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先日セミリタイアについて書いたので、もう少し追記しておきます。

ぼくの今の生活は「セミリタイア」だろうか? セミリタイアの定義ってなんだろう? | 怠け者の20代が投資やってみたブログ

セミリタイアを実際にするならば、何歳までにするのが良いのだろう。 また、何歳からセミリタイアするのが良いのだろう?

そうした疑問をちょっと考えてみます。

 

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セミリタイアはいつでも出来る?

セミリタイアは一般的なリタイアである定年退職と違って、「いつ起きる」「いつ出来る」と決まっているものではありません。

公的にセミリタイアとして身分が認められるわけでも、資格があるわけでもないので、あくまで「自分がリタイアできるようになったからする」だけのものでしかないと言えます。

 

そうなると、乱暴に言ってしまえば年齢はまったく関係なく、セミリタイアなんていつでもできるということになってしまいますね。

貯金をためてから仕事を辞めて、これがセミリタイアだ! と言い張ればセミリタイアなわけだから。

☑ セミリタイア自体はいつでも出来る

問題はセミリタイアを維持できるか

ただ実際のところ、セミリタイア後にその状態を維持できるかどうかが問題です。

ただ貯金を食い潰すだけの生活をするのでは、限界があると言わざるを得ないでしょう。

いつ沢山のお金が必要になるかもわからないまま、少しずつ減っていく資産の残高を見ながら生活していくのは、正直いって幸せなセミリタイアとはいえないですよね。

誰も将来にわたってどんなお金がいくらかかるかなんてわかりません。 若いうちから貯金や資産を食いつぶして生活していくのは、懸命とはいえないと思います。

☑ 貯金を貯めるだけではセミリタイアを維持できない

定年後のリタイアも貯金のみはキツいかも?

考えようによっては「一般的な定年退職」というリタイアでさえも、それまでの貯金を食い潰すだけの生活にシフトしてしまうと、一概に幸せであるとは言えないのかもしれない。

もちろん「どうせもうすぐ死ぬ」という条件があるのであればそれでもいいのかもしれないけれど、今後は医療の発達で更に平均寿命が伸びていく可能性もあります。

そうなると定年後も「まだまだ生きる」という考えでいるほうがよいです。 そうなると、定年退職でさえも貯金だけでなんとかしのごうとするのは、キツいんじゃないかなあ。

セミリタイアは若いうちに安定した不労所得を得られるかどうかがカギ

「安定した不労所得>生活費」となることで、セミリタイアが可能と考えるのが無難です。

定年までに自分の生活レベルを維持できる不労収入を得ることができれば、あとは本人の意志によってセミリタイアに踏み切ることができるわけです。

 

「安定した不労所得を満足に得る」ことも、これまた年齢に関係なく可能なことです。 若くして事業が成功して、同年代の一般的なサラリーマンよりも多くの収入を得ている人も存在します。

なのでここでは、セミリタイアの条件は安定した不労所得を得ることだと、定義しておこう。

☑ セミリタイアの条件は「安定した不労所得」を得ること

セミリタイアに年齢は関係ない

そんなわけで結論としては、セミリタイアに年齢は関係ありません。

年齢よりもむしろ、「その人が置かれている状況」の方がセミリタイアできる/できないに関わってくるものだと考えてます。

 

例えば「結婚して子供もいる20代」「独身一人暮らしの30代」を比べると、セミリタイアに近いのは断然後者になるわけですよね。

独身なら、自分が食べていけるだけの生活費分が安定して入ってくればセミリタイアが比較的簡単に出来るし、場合によっては再び働くということも柔軟に行えます。

そして、その逆はというと。 自分以外も養う身になると、セミリタイアに要求される水準は上がるし、なかなか踏ん切りがつかなくなるのも、抱えているものの重さを考えると当然です。

 

それ以外にも置かれた環境はひとそれぞれ違うので、簡単に何歳だからセミリタイア!というようには考えられないのがこの世の中です。

本当にセミリタイアしたい! と考えているのであれば、自分の年齢よりも自分が置かれている状況をみて、その状況を維持できる不労所得を得るにはどれだけかかるかを考えた方が良さそうです。

若いうちからセミリタイアを目標にするのは大事だと思う

そんなわけで結局のところ「年齢とセミリタイアは関係ない」という結論に達したわけですが、もうひとつ言えるのはセミリタイアを目標にするなら、早いほうが良いということ。

セミリタイアの条件である安定した不労所得を得るには、労力と時間がかかります。

中には半年や1年ですごい金額を得る人もいますがそれはレアケースで、ほとんどの場合は時間をかけて着実に増やしていくことになるでしょう。

 

そうなると、投資と同じで、始めるのが早ければ早いほど良いということになります。

仮に安定した不労所得を得るまでに10年かかるとして、40歳までにセミリタイアしたいとなった場合は30歳までにはセミリタイアを目標に活動する必要があります。 もっと早く引退したいなら、もっと早く。

もし、未成年からセミリタイアを目標にして活動していたのなら、20代中のセミリタイアだって夢じゃないかもしれないですしね。

☑ セミリタイアを目標にするなら、早く!

目標にしなければ、セミリタイアは永遠にできない

逆に、セミリタイアを目標にして活動しなければ永遠にセミリタイアできるものではないということも事実です。

この社会の殆どの人達が定年まで働き続けているという事実を考えると、漠然と「セミリタイアっていいなぁ」ぐらいの考えで過ごしている限りは、何歳になってもリタイアすることはできないでしょう。

最悪の場合、定年に達してもまだ生活費を得るために働き続けないといけない羽目になることもありえます。

 

場合によっては定年制だって今後どうなるかわからないですしね…。

自分らが60歳になった頃には「定年80年制」とかになってるかもしれない。 ウッ、考えただけでも寒気が…!

セミリタイアにまず必要なのは「セミリタイアするぞ」という目標です。

そしてその後に必要なのは実際に「不労所得を得ていくための知識」ですね。

このブログではそういった不労所得を得るためのヒントになる(であろう)記事を色々と書いてますので、どうぞご参考くださいね。

 

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実際に参加してみた際のレポートもこちらにまとめてありますので、どうぞ。

それでは!