はい、どうもこんにちわ!
撮影した写真から、日々不労所得を稼いでいる20代怠け者(@20sInvest)です。
写真撮影は趣味レベルの腕前ですが、これまでに撮影した写真のおかげで毎月1万円弱のお金が自動的に入ってくるようになりました。
「スマホカメラで稼ぐ!」という電子書籍を出したりしたこともあり、「ストックフォト」について、質問されることも多くなりました。
そもそも、ストックフォトとはどういう人が、どういう目的のために利用するものなのでしょう?
今回はその「ストックフォトの基本」についてまとめてみました。
そして皆さんもきっと気になっている「ストックフォトって稼げるのかどうか?」についても書いていきますね。
それではどうぞ!
目次
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この記事のポイント!
- ストックフォト=写真素材の販売サービス
- ストックフォトでダウンロードした写真素材は、Webサイトに掲載するなど、色んな目的で使われる!
- ストックフォトの写真素材は「使用許諾」されているので、安心して利用できる
- ストックフォトに写真素材を投稿すると、1ダウンロードあたり30円ぐらい稼げる
ストックフォトとは?
さて、ストックフォトとは一言でいうと「写真をダウンロードできるサービス」です。
ちょっとざっくりしすぎてますね。
もう少し詳しくいうと「ホームページやニュースなどで使う写真素材をダウンロードできるサービス」です。
ストックフォトというサービス上では、様々種類の写真が掲載されていて、ダウンロードできるようになっています。
- 風景の写真
- 食べ物・飲み物の写真
- 小物の写真
- 町中や建物の写真
- 季節のイベントの写真
- 人物の写真
- ビジネスシーン
- 現場の写真
- 特定のコンセプトを表した写真
- 喜怒哀楽を表した写真
- 背景画像
- イラスト素材
- アイコン素材
例えば、こちらはハロウィーンについての写真をストックフォトで検索してみたところ。 なんと、2018年10月時点で157万点以上の素材が販売されています。
ストックフォトとはもともと、ニュースやブログ記事、本に掲載するための写真などをまとめた素材集のことを意味します。
これが現在では、写真素材などをインターネット上で販売するサービスとして「ストックフォト」と広く呼ばれるようになりました。
「ストックフォト=写真素材の販売サービス」とシンプルに考えてもらってOKです。
ストックフォトって何に使うの?
さて…写真素材がダウンロードサービスということはわかりましたが、実際、こうした素材は実際どんなことに使われるものなのでしょうか?
主な用途としては、ニュースサイトやブログに掲載するサムネイル画像として使われることが多いです。
例えば、アメリカのニュースサイトが「東京・渋谷について書いている記事に、渋谷の写真を掲載したい」と思った場合。
そうなったら、ストックフォトから渋谷の写真をダウンロードしてくればOK。 わざわざ、アメリカからはるばる日本にカメラマンを派遣する必要はありません。
また、ストックフォトではイラスト素材も豊富に販売されているので、イベントのチラシなどに掲載するイラストなどを求めて購入する場合もあります。
例えば、先程紹介したようなハロウィーンの素材。
こうした素材をダウンロードして加工するなどして、ハロウィーン・パーティーのチラシに使うことができますね。
また、写真やイラストだけに限らず、数十秒ほどの動画素材も販売されています。
商品のプロモーション映像を作る時や、公式サイトのトップページで流されるイメージ映像のために購入されることが多いようです。
更にはスマートフォンアプリ用のボタンや画面などもストックフォト上で販売されているので、スマホアプリの開発者が素材を購入して、製作中のアプリに取り込む…ということもできます。
ストックフォトには、なんでもあるのです。
これらストックフォトにどれも、イチから撮影する・制作するには手間も時間もかかるものばかり。
ストックフォトは、こうした素材をイチから作り出す手間を省いて、高性能な素材を手に入れるための1つの方法だと言えますね。
ちなみに、今やいたる所で目にするこれらのイラストも「いらすとや」というストックフォトに掲載されているイラスト素材だったりします。
ストックフォトはどうして必要なの?
だって、Googleの画像検索で検索してしまえば、どんな写真でも簡単に手に入るのに!
