先日、満員電車での通勤について少し書きました。
ぼくは満員電車通勤を避ける方法について考えた結果、独立して自宅や外出先で働くという選択を取ることにしました。
自宅で働くことができればそもそも通勤の必要もないので、満員電車の通勤地獄に放り込まれることもありませんしね。
とはいえ、独立はやはりハードルが高いもの。 万人にオススメできることではないことは、充分わかってます。
それならば「独立」とまではいかなくても、リモートワーク可能なお仕事を探すのがいいでしょう。
オフィスや職場に出社せず、自宅や外出先などの離れた場所から業務を行うという勤務形態のこと。
リモートワークは、通勤地獄から解放される大きな手段でもあります。
通勤しなくても良いということは、それらの肉体的・精神的な苦労から解放され、さらに無駄な時間も節約できる。 いい事ずくめです。
そんな働き方ができるリモートワークOKのお仕事、興味ありますよね。
ということで今回は、世の中にはどんなリモートワークがあるのかを改めて調べ直してみました!
ご参考までに、それではどうぞ!
目次
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この記事のポイント!
- 自宅から自由に働ける勤務形態のことを「リモートワーク」という!
- リモートワークには大きく分けて2種類、「求人案件に応募して働くもの」と「自分で仕組みをつくって働くもの」がある
- 基本的には自分の技術を使って企業からお仕事をもらうものが多い
- 秘書代行なら、特別な技術がなくても事務作業などでリモートワークも可能
その1:プログラマ・エンジニア
リモートワークの王道はこれです。
自らの技術を活かして企業からプログラムやシステム、アプリの制作や管理などを請け負い、自宅などのPC環境で開発や保守、運用などを行うというもの。
エンジニアは基本的にPCに向かう仕事ですが、通信環境さえあれば別にオフィス内で働く必要は必ずしもありませんので、リモートワークにはかなり向いている職種です。
プログラマ・エンジニアのリモートワークは主に以下の3パターンに分けられますね。
- 会社員として所属するが、働く場所を限定せずにリモートで働く
- フリーランスとして、企業から制作案件をもらってリモートで働く
- 自ら開発したシステムやソフト、アプリで稼ぐ
一番多いのが、フリーランスとして制作案件をもらい、自宅や出先で働くというリモートワークのパターン。
課せられた成果さえしっかり出せば良いので、しっかりと働く時間をコントロールさえできれば、自宅だろうと旅行中だろうと仕事できるのが強みです。
また、システムなどは保守や運用もセットで依頼されることもあるので、開発からそのまま運用に移行する形で継続案件とすることもできて、安定しやすいという特徴もありますね。
フリーランスとして働く場合「いかにして継続案件を手に入れるか!」というのが勝負どころでもあります。
本人の技術力次第では、1社〜2社からの継続案件だけで問題なく食べていけるだけの収入を確保できる、なんてことも。
余談ですが、エンジニアでもインフラ系エンジニアの場合はリモートワークが不可の場合があります。
というのも、インフラ系の仕事はシステムの基盤、つまり実際に動くサーバそのものだったりネットワーク機器だったりの構築や管理などが仕事になるため、実際にデータセンターなどの現地に赴く必要が、少なからずあるからです。
フリーランスで働いていたとしても、インターネット上だけで解決できるわけではなく、なにか問題があったら現地へ飛ばないといけない…なんてことも多いので、リモートワークには正直、向いてません。
(ちなみに、ぼくの前職はインフラエンジニアでした。 そのため、自分がやりたいリモートワークの働き方とは対象的で、正直かなりガックリきてしまった記憶があります。)
プログラマ・エンジニアの仕事を探すには…
こうしたフリーランスの案件を探す方法はいくつかありますが、現在はフリーランス案件を紹介するマッチングサイトやエージェントも多く存在しています。
知り合いのツテなどを使って仕事にありつければそれでも全然OKだけど、それ以外から広くお仕事を探したい…ということであれば、やはりエージェントなどに登録して案件を探すのがベストでしょう。
ちなみにフリーランス求人案件を扱うエージェントでも、リモートワーク案件を取り扱っているところと取り扱っていないところの2種類があるので要注意。
