こんな書籍を図書館で発見しまして。
え? ぼくのための書籍ですか!?
「20代怠け者」なんてペンネームで活動するようになっていたぼくは、この書籍を見た瞬間名指しされたような気持ちになって、ドキリとしてしまった。
この本自体は2009年初版の本ということで、ぼくがこの名前で活動し続ける前よりも先に出ていた本のようでした。 (存在を、知らなかった…。)
怠け者にも3種類存在する!
さてこの本、タイトルでわかるとおり怠け者である我々が、作業を継続的に続けていけるようにするための57のテクニックが書かれています。
この書では怠け者にも3種類、「前進型の怠け者」「幸福型の怠け者」「堕落型の怠け者」がいると定義していました。
- 前進型の怠け者: 怠けるために、工夫しながら行動するタイプ
- 幸福型の怠け者: 現在の状況で満足なので、あえて努力しないタイプ
- 堕落型の怠け者: いつもダラダラして、前に進む意志のないタイプ
ぼくは前進型+幸福型の合成タイプかもしれません。
大金持ちになる必要はなくて、ある程度、自分がぼちぼち苦労なく生活できるレベルの収入があれば、それで良いと思ってます。
しかし、そのレベルの収入を得るためには、工夫しながら行動する他ありませんから、最終的に怠けるために、現在の努力は惜しまない、というタイプなのがぼくなのです。
この書には、怠け者のぼくがすでに実践していたテクニックなどが、すでに書かれていました。
努力家の人にはなくて怠け者にはある武器こそが「怠けるための工夫」だと言うのです。
うーん、まさしく、ぼくのための書籍だったみたい。
前進型怠け者の方にとっては「あるある!」「もうやってる!」といえるような、すでに実践済みテクニックがけっこう含まれているかもしれません。
今回はぼくが前々から実践していたことや、新しくはじめたことを含めて、怠け者でも作業を続けられるようにするためのテクニックについて、少し紹介してみますね。
この著者の書籍、過去にこちらの記事でも紹介していました。
目次
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法則2:あえて他人に流される
怠け者は自発的に新しいことを始めるのが苦手です。
そんな怠け者が新しいことにチャレンジするためには、あえて人の勧めや誘いに乗ってみるというのもひとつの手です。
他人に流されることは一般的にはあまり良い風潮とはみなされないけれど、他人にあえて流されることで新しいことを始めるキッカケになるのであれば、積極的に利用していこう、とこの書では語られてます。
ぼく自身も、なかなか自発的に新しいことを始めたり、新しいグループの輪の中に入っていくことがどうにも苦手だったりするのですよね…。
そういうときに誘ってくれたり、声をかけてくれたりするとすごいうれしいんです。 (Twitterなどでも、リプライしてもらうと裏では想像以上にうれしがってたりするw)
新しいことを始める、新しいグループの人達とつながるキッカケは、そういったところが多いかもしれません。
ぜひ、気軽に声をかけてみてもらえると、ありがたいです。
問い合わせフォームからでも、Twitterからでもどちらでも!
法則15:「続けること」に努力をしない
何事も、継続が大事です。
ブログなどのストック型ビジネスの場合も、記事をとことん書いていって、積み重ねていくことが一番大事なことになります。
つまりは「作業を継続すること」が重要だということになるのだけど、そんなことを怠け者がやろうとするのは、とても大変。
ここでは継続することを目標に努力するのではなく「習慣化すること」を目標に努力するべしとしています。
「歯磨きをしないと気持ちが悪い」と同じように、ランニングなら「走らないと気持ちが悪い」という状態にまでもっていけばいいんですよね。
ブログ記事を書くことも、生活習慣のひとつとして、サラサラ書けるようにしています。
その域にまでもっていければ、根が怠け者の人間でもそれほど苦なく、作業を続けていけます。
ちなみにぼくは、ランニングに「定期的な運動」+「煮詰まった時にアイデアを湧き上がらせる」という付加価値を付けました。
これなら、なるべく走りたい、走らないと気持ち悪い…というような状況になるので、自然にランニングが継続できちゃうんですよね。
法則24:曜日で作業を決めておく
フリーランスになってから、色んな作業を黙々と、思いつくままにやっていました。 しかし、明確に「この日にこれをやる」と決めていなかったのです。
そうすると、どれだけ作業しても、また作業をサボっていたとしても、進み具合が肌で体感できなかったのですね。
仕事とオフに関する、メリハリが付いてなかったのだと、思います。
「時間ができたらやる」「洗濯機がいっぱいになったらやる」と設定していると、いい加減になりがち。
そのためむしろあえて「月曜日はこれをやる」「火曜日はこれをやる」と決めてしまうことにしました。
それによって、強制力をうまく使って作業ができるようになるのですね。
とりあえず暫定ですが、ぼくはこんな感じで月〜金のスケジュールを設定してみました。 (メインにやる作業を決めておくだけで、その他の作業をまったくやらないというわけではない!)