Google画像検索を使えば、確かに簡単にあらゆる画像・写真・イラストが検索できます。
例えば、ハロウィーンで検索してみると…ご覧の通り。
しかし、問題はこの写真が「著作権で保護されている」ものであること。
つまり「勝手に自分のホームページやブログで使うことができないもの」だということです。
Google画像検索に引っかかってくる画像や写真には、その撮影者・製作者の著作権があります。
「使用許諾」が出ていない、それらの画像や写真を勝手に利用することは著作権の侵害にあたります。
中には、画像を自分のホームページなどに掲載してもOK(二次利用OK)としているものもあるのだけど、検索画面からではそれらは判断できません。
大手のホームページやWebサイトにとって、こうした著作権の侵害の可能性がある写真素材は、リスクがあるのでおいそれとは使えません。
そこで登場するのがストックフォト!
ストックフォトで掲載・販売されている写真素材は、そのサービスから正式に使用許諾されているものなので、安心して自分のホームページやWebサイトに掲載できます。
ストックフォトは、「素材を探してくる手間」+「使用許諾が出ている素材かどうか確認する手間」の2つを省いて安全な素材を手に入れることができるサービスである! と言えますね。
例えば、ホームページやWebサイトに掲載するのは自由だが、50万部以上印刷するような書籍の場合、特別ライセンスという高額な契約を結ぶ必要がある、など。
ストックフォトの代表的なサービス
さてさてこのストックフォト、数多くのサービスが存在します。
非常にざっくりとですが「無料サービス」と「有料サービス」の2種類に分けられることが多いです。
箇条書き的に、それぞれのサービスを並べていきますね。
有料サービス
有料サービスのメリットとしては、素材の豊富さにあります。
無料サービスの場合、目当ての写真素材を探すために複数のサービスを渡り歩いて探す必要があり、これがなかなか大変です。
有料サービスならば幅広い素材を網羅しているので、ひとつのストックフォトだけで検索すれば素材が見つかる・完結してしまう、簡単さにメリットがあります。
また、中には「報道写真」という形でテレビ局などに素材を提供しているサービスも存在します。
無料サービス
無料サービスのメリットは…言うまでもないですが、無料で利用できるということに尽きます。
無料サービスだからといってクオリティが劣っているかというと必ずしもそうではなく、高品質で美しい写真が数多くあります。
無料のストックフォトサービスはそれこそ星の数ほどあります。 それらをすべてリストアップしてしまうと際限ないので、ぼくが使っていたお気に入りのサービスを掲載しておきますね。
ストックフォトって稼げるの?
ストックフォトについて、もうひとつ、とても気になることがありますよね。
ストックフォトって稼げるの?
…ということ!
結論から言うと、稼げます。
有料ストックフォトのサービスには、写真素材を提供してくれたカメラマン(投稿者)に報酬の一部を還元する仕組みがあり、「1枚ダウンロードあたり◯円」という形で収益が発生するようになっているのです。
カメラマンは写真をストックフォトで販売し、稼ぐことが可能です。
しかしながら実情を言いますと、爆発的に稼げる副業ではありません。
一般的な有料ストックフォトサービスで1枚ダウンロードあたりで得られる収入は平均30円ほどです。
もし、月3万円を稼ごうと思ったら、1ヶ月に必要なダウンロード数は1,000枚。
それだけの数をコンスタントにダウンロードされるようになるには、かなりの労力と、かなりの枚数のストックが必要です。
ストックフォトごとの報酬額の比較については、こちらの記事でまとめていますのでどうぞ。
【ストックフォト】どこが稼げる?主要サービス報酬単価比較・まとめ
- 投稿素材数: 10,000枚程度
- ダウンロード数: 160枚
- 収入額: 11,000円
投稿している素材のジャンルによって、売れやすい・売れづらいなどがあるため、うまくやればもっと効率よく素材が売れて、更に儲かる可能性はあります。
使用している機材もミラーレスカメラ1台のみなので、性能的な限界もあります。 (写真は、やはりキレイな方が売れる傾向にある)
なので、これはあくまでも「参考程度」の目安の数字として、捉えておいてもらえればという感じです。
素材を10,000枚ほどアップして、だいたい月1万円ぐらいトータルで稼げるかな。
…というぐらいなので、ぼくの場合月5万円の収入を得るためには、現在の5倍の50,000枚ほどを投稿しないといけない…ということになりますね。
少なくとも、片手間で月5万円ゲット! という世界ではないことは確かです。
(…まあ、そもそもそんな甘い副業はどこの世界にもないのですが!)