いざ登録して案件を聞いてみたはいいものの、実は「オフィスへのフルタイムでの常駐のみ」を取り扱っていて、リモートワークの案件一切なし、なんてエージェントも存在します。
それじゃ、会社員として就職しているのとなんら変わりがないので、正直無意味もいいとこ。
しっかり、リモートワーク案件を取り扱っているエージェントを選ぶべきですね。
…ということでリモートワーク案件を取り扱っているエージェントは、以下の2つがあります。
両者とも、上記ページからどんな案件があるか、未登録でもチェックすることができるようになっていますよ。
リモートワーク対応の案件にはしっかりと「リモートOK」といった記述があるので、興味があれば直接見てみてくださいませ。
その2:クラウドソーシング
プログラマ・エンジニアと近いところではありますが、何もリモートワークはプログラミングをしたり、開発をするだけが仕事ではありません。
「クラウドソーシング」という、インターネットのWebサービスを経由して仕事を依頼・受注する仕組みでは、自宅にいながらこれだけの多様な仕事をすることも可能です。
- システム開発
- システム保守・運用
- ホームページ作成
- ネーミング・企画
- データ入力
- ライティング
- デザイン
- 動画制作
- 声優・ナレーション
- 翻訳・通訳
- リサーチ
- コンサルティング
- アンケート
- 申請書の入力・記入代行
- 資格者保有者の立会代行
こうした仕事を1件いくらで請け負って、成果物を依頼者に送ることで収入を得るというのがクラウドソーシングの大まかな流れ。
クラウドソーシングで使われているのはブログ記事などのライティングが多いです。
もちろん、それ以外にもかなり多様な種類のお仕事があるので、色々と探してみれば自分ならできる!という案件が、少なからず必ず見つかります。
案件や依頼者次第で「継続依頼アリ」とうたっているものも多くあるので、そうした依頼者からうまく信頼を勝ち取れれば、安定的な仕事にもなります。
ただし、単価は仕事内容によってピンキリです。
ライティングひとつにしても、誰でも書ける内容と専門知識がないと書けない内容で、それぞれ記事単価(もしくは文字単価)は大きく変わります。
なるべくなら、自分の経験や知識を活かした案件で勝負したいところですね!
クラウドソーシングの仕事を探すには…
クラウドソーシングでの仕事を探したい場合は、大手サービスを選ぶのが圧倒的に便利です。
というのも、幅広い案件の中から自分にあった案件を探し出すのがクラウドソーシングで仕事を探すコツでもあるので、「案件の取扱が多い」ということが絶対的に有利だからです。
そんな意味で「案件の取扱が多い」日本国内の主要サービスはこの2つ。
システム利用の手数料は、基本的に仕事を請ける側(受注者)が支払うことになっていて、両者とも報酬の20%が手数料になります。 (報酬の総額によって変動あり)
実際この手数料、けっこう高いです。
それでも、日本中から仕事を募集できるというメリットは計り知れず、この手数料を支払ってでも利用しているリモートワーカーは数多くいます。
その3:カメラマン・デザイナー
カメラマンやデザイナーも、リモートワークが可能な働き方のひとつ。
プログラマやエンジニアと比べると、男性に限らず女性も多く働いている・働いていける業種でもありますね。
カメラマン・デザイナーとしてリモートワークするには、大きく分けて3つの選択肢があります。
- 企業から雇われて、制作案件に携わる
- クラウドソーシングで依頼された素材を作成
- ストックフォトで自前で素材を販売
カメラマンやデザイナーは自宅のPC環境さえあれば仕事はできるので、自宅からチャットなどを使って企業やチームの人と連携しつつ働く、ということも比較的容易です。
ただ内容次第でもありますが、カメラマンは外出が必要な場合も多くあります。
会社にしか置けない高性能のパワーマシンやワークステーションを使わないと仕事にならない、なんてタイプの仕事も時々あります。
そんな場合はリモートワークは少し難しくなりますが、今や技術・小型化も進んでいるのでノートPCでかなりの範囲の仕事がリモートワークでできるようになってます。
仮にワークステーションが必須だという場合でも、そのコンピュータにリモートで接続する方法がいくらでもあるので、リモートワークは事実上可能です。 (もちろん、職場と要調整ですが!)