- 月曜日: ブログの日
- 火曜日: ゲームの日
- 水曜日: 運動の日
- 木曜日: ブログの日
- 金曜日: 写真・動画編集の日
まだ、これを実践しはじめて1〜2週間目ぐらいですが、ただ漠然と作業していた頃に比べて、「今日は○○をやった」「前に進んだ!」という感覚が、肌で感じられるようになったように感じてます。
すべてを満足に行うことなんて不可能なのだから、曜日ごとにやることを決めて、取捨選択をすることも、怠け者にとっては大切なメソッドです。
法則35:音楽で気分を盛り上げる
怠け者が作業効率を上げるために必要となるのが「音楽」です。
不特定多数の人がいるカフェなどで仕事をする場合、客層などの雰囲気などで作業効率が落ちてしまうこともあるので、音楽を効くことで集中するということも、時に重要なのですね。
ぼくの場合は、テクノミュージックやハウスミュージックが作業用BGMとしてベストマッチしてます。
これらのジャンルは、基本的に同じリズムを刻みながら1時間〜2時間の長さでミックスされているので、意識が途切れることなく、継続的に作業できるのです。
怠け者は、YouTubeでテクノDJのMixを聴きながら仕事してます
法則45:怠けた結果 どうなるか想像する
ついついダラダラしてしまう理由のひとつに「怠けた結果を深く考えない」というところがあります。
怠けた結果、つもりつもって10年後・20年後にどうなっているか…。
なるべくなら考えたくないことではありますが、考えないといつまでたってもズルズルと、問題が解決されずに残り続けます。
合理的な怠け者は、いつまでも問題に悩まされ続けたくないと考えるので、どうせやるなら今から、ゆっくり解決に向けて動き出そう、と考えます。
ある種、自分を奮い立たせるためのカンフル剤のような役目があるように思いますね。
ぼくは「老人になるまでずっと働き続ける生活だけはイヤだ」と怠け者気質で考え続けているからこそ、今面倒でも作業を継続して、不労所得を手に入れられるように動き続けています。
同じように、運動をするのも「老人になった頃に身体が満足に動かなくなって、寝たきりになるのはイヤだ」という考えにもとづいているとも、言えますね。
法則57:とことん怠ける日をつくる
意外に思われるかもしれませんが、なまけものの中には「隠れ完璧主義者」とでも呼ぶべき人達が大勢います。
完璧を求めるあまり、ああでもない、こうでもないと思いをめぐらせ、いつまでも取りかからない。
また、せっかく取りかかっても途中で嫌になってしまう。
特に他者の目を気にするタイプの人は「誰からも文句を言われないようにしよう」と考え、中途半端な完璧主義者に陥りがちです。
と書いてあったこの最終項目。
ビックリするぐらい、ぼくのことを言い合えてられてしまって、内心ギクリとした部分です。
そう、ぼくも意外と完璧主義者的なところがあるのです。
そのくせ、どれも完璧に至る前に、中途半端になってしまう。
これらを回避するためには、メリハリが必要だということで、筆者は「とことん怠ける日」を設定すべきだとしています。
いわばガス抜きの休日ですね。 PCを触らず、メールのチェックもしない。 勉強も読書もしない。
あえてまったく何もしない日を設ける! ということも、物事を継続していくために大事なことのひとつのようです。
まとめ
割と偶然の出会いだったこの書籍。
ぼくが日々漠然と考えていたことが、文字に起こされていてなかなか衝撃でした。
この書で定義されていたとおり、今後は「怠け者は怠け者でも、前進型怠け者ですから!(キリッ)」と、主張するようにしようかなとか、思ってます。
この書で紹介されている57の法則、すべてを実践しなくて良いと思います。
これは自分にも出来そう! という法則だけ、実践し続けていけばいいはずです。
怠け者だけに、取捨選択しちゃえばいいんですよ。
以上、ご参考程度に!
それでは!
この著者の別シリーズも出てるみたいです。