先日、フリーランスの経費計上に関する記事を書きました。

フリーランスになる税制上のメリット! 経費を自分でコントロール出来るということ | 怠け者の20代が投資やってみたブログ

 

フリーランスや個人事業主は、自分で経費をコントロール出来るようになるのが大きな強み、メリットだという話ですが、実は副業でも経費を申告してコントロールすることが可能です。

どうもぼくは、誰かと会う度に「副業ブログオススメだよ!」という話をしょっちゅうしている気がするのだけど、副収入を得られるということだけでなく、節税効果にも期待できるというのが、もう一つの理由です。

実際どんな項目が経費として申告できるのか? ちょっとリストアップしてみました。 ご参考までにどうぞ。

 

投資デビューを応援! マネックス証券では現在、口座開設で現金プレゼント・キャンペーンを開催中です。

副業ブロガーでも経費計上は可能

副業としてブログを運営している人でも、そのブログにかかった費用は経費として計上することが可能です。 というか、実際にぼく自身が2015年はそうして確定申告してました。

ブログビジネスは極端なところ、サーバ代ぐらいで、後は自分自身の作業に対する労力ぐらいで済んでしまいます。

とはいえ、本業であろうと副業であろうと、ブログの更新や運営にかかった費用は、経費として申告することが可能です。

「雑所得」の経費として計上する

副業ブロガーの場合、だいたいは「雑所得」として申告することになると思います。

雑所得は「事業として行っているわけではない、ちょっとした収入」という扱いの所得を指します。 まあまさしく、副業レベルであれば雑所得、と考えておけばよろしいかと。

ちょっとした副業扱いだとしても、それにかかった費用は、経費として申告することが可能です。

ちなみに本業ブロガーの場合は「事業所得」扱いに、会社員給料は「給与所得」という扱いになります。

  • 会社員の給料: 給与所得 (経費の申告・不可)
  • 副業での収入: 雑所得 (経費の申告・可)
  • 個人事業の収入: 事業所得 (経費の申告・可)

雑所得は20万円を越えたら確定申告が必要!

雑所得(副業)の場合、所得金額が年間20万円を越えた場合、確定申告が必要です。

会社員もしつつ副業もしている場合は、年末調整とは別に確定申告もする必要があるので要注意です。

ただしあくまでも「所得が20万円を越えた場合」なので、経費を含めて20万円を越えていないと判断した場合は、確定申告をする必要はないようです。 (一応、それを証明できるようにしておく必要がありますが。)

ブロガーが計上できる費用の例

さて実際にどのような費用が経費計上できるのか? 少しリストアップしてみました。

下記以外にも「ブログを運営する上で必要だ」という費用であれば、胸を張って経費計上してOKだと思います。

  • サーバレンタル・ドメイン代金 (通信費の扱いになる)
  • 書籍購入
  • セミナー参加費 (ブログ運営に関するものや、ブログで取り扱っている話題のセミナー)
  • 事務所代 (例えば自宅の自室を事務所として使っている場合)
  • 水道光熱費 (事務所での作業に必要となった費用)
  • 交通費 (イベント参加や取材費として)
  • 交際費 (情報交換や打ち合わせ、懇親会など)
  • 人件費 (記事執筆を依頼した場合など。 自分で全部やる場合はゼロ!)
  • 消耗品費 (ノートや文房具、印刷用紙など)

事業用と個人利用の線引が面倒くさいものも。

これらのなかには、事業用と個人利用の線引、割合の按分が難しいものもあります。

例えば水道光熱費などは、実際にブログ作業でどれぐらい使って、生活にどれぐらい使ったかなどを明確に切り分けるのが難しいので、場合によっては経費計上しない方がラクな場合もあります。

収入金額の大きな本業レベルなら、正しく按分して経費として申告するのも良いのだけど、副業レベルであれば割り切ってしまうのもよいでしょう。

記事ネタになるならば経費計上可能!?

また、記事のネタとして書籍を購入する場合も、経費計上できます。

ぼくの場合、投資やビジネス、ブログ運営、その他の技術書などは記事ネタ+自分の勉強用として、経費計上しています。 月額980円のKindle Unlimitedでも投資系の書籍を読んでいるので、これも経費計上対象です。

極端に言えば漫画だって、ブログの記事ネタにするのであれば経費計上できる…というのが筋ではあるのだけど、だからといって何でもかんでも購入した書籍を費用計上すると、税務署からのツッコミが来るかもしれません。

最終的には程度の問題になると思います。 極端になればなるほど、ツッコミを受ける可能性は高くなりそうです。

 

とはいえ、自分で「ブログを運営する上で必要だ」と説明出来るのであれば大丈夫のはずですよ。

仮にNGを食らったとしても、自分が正しいと思って申告したものは、別に罪に問われたりすることはありませんから。

(もちろん、ウソの申告はダメ。)

通常はほとんどコストがかからないのがブログ収入の強みですが、コストをかけてもちゃんと経費としてみなされるのも、ブログ収入のもうひとつの強みです。

上手く経費を調整すれば、年間20万円以下の所得に抑えることも可能でしょう。

そんなわけで、副業ブログ、オススメですよ!w それでは!