カメラマン・デザイナーの仕事を探すには…
これらの仕事も同じくリモートワークOKなエージェントを利用したり、クラウドソーシングサービスを利用することでお仕事を探すことができますので、チェックしてみてください。
ちなみにぼくがやってるのはストックフォトで、自前で写真素材・動画素材を販売するというタイプの働き方です。
この場合、時間単位での報酬ではなく、1ダウンロードあたりいくら…という成果報酬になります。
どこかの企業に雇われるよりも、かなりフリーランスよりの働き方ですね。 当然、場所の自由は効きます。
ストックフォトでは写真素材以外にも、イラスト素材・デザイン素材・BGM素材など、いろんなものを販売することも可能です。
ストックフォトの主要サービスでの報酬単価についてはこちらにまとめていますので、興味があればどうぞ。
【ストックフォト】どこが稼げる?主要サービス報酬単価比較・まとめ
その4:在宅秘書
在宅秘書、という働き方があります。
秘書と言ってもフルタイムでつきっきりとなるわけではなく、利用者の要望があった時にこれらの業務を代行して行うというものですね。
- 代表電話受付
- メールチェック・返信
- スケジュール管理
- 出張やお店の予約・手配
- 雑務処理
- 請求書発行
- 振込・支払い代行
- 採用、面接などの人事
- 勤怠管理
- SNSの運用代行
- 日報・レポート作成
この働き方も、基本はインターネットを経由したリモートワークなので、自宅からでも自由に働けるのがメリットです。
そして、内容的に女性や主婦の人たちにも適しているという点もあります。
上の一覧を見てもらえればわかるとおり、一般的な事務や経理を経験した方であればできる内容がほとんどで、専門的な知識や業務経験などはほとんど不要です。
あくまで、いろんな雑務を手伝ってくれる人手がほしい、しかしながら予算や地理的な問題で秘書を雇うことができない…という人たちのためのサービスが在宅秘書というリモートワークです。
この働き方であればたとえば「専業主婦として生活しているが、空いている時間を利用してなにか働きたい…」という需要もカバーできる、面白いワークスタイルだと思います。
通勤はしたくない…というだけではなく、結婚、出産、子育て、介護など、色々な事情で「通勤ができない」という人たちにも働くチャンスがあるという点で、やはりリモートワークは魅力的ですね!
在宅秘書の仕事を探すには…
在宅秘書の仕事は、それぞれの在宅秘書サービスのWebサイトから可能です。
1日のスケジュールや募集要項など、下記のリンクから確認可能なので、興味がある方はチェックしてみてくださいませ。
その5:ブロガー・アフィリエイター
ブロガー・アフィリエイターとして自前でコンテンツを作成し、そこから広告収入を得るという働き方。
これはまさしく、ぼくが実践しているリモートワークでもあります。
ブロガーならブログが、アフィリエイターならWebサイトを運営しているわけですが、このブログ・Webサイトは、レンタルサーバ業者が運営するデータセンターで稼働していることがほとんどです。
そして、そのレンタルサーバ上のブログを操作する場合、直接そのデータセンターに訪問して作業するわけでなく、すべてをリモートで行います。
ゆえに、自宅で仕事をすることも可能だし、外出先や旅行中でも仕事をすることができます。
実際、ぼく自身も東南アジアを旅行しながらブログ更新作業をする…なんてことをやっていますしね。
ブロガー・アフィリエイターは基本的に特定の企業や顧客などがいるパターンは少なく、ブログの利用者に広告を利用してもらうことで、広告収入を得るというシステムが多いです。
- Googleアドセンスをつかって広告を掲載
- A8などのアフィリエイト広告を掲載
- アマゾンアソシエイト広告を掲載
しかしながら、企業の案件がまったくのゼロというわけでもありません。
ブログの規模が大きくなってきたり、有名になってきたりすると、企業とのコラボ案件といったようなものが生まれる場合もあります。
ブログならば企業からの依頼でPR記事を書く、アフィリエイトならば一般よりも報酬額の高い特別単価をもらうことで強化するなど、です。
