はい、こんにちわ。
ここ最近は投資活動を少々控えめにして、現金を、生活防衛資金を貯める方向に力を傾けつつあります。
そのためにぼくが取った策のひとつとして、2つの銀行の普通預金を同時に使って、使い分けることにしました。
この方法、お金を貯めるのになかなか良い方法です。
その理由について、ちょっと語りますね。
目次
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「普段使い用口座」と「貯金用口座」に分ける
ぼくは現在、現金預金の口座を主に「普段使い用口座」と「貯金用口座」の2つに分けて管理・利用しています。
普段使い用口座
- クレジットカードや生活費の引き落としはこの口座から
- ATMでの現金引き落としもこの口座から
- メインの収入、定期的な収入はすべてこの口座に入れる
- この口座内の金額が増えてきたら、つど貯金用口座に預け入れる
- 投資信託の積立はこの口座から
貯金用口座
- この口座に入金したお金は通常は使わない
- 各種引き落としサービスはこの口座では利用しない
- 臨時収入(ボーナス含む)はこの口座に入れる
- 目標額まだ貯まった場合、ここから使うこともある
名前の通り、普段の生活で使うためのお金は普段使い用口座に入れたお金のみを使い、貯めるお金はすべて貯金用口座に預け入れることにしておきます。
臨時収入の類、ポイントの換金だったり、モノを買取に出したり、賞与・ボーナスを得た場合などは「元からなかったもの」として、貯金用口座に入れてしまいます。
口座を2つに分けるメリット
「普段使い用口座」「貯金用口座」に分ける理由、そのメリットをまとめてみました。
- 理由1:なんとなく使ってしまうことを防げる
- 理由2:現在の金額が明確にわかる
- 理由3:収入の種類によって用途を明確に分けられる
理由1:なんとなく使ってしまうことを防げる
意外と人間は意志が弱いもので、同じ口座の中に入っていたお金は、心のなかでは貯金用だと思っていてもついつい使ってしまうもののようです。
お金が貯まらないという一番の理由は、結局のところここに行き着いてしまうのではないかと。
この「なんとなく使ってしまう」という行為を避ける一番簡単な方法は、普段使い用のお金と、貯金用のお金を別々に管理することです。
人間、意志が弱いのは仕方がないものなので、システム的に貯金用のお金を使いづらくしてしまうのが一番です。
理由2:現在の金額が明確にわかる
「貯金をする」からには、目標の金額があるはず。
貯金用口座を用意し、そこにお金を貯めていくことで、「残高」という目標金額が明確にわかるようになります。
「貯金用口座は使わない」というルールを決めて、それをちゃんと守ってさえいれば、ゆっくりペースだとしてもかならずお金が貯まっていくはずです。
その残高を見ながらニヤニヤしながら、地道に貯金していってもいいと思うんですよね。
ひとつの口座で貯金をしてしまうと、生活費などで減っていくことも多々あるので、あまり気持ちのよいものでもないですから。
理由3:収入の種類によって用途を明確に分けられる
一般的な会社員として生活している場合、ほとんどの収入は「給料」ひとつかもしれません。
しかし、時には臨時収入が入ってくることもあるはずです。 例えば「賞与」とかね。
すべての収入をひとつの口座に入れてしまうと、あとから振り返って「どの収入をどの目的で使うのか」がわかりづらくなってしまいます。
口座を分けておけば、通帳をあとから見て「この収入が貯金されている」と確認しやすくなりますよね。
見える化が重要!
重要なのは「見える化」です。
ひとつの口座で複数の目的のお金を管理していると、頭のなかでわかっているつもりでも、だんだんと曖昧になってきます。
そして、遊びで使うお金も、貯めておくお金もひとつの方法で引き出せてしまうので、うっかり使ってしまう可能性もでてきます。
しかしうっかり使っても、収入や支出の目的がハッキリしないので、ズルズルといってしまう。
実際、ぼくの周りで「お金が貯まらない」と話している人の内情をうかがうと、そうした理由が多いように感じました。
やはり、明確にシステムとしてお金を分けてしまって、貯金用のお金がどうなっているのか、ちゃんと数字で確認できるようにするのがベストです。
銀行口座というシステムは、自動的に入出金の履歴を記録してくれるので、管理もしやすいですし一石二鳥。
自分の手で家計簿を付けるというのも重要な手ではあるのだけど、正直なところ面倒臭いもの…。
手動で計算するよりも、システム的にお金を2つに分割してしまって、通帳や入出金履歴で管理する方が、ラクだと思います。
「なんとなく貯まってた」という状況が一番なんだけど、そうは簡単にいかないのが現実のつらいところです。
人間の意志の弱さをあなどってはいけません。
「つい油断して浪費して貯金用のお金に手を付けてしまう」という事態をさけるためにも、銀行口座を2つに分けていくのが、シンプルかつ簡単にできる方法だと思いますよ。
以上ご参考までに、それでは!