不労所得がほしい!
とりあえず月5万円ぐらいほしい!
みんな誰もが思うことだと思います。 当然、ぼくだって同じです。
不労所得には色々な種類がありますが、その中のひとつに「株式投資」があります。 株式会社に資金を投じることで、その見返りをもらうというもの。
投資の王道とも言える手法です。
どれぐらいお金を用意して、どれぐらい投資したら、月5万円を毎月もらえるようになるんだろう?
わかっているようで、意外と具体的な元手の金額は知らない人が、ほとんどなんじゃないでしょうか。
今回は、そんな方々に向けてこの記事を書きました。
…ということで、どうもこんにちわ!
ぼく自身も株から不労所得を得ている20代怠け者(@20sInvest)です。
今回は、株式投資から得られる不労所得の計算式について、ご紹介しようと思います。
月5万円の不労所得をゲットするために、一体どれぐらいの元手(資金)が必要になるのか、調べてみましょう!
目次
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この記事のポイント!
- 株式を保有することで「配当金」を貰って不労所得とする
- かかる元手は (5万円 ÷ 月割の配当金) × 株価 で計算できる
- トヨタ自動車なら、月5万円もらうためには1,771万円の元手が必要
「株式で不労所得を得る」って具体的にどういうことなの?
まず、株式投資で不労所得を得るとは一体どういうことなのか、簡単に触れておきますね。
株式投資でお金を手に入れるためには、大きく分けて以下の2つの方法があります。
- 株が値上がりした時に売却することで利益を得る方法
(キャピタルゲイン) - 株を持っているともらえる配当金で利益を得る方法
(インカムゲイン)
さて、不労所得となるのは後者の「株を持っているともらえる配当金で利益を得る方法(インカムゲイン)」です。
株式を持っていると、1年に2回〜4回ほどのタイミングで「配当金」が支払われます。
投資家としては、株を買って企業にお金を貸す代わりに、それによって生まれた利益を見返りとしてもらう、という形です。
配当金を安定してもらうためには、安定した企業の株を買うことが不可欠です。
基本的には、規模の大きい大企業を選ぶことになりますね。
「月5万円の不労所得を稼ぐにはいくらかかるか」の計算式
さてさて、月5万円の不労所得を稼ぐためにいくら元手かかるかを計算する式は、以下のとおりです。
計算方法①:まずは月割の配当金を計算
どういうことか、少し説明しますね。
元手がいくらかかるのかを計算するためには、その前に「何株手に入れれば月5万円の不労所得になるか」を計算していく必要があります。
そのために、まず1ヶ月あたりにもらえる配当金を計算する必要があります。
今回はトヨタ自動車を例に、説明していきましょうか。
トヨタ自動車の2018年の年間の配当金は1株あたり220円でした。
1株持っていると年間220円もらえることになるので、月割計算するために12ヶ月で割ると18.3円です。
1株持っていると、だいたい月18円貰えますよ、ということですね。
基本的に毎月単位で支払われる配当金というものは存在しないので、年間の配当金を12ヶ月で割ってあげて、計算することがほとんどです。
220円 ÷ 12ヶ月 = 18.3円
計算方法②:月5万円もらうために必要な株数を計算する
1株あたりの月にもらえる額はわかったので、あとは毎月ほしい金額分の株数を計算していきます。
計算は単純で5万円で月割の配当金を割ることで、株数が計算できます。
トヨタ自動車の株から、月5万円の配当金をもらうための計算式は、こうなります。
5万円 ÷ 18.3円 = 2,732株
月5万円を不労所得として得るためには、トヨタ自動車の株が2,732株必要ですよ、ということになりました。
計算方法③:必要な株数を買うといくらになるか計算する
そして最後の計算。
トヨタ自動車の株を2,732株買うためには、いくら元手がかかるかを計算しましょう。
これはもう簡単ですね。 株価で株数を掛けるだけ。
トヨタ自動車の株価は、記事執筆時では6,485円なので…計算はこうなります。
株価 6,485円 × 2,732株 = 17,718,589円
結論!