いずれにせよ、リモートワークの範疇ですべてのお仕事が可能ですね。
ブロガー・アフィリエイターの仕事を探すには…
ブロガーやアフィリエイターの仕事は、なにか特定の求人があるわけではなく、自分自身で自由にはじめるものです。
そのため、まずは自分自身でブログ・Webサイトをつくり、記事コンテンツを作成していくというのが、この仕事をはじめるためのスタートとなりますね。
- レンタルサーバ・独自ドメインを借りる
- ブログ・Webサイトをつくる
- 役に立つ情報コンテンツなどを公開していく
- 広告を掲載
- 広告から収入を得る
基本的にはこうした仕組みを、自分の手で作り上げていくということになります。
一般的なリモートワークと大きく違うのは、仕事のルールや内容が決まっているわけではなく、自分自身でつくるという部分です。
働く時間や内容、方向性など、すべて自分自身で決める必要があるため、一般的なリモートワークと比べて難易度は格段に高いです。
しかしながら、時間単位の報酬であるリモートワークよりも格段に大きな金額を稼げる可能性があるのもこの働き方です。
なかには月100万〜200万円という金額を個人で稼いでいる人もいるので、挑戦しがいのあるスタイルであることは間違いないでしょう。
ブログ収益化については、当ブログでも役に立つ情報を他にも色々載せています。
興味があれば、チェックしてみてくださいませ。
その6:投資家・トレーダー
これもある種のリモートワーク。
今や株式、FXなどはすべて電子化されているため、売買などをするのに場所を選びません。
株式の売買、FXのトレードなどは、もはやスマホさえあれば世界中どこにいても、片手だけで可能なぐらい簡単に行うことができます。
トレードで利益を出すことはとても難しいことですが、うまくいけば文字通りの「1日数分の作業で月30万円」なんてのが夢ではない世界でもあります。
不動産などの、場所が限定・固定化された投資家の場合は多少カラーが異なって、安定稼働するまでは現地・物件での作業などが必要となる場合もありますね。
が、一度住居者が付いてしまえば、基本はリモートでもできる作業です。
客付けや管理なども、管理会社に任せっきりにするという選択肢もあるので、不動産投資家であっても基本はリモートワーク可能です。
投資家・トレーダーの仕事を探すには…
この働き方もブロガー・アフィリエイターと同様、求人があってそこに応募するようなタイプのリモートワークではありません。
自分の持つ資金リソースを投じて株式や通貨を購入、そして高くなったタイミングで売却する。
そこから利益を得るのがトレーダーの基本的な仕組みです。
これを言い換えると、投資家・トレーダーとして働きたいなら資金を集めてくればよいだけです。
…とはいっても、投資やトレードの知識がゼロの状態で利益が出せるほど甘い世界ではありません。
ひとまず少額でチャレンジしてみることも大事ですが、やはりどこかで本格的に投資の技術そのものの勉強をしてみないことには、うまく稼げないでしょう。
その勉強の入り口としては、ファイナンシャルアカデミーの無料セミナーがオススメです。
以前ぼくも実際に参加してきましたが、売買の事例なども含めて実践的な内容を学べる、本格的な講座です。
まとめ
- 自宅から自由に働ける勤務形態のことを「リモートワーク」という!
- リモートワークには大きく分けて2種類、「求人案件に応募して働くもの」と「自分で仕組みをつくって働くもの」がある
- 基本的には自分の技術を使って企業からお仕事をもらうものが多い
- 秘書代行なら、特別な技術がなくても事務作業などでリモートワークも可能
以上、6つのリモートワークの徹底解説でした!
何かしら、挑戦できそうな働き方はありましたか?
本当は、もっといろんな業界・職種で自由にリモートワークができるようになればいいのですが…。
実情は、まだまだ限られた職種でしかリモートワークが許されていません。
しかし、これも技術の進歩と人材確保という両面でさらに自由度が増してくるかもしれませんね。
期待しながら、今できることをやりたいと思います。
以上、ご参考までに!
それでは!