ストックフォトのメリットは「趣味の延長で稼げること」
じゃあ、ストックフォトで稼ぐのはオススメではないのか…? と安直に思ってしまいがちですが。
ストックフォトは「趣味の延長で稼げる」最高に面白い副業です。
写真撮影を趣味としている人は世界中にいます。 もちろん、日本国内にも。
「インスタ映え」なんて言葉が生まれるように、写真撮影はコミュニケーションのツールにもなっています。
気軽にオシャレな写真をインターネット上に掲載して、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、LINEなど、色んなSNSで「いいね!」を貰うことができるようになりました。
その「いいね!」を貰うのと同じ感覚で、お金を稼ぐことができるのが、ストックフォトです。
これは、ゲーム感覚でお金を稼げる、ということでもありますね。
ストックフォトにアップした写真がダウンロードされるのは、SNSで「いいね!」を貰うのと同じような感覚です。
いいね!に付随して、お金も付いてくる。
これは間違いなく、最高に楽しいゲームです。
ストックフォトの投稿者のページでは、こんな感じで日々のダウンロードされた写真やダウンロード単価、どの国どの地域からダウンロードされたか…などが確認できるようになってます。
これを眺めるのも1つの楽しみだったりします。
ダウンロードされるとスマホに通知が来るようにもなるので
「おっ、今日はオランダからマレーシアの写真が売れたぞ!」
「なんと、ポーランドから日本の提灯の写真がダウンロードされた!」
…なんてことも、チェックできるようになるのです。
これはまさしく「いいね!」を貰う感覚そのもの。
ストックフォトで稼ぎたいと思ったら…
さて、ここまで読んでいただいて、実際にストックフォトで自分の写真を売ってみたい、写真で稼ぎたい!
…と思った方! まずは今すぐ行動あるのみ。
収入を稼げるストックフォトサービスは何種類かありますが、まずはShutterstockで投稿者用のアカウントをつくることをオススメします。
Shutterstockをオススメする4つの理由
その理由は、以下の通り。
- ①世界中に利用者が居るので、ダウンロードされやすい
- ②頻繁に売れるので、稼げる実感が湧く
- ③素材の審査のレベルは中程度 (厳しすぎず、緩すぎず)
- ④管理ページが日本語 (一部英語アリ)
Shutterstockは全世界150カ国を対象に、写真素材を販売しています。
つまりは世界各国からダウンロードされる可能性があるというわけで、その分売れる頻度がとても高いのが特徴です。
すでにお話したとおり、ダウンロードされること自体が「いいね!」を貰うのと同じような感覚ですので、やはりダウンロードされやすいストックフォトだとモチベーションが維持できます。
「1ダウンロードが高額だけど滅多に売れない」よりも「1ダウンロードは低額だけど良く売れる」方が、ビギナーにとっては継続しやすい環境です。
報酬額の推移を見ると、年々右肩上がりで増加していることがわかります。
それだけ、ストックフォトは成長途中の市場であり、これからもどんどん稼げる副業であると言えますね。
こちらのボタンから、Shutterstockの投稿者アカウントが作成できます。
「写真の趣味でお金を稼ぎたい」と考えているのであれば、まずは試しにやってみましょう。 それこそ、ゲーム感覚で。
まとめ
- ストックフォト=写真素材の販売サービス
- ストックフォトでダウンロードした写真素材は、Webサイトに掲載するなど、色んな目的で使われる!
- ストックフォトの写真素材は「使用許諾」されているので、安心して利用できる
- ストックフォトに写真素材を投稿すると、1ダウンロードあたり30円ぐらい稼げる
以上、ストックフォトについてでした。
実はみなさんが日常生活を送っている中で、ストックフォトに掲載されている写真素材やイラスト素材などを知らず知らずのうちに目にしているはずです。
実は、思っている以上に生活の一部に溶け込んでいる仕組みなのですね。
以上、ご参考までに!
それでは!
おまけ:ストックフォトの稼ぎ方について、本も出してます
もう一点だけ。 ぼくは、こんな電子書籍をAmazon Kindleにて出版しています。
テーマは「スマートフォンのカメラで稼ぐ方法」ですが、ここで使うのももちろんストックフォトです。
ストックフォトのもう少し詳しい話から、ストックフォトで売れる写真をつくるにはどうしたらよいかなどを書いています。
「ストックフォトの入門書」になることを目指して書いたので、興味があればこちらの電子書籍もぜひ読んでみてくださいね。