はい、どうもこんにちわ!
ぼくが前職を退職したのが2015年の9月末でした。
その日からは、事実上フリーランスとして活動しております。
それから丸2年が経過し、フリーランスになってから2年が経過したことになります。
そのうち8ヶ月ほどはニュージーランドでワーキングホリデーとして生活していたわけですが、その間も書籍執筆やブログ更新をするなど、実質的にフリーランスのまま活動しておりました。
いわゆる海外ノマドですかね!
さて、せっかくの節目なので、フリーランスになってから、会社員時代と比べて変わったことを色々とまとめてみようと思います。
ある意味、セミリタイア後の生活で感じることと似ているかもしれません。
目次
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その1:健康になった
これは間違いなく、フリーランスになってからのメリットのひとつです。
無駄な外食も減ったし、身体を痛めつける満員電車での通勤もなくなった。
次の項でも触れますが、ストレスがかなり軽減されたことも、健康にかなり影響を与えているように思います。
自分で時間をコントロールできるようになって、自分の生活の中に自由に運動を取り入れることも可能になりました。
特に、仕事がちょっと煮詰まったときなどに行っている「超ゆっくりランニング」なんかは、運動もできて頭の整理もできて、実に一石二鳥です。
こういうのって、なかなか会社員の身分だとできることじゃないですよね。
その2:怒ることが少なくなった
怒ることも、だいぶ少なくなったように感じます。
やはり、会社で働くということはストレスです。
そうしたストレスを抱えていると、どうしても言葉や態度に出やすくなってしまうように感じているし、実際、少なからず外に出してしまっていたと思います。
それはリアルでの人付き合いででもそうだし、ネット上での発言でも、妙に毒を吐いてしまいがちになるんですよね。
ストレスを抱えたまま、他人にそれをぶつけることなく押さえ込めている人・怒りを制御できている人は、やはり尊敬しちゃいますね…。
フリーランスになってから、仕事内容もコントロールできるようになって、ストレスはだいぶ減りました。
それにともなって、怒ることも少なくなったと感じています。
たとえば日々の満員電車にしても人身事故や天候による遅延に対しても、極端に言ってしまえば自分と何にも関係なくなったわけだから、腹をたてることも全くなくなりましたしね。
自分一人ではどうしようもない、理不尽なことに対して怒りを感じても仕方ないとは頭で思いつつも、なかなかそう上手くいかないのも仕方ないのです。 人間だもの。
怒らないようにするためには、ストレスの原因から遠ざかってしまうこと。
これが一番簡単で、シンプルな解決法に思います。
その3:平日の街が空いている時間に行動できる
自分で時間をコントロールできるようになって、平日の日中に街中に出て活動できるようになったのも、大きく変わったポイントです。
人の少ない時間帯を使って、銀行に行ったり、食事をしたり、カフェでちょっとした作業をしたり、撮影したり…ということが、ストレスなくできるようになりましたね。
いわば繁忙期といえる、お客の多い土日に、わざわざ訪れて行列をつくったりするメリットって、実はなんにもにないんだよね。
空いている日・時間帯に訪れて、よりよいサービスを受けられる方がオトクに決まってます。
また、普段は見られない昼間の風景という一面をみることができるのも、ちょっとしたメリットかもしれません。
その4:お金の使い方が上手くなった
毎月、仕事の内容に関わらず一定の給料が入っていた頃と比べると、フリーランスになったことで「自分で稼いだお金を使っている」という感覚が、以前にも増して鋭くなったようにも感じます。
フリーランスになってからは収支の計算が自然とシビアになります。
自分ひとりが経理担当みたいなものだから、当然ですね。
まあ、極端にいえばケチになったというだけのことなのかもしれないけれど。(笑)
フリーランスになってからは、必要な生活費も減ったように思います。
それでももちろん、会社員時代には外食やストレス発散などで出費することも多かったので、今よりも生活費は高く付いていたことは間違いありません。
2年ほど一人暮らししていた頃は、家に帰ってから夕飯を作る手間を惜しんで(面倒くさがって)、ほぼ毎日のように外食していましたからね。
もちろん家賃や光熱費なども自前で支払うわけだから、そりゃ生活費も高くなるわ…という感じです。
コスパを考えると、実家暮らし最高ですよ! (今は、持ち家だけど。)
その5:「仕事と趣味」の垣根が低くなった
以前、ぼくが行っている6つの仕事(副業)についてまとめたことがありました。
これを見てもらえるとわかるのだけど、半分以上、いやほぼすべての仕事が趣味の延長線上にあるものです。
ブログで文章を書くのも(収益化は意識するとしても)趣味の延長だし、写真を撮るのも動画を撮るのも趣味の延長です。
「あくまで仕事としてわりきってやってる」ものって、意外とあんまりないのですよね。
もちろん、そういった仕事を選択してこなかったという点もありますが。
その6:時間をうまく使えないと焦るようになった
これは良い面も、悪い面もあるかもしれません。
フリーランスになると自分の時間に自由になれる反面、自分で時間をしっかり管理して、過ごしていかないといけません。
自分の意志が弱いと、どうしてもダラダラとすごしてしまうことも。
ただでさえ怠け者だし、その辺の誘惑には弱いのだ…。
会社員時代よりも、そうした「時間を有効活用できなかったことに対する後悔の念」は、一層パワーアップして覆いかぶさってくるように思います。
確かに会社員はその日の勤労時間をクリアーしてしまえば、実際に何をしたかどうかにかかわらず、ひと仕事終えたという感覚は感じられるわけです。
人それぞれ仕事内容の違いはあれど、時間給であることには変わりないですからね。
フリーランスになると、自分の意志でどれだけ働いたか、成果が出たのかが問われます。
1日色々やってみたものの、グダグダになって形にならなかったりすると、その「時間を有効活用できなかったことに対する後悔の念」が、ジワジワとぼくを攻撃してくるのだった…。
その7:土日に仕事することもできる
働く時間が決まっていないということで、土日にお仕事をすることももちろんできるようになりました。
上でも書いているように仕事と趣味の垣根が低くなったということもあり、土日に作業することもそれほど苦でもなくなったのがありがたいところです。
…といってもそれほど根を詰めて「土日も含めて7日間作業するぞ!」なんていうつもりは毛頭なくて、「○曜日はちょっと作業があまりできなかったから、あえて土曜日はちょっと仕事してみるか」というような、バッファとしての作業日として取り扱ってます。
…よくよく考えてみたら、前職で土日に仕事をしてたこと、少なからずありました。
インフラエンジニアという職種の都合上、お客さんがシステムを使っていない土日に変更作業などを行うこと、けっこうあるのです。
その頃との違いは、「自分の意志で自由に土日に働けるか選べる」という点に集約されてきますね。
まとめ
なんだか、少々フリーランスになることのメリットばかりを並べてしまったような感じが、少々しますね…。
当然フリーランスになることすべてがメリットとなるわけではありませんが、どうやらぼくにとってはメリットの方が多かったように、やはり思います。
「自分の裁量で自由に動ける」ことと「それらがすべて自分の責任になる」というのがフリーランスの特徴ですが、ぼくはそうした身分のほうが、ストレスなく動けるタイプの人間なんだと思います。
まあ、メリットがなければわざわざフリーランスにならないですしね。(笑)
期待していたメリットを見込んでいざ退職してみたら、特に不満もなく2年間フリーランスを続けることができました。
今でも「収入の安定性の維持」という点以外に不安はほとんどないので、今のフリーランスとしての活動をこれからも継続できるよう、がんばっていきたいところですね。
それでは!