はい、こんにちわ!
今日も日々、コツコツ「投資」を続けている20代怠け者(@20sInvest)です。
ぼくがメインに行なっているのは「投資」です。
そして、投資と似たような言葉として「投機」というものがあります。
両方とも「自分のお金を投じてそのうえで利益を得る」という意味の言葉ですが、この2つの性格は大きく違います。
20代〜30代の若者が目指すべきは「投資」の方だと思ってますし、その理由をこのブログにて日々語っております。
わかっているようで、それぞれの違いが少しあやふやな、この2つの定義。
この記事は、そんな疑問を持った人に向けて、「投資」と「投機」の違いについて、イラストを多めに、なるべくわかりやすくまとめてみました!
ご参考までに、それではどうぞ!
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この記事のポイント!
- 投資はお金から新たなお金を生み出すこと
- 投機はモノの値上がりから利益を得ようとすること
- 投資は着実に儲かる可能性が高い
- 投機はギャンブル的要素が強い
投資と投機の違い・早見表
まず結論を知りたい!
という方のために、まずは投資と投機の違いを早見表にまとめました。 こちらをどうぞ。
投資 | 投機 | |
---|---|---|
目的とその性格 | 資産を投じて増やす | 機会に投じて利益を得る |
期間 | 中・長期間 (数年〜数十年) | 短期間 (数分〜数日) |
ギャンブル的要素 | 薄い | 強い |
爆発的に儲かる可能性 | ほとんど無い | 可能性がある |
着実に儲かる可能性 | 高い | 低い |
リスクとリターン | ローリスク ローリターン | ハイリスク ハイリターン |
主な種類 | 株式投資 不動産投資 投資信託 預金 | FX 先物取引 仮想通貨 デイトレード |
それぞれの意味合いについて、もう少し詳しく知りたいという方は続きへとどうぞ!
「投資」とは
さて、投資とは「お金からさらに新たなお金を生み出そうとすること」です。
あるモノに自分のお金を投じることで手助けをして、そのモノから見返りをもらうことを投資を言います。
そのモノとは、例えば株式会社だったり、ビジネスだったり、ひとりの個人だったり、色々です。
これらにお金を投じること。 つまり「誰かにお金を貸すことで、その見返りとしてのお金をもらうこと」を、一般的に投資と呼びます。
- 長期的にお金を投じること
- 資産を投じて増やすことが目的
- ギャンブル的な要素は薄い
- 爆発的に儲かる可能性は低い
- 着実に儲かる可能性は高い
たとえば株式投資の場合。
株式投資では半年に1回、3ヶ月に1回…といった期間で定期的に「配当金」がもらえます。
例えば、トヨタ自動車の株式なら、1株あたり220円が配当金として1年間にもらえる…といった具合です。
企業は株式を投資家に売ることでお金を手に入れて、そのお金で新しい事業や人を雇ったりして、新たな利益を生み出します。
そこで生み出された利益は、株式を買ってくれた投資家に、見返りとして配当金を支払うという仕組みになっているのです。
つまりは企業が新しい利益を生み出すためのお金は、もともとはこの「投資家が株式を購入したお金」から生まれてきているのです。
これが「お金を投じたことで新たなお金が生み出された」ということなります。 これが投資です。
投資の種類
例えば、投資にはこんな種類のものがあります。
- 株式投資
- 債権投資
- 不動産投資
- 投資信託
- ETF
- 預金
- 金貸し
いずれも、自分のお金を投じることで誰かの手助けをして、その対価としての見返りをもらうものです。
株式なら企業に、債権なら国に、不動産なら住居者に手助けをして、対価として配当金や家賃収入などのお金をもらいます。
こうした見返りはルール化されているので、いくらお金を投じればいくらぐらい返ってくるのかが、ある程度予測できます。
投資の場合、爆発的に儲かる可能性は低いですが、毎月・毎年に着実に見返りが入ってくることがルール化されているので、安定的に着実に儲けやすいというのが特徴です。
ちなみに、「預金」も投資のひとつです。
日本は超低金利なので預金することが投資には見えづらいところもありますが、預けている間は一定のルールに従って金利収入が微弱ながらも発生するので、これも投資のひとつであると言えます。
銀行は、預けているお金を誰か別の人に貸し出したり、他の投資に使うことで、利益を得ています。
いわば銀行にお金を貸しているわけで、その見返りとして金利をもらう、という考え方ですね。
投資はギャンブルなのか?
