの無反応しかない…。 そう感じます。

「無名だけど売れた」という人もゼロではないでしょうが、実を見るとそうした人たちでもSNSの仲間内・身内でシェアされたり口コミで広まったりと、こっそりSNSパワーを活用していたりします。(笑)

ひとまずの経験としてnoteの販売を開始してみるのは良いと思いますが、しっかり売りたい!儲けたい!という場合は、戦略とSNSの活用が必要不可欠だな、と思いました。

 

  完全に余談ですが、逆に情報商材のような「誰が売ってるのかわからないのに売れる」というような販売形態もあるのは、また面白い話ですよね。

これは、「知名度」「信頼度」「権威性」「口コミ」に一切頼らず、売れるまでのすべてを「セールストーク」だけで完結させてしまうわけなので…これはこれで、スゴイ話です。

情報詳細の販売ページって、販売している人の名前やプロフィールなども一応は掲載されていますが、それが実在する人間なのかどうかってわからないですからね。

口コミですら、実在の人物が利用したものなんかどうかもわからないですし。

有料noteもマーケティング戦略がモノいう世界だと思いますが、情報商材は完全にマーケティング技術そのものって感じです。

 

以上、ご参考までに!

それでは!