トヨタ自動車から月5万円の不労所得を得るためには元手が1,771万円かかります。
トヨタ | |
---|---|
株価 | 6,485 |
2018年の配当金 | 220 |
2018年の配当金(月割) | 18.3 |
配当利回り | 3.4% |
トヨタ | |
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月1万円 貰うのに必要な株数 | 546 |
月1万円 貰うためにかかる金額 | ¥3,543,716 |
月5万円 貰うのに必要な株数 | 2,732 |
月5万円 貰うためにかかる金額 | ¥17,718,579 |
今回は2018年の年間配当金である220円で計算しましたが、株式は毎年ごとに配当金額が決定されるため、変動することがあります。
配当金額が安定している銘柄もあれば、毎年大きく配当金額が増えたり減ったりする暴れ馬のような銘柄も存在します。
実際には、最低でも過去5年間の配当金額をチェックして、その平均値で月割の配当金額を計算していくのが良いと思います。
そうすれば、数字が平均化されるので、実際の月割の数字に近くなりますね。
過去数十年に渡って、毎年ずっと増配(配当金額が増えた)してきた銘柄です。
米国株式は、歴史的にそうした連続増配を目指す企業が多く、安定して配当金をゲットできる投資先として、人気があります。
株式からの不労所得を手に入れたいということであれば、米国株式は優良な投資先です。 興味があればこちらの記事もどうぞ。
まとめ:元手はかかる しかし、少しずつ増やしていけるのが株式
- 株式を保有することで「配当金」を貰って不労所得とする
- かかる元手は (5万円 ÷ 月割の配当金) × 株価 で計算できる
- トヨタ自動車なら、月5万円もらうためには1,771万円の元手が必要
さて、正直言って1,700万円はかなりの大金ですよね。
この金額をポイと出せるような人は、すでにそれなりの収入か不労所得を得ているお金持ちでしょう。
それじゃあやっぱり、一般人には無理なのか…。
…かというと、そんなことはない!
株式は、1株単位でコツコツ買えるため、大きくまとまった元手がなくとも、たとえば月数万円という形で少しずつ買っていくことが可能です。
(日本の株式は最低購入の株数が決まっていることもありますが、今はそれほど気にせずとも1株単位で購入できます。)
仮に年間170万円ずつ投資していけば、10年で1700万円、月5万円の不労所得をゲットできます。
相続とか何らかの理由で元から大量の株を持っていた…みたいなレアケースを除いて、配当金の不労所得を得ている人のほとんどは、こうして毎月の収入を少しずつ投資にまわしてきた人たちです。
毎月の投資額は人それぞれ、収入額によって違いますが、それでも結局は「浮いたお金をコツコツ投資」して、少しずつ不労所得を増やしてきたのですね。
株式で月5万円の不労所得をもらうための元手はかなり大きなものになりますが、その数字を気にしすぎるのはNGです。
株価が安い局面で買えば、必要な元手は当然もっと低くなります。
少しずつでも定期的に株を購入していけば、その配当金をそのまま株の購入に回す(再投資する)ことができれば、元手はもっと低くなります。
かかる元手に囚われすぎず。 コツコツと資産を増やして不労所得も増やしていきましょう。
ということで、ご参考までに。
それでは!
まず行動!:ネット証券で口座をつくるべし
さて、ここまで読んでいただいて、もし証券口座の口座をつくっていない人。
今すぐ、証券口座をつくりましょう!
上でもお話したとおり「今はまとまった元手がないから口座をつくらなくてもいいかな…」なんて思って尻込みする必要はありません。
株式で不労所得をゲットするためには、毎月の収入からコツコツと投資に回していくのが唯一の方法です。
そのコツコツ投資も、そもそも証券口座が無ければ始まりませんから、やはり思い立ったらすぐさま口座開設をしてしまうのがベストです。
ぼくは、投資信託の積立・株式投資ともにSBI証券を使っています。
ネット証券では最大手サービスで利用者も多いので、安心して使えます。
株式にかかる手数料も、業界最安値水準なので、不便に感じることはまったくないですね。
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(残念ながら、2018年10月時点では株の購入に楽天スーパーポイントを使うことはできませんが、近年のサービス拡大を見ていると、近いうちに可能になりそうです。)