「投資はギャンブルのようなもので怖い」
…という言葉をよく聞きますが、この言葉には、ちょっとした誤解があります。
その誤解とは「投機のことを投資だと思いこんでいる」ということです。
投機についてはこの後くわしくご紹介しますが、ギャンブルのような面があり、やり方を間違えると大損してしまう可能性があります。
この「大損する」という点はショッキングなので、やはり目立ちますよね。 そうして目立った大損話が独り歩きして、「投資=怖い」という話になっていくのです。
(たとえば、主婦がFXで大損して1000万円を失った! …みたいなね。)
しっかりと「投資」について理解していけば、投資がギャンブル的要素が薄いことがわかるはずです。
「投資=怖い」というイメージは、投資そのものがわからないために起きる誤解、というわけですね。
投機とは
さて、続いては投機についてです。
投機とは、「価格の変動を利用してお金を増やそうとすること」を指します。
短期間で価格の変わるモノに対してお金を投じて、そのモノの価格の変動によってお金を増やそうとすることを、投機と言います。
そのモノとは株式だったり、お金だったり、何らかの権利(オプション)だったりと様々です。
しかし、いずれもその時その瞬間に価格が上がったり下がったりするもの。
自分の金を投じてそれらのモノを購入し、買った時よりも価値が上がったら売ることで利益を得る。
つまり「安く買い、高く売る」ということですね。
これが、一般的な投機と呼ばれるものです。
- 短期的にお金を投じること
- 機会に投じて利益を得ることが目的
- ギャンブル的な要素が強い
- 爆発的に儲かる可能性がある
- 着実に儲かるとは限らない
ちなみに、投機の「機」とは、機会(チャンス)のことです。
あるモノが大きく値上がりするチャンスがあり、大きくお金を稼ぐためにこの機会に賭ける。
この「機会に投じる」ということが、投機の語源です。
投機の場合、投資と違って新たな価値を生み出すということはありません。 モノの値段が、変わるというだけの話ですので。
儲かった人と損をした人、このふたつの損得を合計するとプラスマイナスゼロになる…ということから、投機は「ゼロサムゲーム」と呼ばれることもあります。
値上がりをうまく予想して大きなお金を稼ぐ人もいれば、逆に失敗して大きなお金を失う人もいる。
勝者もいれば敗者もいる。
ギャンブル的要素が強いと言われるのが、ここにあります。
投機の種類
さて、投機にはこんな種類のものが挙げられます。
- FX
- 先物取引
- 仮想通貨
- デイトレード
- 競馬、パチンコなどのギャンブル
2017年に大きな話題となった仮想通貨も、投機の最たるものです。
ビットコインの価値は2017年に大きく伸びましたが、2018年に入ってから以降は大きく下落しました。
大きく伸びた時期の機会に資金を投じた人は大きく儲けたことになりますが、その機会の逃した人は逆に資金を減らしてしまったことになります。
うまくこの機会に乗ることができたかどうか。
これが投機の勝敗を分けるただひとつのポイントです。
また、株式投資であっても、短期的な値上がり・値下がりなどを狙って取引する「デイトレード」の場合は投機に入ります。
数時間、数日間でのみじかい期間で株式買ったり売ったりする場合、株式の配当金は得られません。
そうすると、仮に値上がりによって利益を得たとしても、株式によって「お金で新たなお金が生み出された」ということにはなりません。
お金を投じる対象が、「企業そのもの」なのか「株式そのもの」なのかによって、利益を得る方法も目的も違ってくるということですね。
また、海外の都市部などでは不動産や土地の値上がりを見越して購入することも、投機のひとつとされています。
(日本の不動産の場合、数十年間ほとんど値上がりすることはありませんので投機目的で売買されることはほとんどありませんが…。)
まとめ
- 投資はお金から新たなお金を生み出すこと
- 投機はモノの値上がりから利益を得ようとすること
- 投資は着実に儲かる可能性が高い
- 投機はギャンブル的要素が強い
以上、投資と投機について、それぞれの性格をまとめてみました!
企業やビジネスにお金を投じるのが投資、モノにお金を投じるのが投機。
そう考えてもらうとシンプルかもしれませんね。
「これから資産を増やしていきたい!」という若者にとって、投資の方が好ましい理由はこの「着実に儲かる可能性が高い」という点にあります。
若い人は、やりたい・やりたくないにかかわらず、これから何十年という期間をかけてお金を稼いでいくことになります。
投資は長期間かけて続けていくことで大きなメリットが発揮できます。
20代〜30代の若者が自分の時間的なアドバンテージをもっとも活かせる方法が、投機ではなく投資の方である。 と、ぼくは考えているのですね。
以上、ご参考までに!
それでは!