なんとか、米国株を積み立てるようにして購入していくことは出来ないものかな…。
それも、出来ることなら低コストでやりたい。
そんなことを考えている方は要チェックです。
「全自動」ではなく、あくまで「半自動」になりますが、低コストで米国株式を積立感覚で購入していく方法を見付けました。
この方法を使っていけば、定期的にUSドルを積み立てて、自分の購入基準に達した時点で米国株式を追加購入出来ます。
その方法について、詳しく見ていきましょう!
目次
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この記事のポイント!
- SBI証券+住信SBIネット銀行を使うと低コストで外貨積立出来る!
- 住信SBIネット銀行でUSドルを購入した場合の為替手数料は0.02円
- 毎日積立が可能なので、ドルコスト平均法でUSドルを積立できる
- 自分の購入基準に達したら、外貨預金→買付余力に入金して米国株式を購入!
【方法】SBI証券+住信SBIネット銀行を使います
すでにTwitterでもつぶやいているのですが、こんな方法を用います。
外貨積立って、一般的には「あんまり得しないよ」みたいに言われるんですが、住信SBIネット銀行の外貨積立の場合は積み立てておいたUSドルなどをSBI証券にノーコストで移行して買付余力に出来るので、ある意味「半自動で米国株・ETFの積立」みたいなことができます。 pic.twitter.com/sZazs53PPl
— 20代怠け者 (@20sInvest) 2018年12月4日
この2つを使って、米国株式購入用のUSドルを毎日積み立てていく、という方式を使います。
もう少し詳しくご説明しますね。
米国株を買うためには、日本円ではなく「USドルの買付余力」が必要です。
買付余力というのは簡単に言えば「株を買うための資金を入れる口座」といったもので、この買付余力にお金を入れないと、株式は購入できない仕組みになっています。
住信SBI銀行で積み立てたUSドルは、SBI証券の買付余力に移行できる
この買付余力にUSドルを入れる方法は、SBI証券の場合この2つの方法のどちらかが利用できます。
- 日本円でUSドルを購入して、買付余力に入れる
- 住信SBIネット銀行のUSドル外貨預金から、買付余力に入れる
①の「日本円でUSドルを購入して、買付余力に入れる」はSBI証券上で直接、日本円の買付余力をUSドルに交換するという方法です。
②の住信SBIネット銀行のUSドル外貨預金から、買付余力に入れるは、住信SBIネット銀行の外貨預金でUSドルを積み立てておいて、そこからSBI証券の外貨預金に移行するよ、という方法ですね。
それぞれのイメージは、こんな感じです。
どちらの方法でも最終的に米国株式が購入できますが、どちらも「買付余力」のUSドルから購入することになります。
【手数料】住信SBIネット銀行でUSドルを積み立てるほうが有利!
別に大した代わりが無いようにも思えますが、②の方法の方が手数料上有利です。
それぞれの方法で日本円→USドルに交換した場合の手数料は以下の通り!
為替手数料 | 買付余力への 移行手数料 |
|
---|---|---|
①SBI証券で 日本円→USドルに交換 | ¥0.25 | - |
②住信SBIネット銀行で 日本円→USドルに交換 | ¥0.02 | ¥0 |
方や0.25円、方や0.02円です。
②の方法を用いると、なんと為替手数料を12.5分の1まで小さくすることが出来るのです。
こちら、それぞれの証拠写真。
例えば、1000ドルを交換した際の為替手数料はそれぞれこうなります。
その差、230円。 おおよそ2ドル分ぐらいの差が生じます。
この手数料差を積み重ねていくと…いずれ大きな差となって現れますね。
- SBI証券: 250円
- 住信SBIネット銀行: 20円
住信SBIネット銀行の外貨積立を使っていく3つのメリット
この方法を使うメリットをまとめました。 1つずつ、見ていきましょう。
メリット①:手数料が安い
すでに上でもご説明した通りですが、SBI証券で直接交換するよりも、住信SBIネット銀行を経由したほうが手数料が低く済みます。
12.5倍以上の為替手数料と考えると、この方法を使わない手は無いですね。
メリット③:住信SBIネット銀行→SBI証券へのUSドルの移行は無料
住信SBIネット銀行の外貨預金からSBI証券の買付余力への移行(入金)は無料です。
すべてSBI証券上の管理画面から操作できて、基本的にその日のうちに住信SBIネット銀行→SBI証券の入金が完了します。
SBI証券だけで完結するよりもひと手間かかるといえばかかりますが、手数料には替えられません。(笑)
メリット③:自動的に毎日積立できる
「外貨積立」ですので、決めたタイミングで自動的に積立をしていくことが可能です。
住信SBIネット銀行の場合、積立タイミングも柔軟に設定できます。
- 毎日 (毎営業日に積立)
- 毎週 (特定の曜日に積立)
- 毎月 (特定の日付に積立)
外貨積立の設定時に、このように「買付け頻度」を設定する部分があります。 ここで、タイミングを指定しておけば、後は自動的に積立してくれるというわけですね。
定期的にUSドルを積立していくことが可能なので、USドルレートの平均化が可能です。
つまり、ドルコスト平均法を使って米国株式を買えるということですね。
「半自動化できる」というのは、こういうことです。
USドルの積立を低コストで自動的に行えるので、平均化された為替レートで米国株式を購入出来ます。
「半自動」米国株式積立の流れ
ということで「半自動」米国株行きの積立の流れは、以下の通りです。
- 住信SBIネット銀行でUSドルの外貨積立を設定する
- USドルが購入基準の金額に達したら、SBI証券の買付余力に入金する
- SBI証券の買付余力から米国株を購入する
- 上記を繰り返す
この方法を用いることで、コストがかなり低く済みます。
ドルレートも平均化しますので、高値づかみをしてしまった…という精神的な圧迫感も低くなりますね!
20代怠け者も実践中
この方法、ぼく20代怠け者(@20sInvest)自身も実践中です。
日本円で持っていた余裕資金を、毎営業日ごとに3,250円単位で積立を行っています。
この場合、だいたい1日28ドルほどが購入されるので、手数料としては0.56円ほど。 これぐらいなら、ぜんぜん許容できる範囲です。
外貨積立を設定しておくと、このような感じで毎日の積立額がチェック出来ます。
金額的に微々たるものではありますが、USドル預金ですので利息も付きます。
この外貨預金がぼくのUSドルの購入基準に達した時点で、SBI証券の買付余力に移行し、米国株を追加購入していく、という流れです。
1営業日で3,250円なので、1ヶ月で65,000円の積立額です。
金額を多めに設定しているのは、日本円としても持っていた余裕資金をUSドルに移行していっているからですね。
想定している余裕資金がすべて移行し終わったら、もう少し積立額を小さくするかもしれません。
まとめ
- SBI証券+住信SBIネット銀行を使うと低コストで外貨積立出来る!
- 住信SBIネット銀行でUSドルを購入した場合の為替手数料は0.02円
- 毎日積立が可能なので、ドルコスト平均法でUSドルを積立できる
- 自分の購入基準に達したら、外貨預金→買付余力に入金して米国株式を購入!
以上、半自動で米国株式を購入していく方法でした。
この方法については常に新しい方法をチェック中で、もう少し自動化出来るかもしれません。
その方法が確認出来たら、また追記したいと思います!
以上、ご参考までに。
それでは!
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