コンピュータスキルや情報弱者がどうのこうの…という話題を出したので、引き続いてこんな話題もしておきます。
日本の若者のPC所持率が先進国最低ランクらしい 貧乏なまま死にたくなかったら、コンピュータスキルを学ぼう | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
お金持ちはなぜ沢山読書をするのか? という文句を時折見掛けることがあるのだけど、僕はむしろ読書をしないから貧乏になるんだと思ってます。
知らないことを知るために読書をする人は、自然と貧乏人のままにはならないんじゃないだろうか。
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読書量と年収の相関
読書量と年収の相関について、こういうデータがあります。
- 年収800万円以上の人は本代(月額購入費)は2,910円、400-800万円:2,557円、400万未満:1,914円であり、読書量は年収に正比例する。
- 富裕層の88%が1日30分以上ビジネス書などを読む(「年収300万以下層」は2%)
- 富裕層の86%が読書家である(「年収300万以下層」は26%)
- 富裕層の63%が移動時間にオーディオブックを聴いている(「年収300万以下層」は5%)
実際に日経新聞などでの調査結果を元にした数値なようなので、信頼できるデータだと思います。
ただ、別に年収が多ければ幸せというわけではないから、読書量が多ければ良いという主張をここでしたいというわけではないのです。
こうして見ると金持ちが沢山読書するということも確かなのだけど、貧乏人は読書をしないという方が核心を付いている気がします。
金持ちは自分が無知であることを知っているから、貪欲に書籍を読んで知識や見聞を広めようとするのに対して、貧乏人は自分が無知であることを知らないか、認めたくないために知識を増やすということをしない。
「読書家だけど貧乏人」という人は、あまり目にすることがないですよね。 節約生活のためにあえて低収入に抑えているという人はいると思うけど、そういう人は貧乏人とは呼べない気がする。
低収入でも自分が満足できる生活を送れる知識があるからそういう生活を選んでいるのであれば、それは貧乏人ではないでしょう。
読書量と『自由さ』が正比例する
逆にある程度のランクの企業に入っていて、それなりの年収を貰っている人でも、あまり読書をしない(お金に関する知識を持たない)ために低年収の人たちと同じような暮らしをしている人達って結構いると思うんだよね。
例えば、年収500万〜600万ぐらいあるのにお昼休みは自席でカップラーメン食べていて、飲み物はコンビニで定価で買い、毎週のように飲み会に参加して浪費しているような人達。
健康に関する正しい知識を読書で得ていれば、安いからといって昼飯にカップラーメンを食べようとは思わなくなるだろうし、お金の守り方を読書から得ていれば、不必要な飲み会に参加して飲食にお金を浪費したりしないはずだよね。
きっとそういう人達は家や車のローン、子供の養育費などなどで負債も多いんだろうなあ。 と、勝手に想像してる。
知らないから騙されている。 という人達がこの国に溢れかえってます。
かつて日本人が歩くべきと言われた理想的な人生設計のレールだって、考え方によっては都合のいいスタイルを選ばされているだけなようにも感じるし。
これからの不明確な将来のために「騙されない大人」になろう | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
そうなると「読書量と年収が正比例する」というよりも「読書量と自由さが正比例する」という相関関係になってくるんじゃないかな。
知らず知らずのうちに騙されて貧乏人生活をさせられたくなければ、沢山本を読んで知識を蓄えて、騙されないようにするべきです。
そうそう、そういえばこのブログは投資に関する話題のブログだったのだけど、そうした投資に関することも読書による知識を高めなければ、証券会社に騙されて損をするだけで終わりますよね。
いろんな書籍を読み比べて、自分が正しいと思った方法で投資するのも重要です。 そういう意味では、投資に関する書籍はまだ10冊程度しか読めていないので、僕もまだまだ読書量が足りないな…。
追記:貧乏人のまま死にたくなければ
この記事を書いた後に、こんな記事も書いています。 20代・30代が今読んでおくべき貧乏人のまま死なないための基本的な知識を得られる書籍を紹介してます。
貧乏人のままで人生を終わらせないために読むべき3つの書籍 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
最近はKindleのような電子書籍も登場して、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでも本が読めるようになったことで、休憩中や移動中、満員電車の中でも読書しやすくなりましたね。
「時間がないから読書できないや…」という言い訳も通じづらくなってますしね。
貧乏人のまま、イヤイヤ忙しく生きる人生を送りたくないのであれば、読書して知識を蓄えましょう。 読む気があればいくらでも読めるという、良い環境になってきているんだと思います。
あと、更に読書で蓄えた知識をアウトプットできると一石二鳥です。
このブログでも時々やっているように、書評を書いたり、他の人に知識を共有したりすることも、自分にプラスになりますからね。