Twitterでも報告しておりましたが、5月中旬、ニュージーランドのワーキングホリデーから帰国して、日本・東京に戻ってきました。

2016年10月中旬に向こうへ渡ったので、ほぼほぼ8ヶ月の海外滞在・海外生活という形になりますね。

ニュージーランドでの旅行記については、こちらのブログではなくTipstourの方に(不定期で)順次掲載していますので、こちらをどうぞ!

ニュージーランド・ノマドツアー2016 | Tipstour

 

さて。 流石に8ヶ月も海外生活をしていると、やっぱり普段得られないような色んな経験が積めるようになりますね。

ということで少しばかり、8ヶ月のNZワーホリ、そして海外生活を続けてぼくが得られたことを、リストアップしてみようかなと思います。

今回は完全に自分語りです。

 

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得られたこと:英語力が上昇した

これは、真っ先に挙げられる「得られたこと」のひとつ。

英語圏の国というだけあって、やはり会話はすべて英語です。 他国からの旅行者と会話するときも、やはり英語での会話がメインになります。

もともと英語での会話はまあまあ出来た方…と思っていたけれど、やはり8ヶ月も英語を使い続けると、来たときと比べて英語力が上昇していました。

こればかりはやはり、英語圏の国に長期滞在してて良かった。 そう思えた瞬間ですね。

 

ただ、旅行中の定型文的な会話ばかりになってしまったのが、今にして思うとちょっともったいなかったかな。 もっと色んな単語や話題を織り交ぜて、色んな人と会話しておけばよかったな、という気もちょっとしてます。

逆に言うと、海外を旅行するだけなら定型文と会話の流れさえ覚えてしまえばけっこう難なく、いけちゃいます。

海外渡航前はDMM英会話で会話の練習をしてました

そういえば海外旅行に行く前には、ネットで英語圏の人達と会話できるDMM英会話を使ったりもしてました。

DMM英会話は、ネット通話ソフトのSkypeを使って1回30分で英会話レッスンできるよ、というもの。

カリキュラムに沿ったレッスンもあれば、30分間自由に会話するだけのフリートークも選べるので、英語での会話を定期的に続けるにはもってこいです。 やっぱりインターネット越しだろうと直接だろうと、英語を使うのが一番の上達ですからね…。


DMM英会話

得られたこと:車の運転が上手くなった

8ヶ月間、ほぼこんな感じで車旅を続けておりました。 それこそニュージーランド南島は、ほとんどくまなく周ったんじゃないか、というぐらい。

現地では日産の中古車を購入して、トータル1万2000キロほど走行しました。

東京では割とペーパードライバー気味だったぼくでも、これだけ運転しているとやはり運転が上手くなりますね。 今なら、日本国内でも難なく運転できそうな気がする…。 あ、でも23区内は運転したくないな…都市部コワイ…

 

NZは日本と同じ左側通行の国で、なおかつ交通量も(一部の都市を除いて)多くないので、運転は非常にイージーです。

普段車を運転している人であれば、NZ旅行でレンタカーを借りて自由に旅行するのも、楽しいと思います。 いやむしろ、車必須ですね。 (バスはちょっと不便です。)

得られたこと:車中泊生活スキルが向上した

車旅と同時に、車中泊の生活を送っていました。

車の中にマットレスと寝袋を敷いて、キャンプサイトに宿泊しながら次の目的地へと移動。 時折、図書館のフリーWiFiを借りてブログ更新などの作業をする…というような文字通りのノマド生活です。

【NZ】車1台で旅するニュージーランドノマドの1日はこんな感じ | Tipstour

 

そんなわけで、仮に大震災などで車生活を余儀なくされた場合にも、ある程度難なく対応できる…ような、気がします。

いや、そんな事態にならないほうがいいんだけど!

得られたこと:海外の長旅に大いに自信が付いた

場所に縛られない働き方をしたい! ということで前職を辞めたというところもあって、海外の長旅を続けながら働ける生活、いわゆる「ノマド生活」に憧れがありました。

今回のワーキングホリデーは、まさしくそれを実践するものでした。

8ヶ月、移動を続けながら仕事をするということは、実はなかなかヘビーでした。 落ち着いて作業できるスペースやネット環境を確保することの難しさ、などなど…。

 

まだまだぼくの中で課題もありそうだけど、それでも海外長旅が出来る(出来た)という経験が、今後のノマド生活を続けるにあたって大いに自信が付きました。

8ヶ月も海外を旅してたんなら、2〜3ヶ月ぐらい余裕だろ! みたいな感じで。笑

得られたこと:自分の中での時間の流れがゆっくりになった

NZの時間の流れはゆっくりです。

NZでも都市部はもちろんせわしないですが、ひとたび車を30分も走らせて郊外まで行けば、広大な土地に羊がチラホラ点在するような、何もない大平原が広がってます。 いや、本当に何もないんですよ! (いい意味で)

そんな場所を8ヶ月もかけて長旅していると、やはり自分の中での時間の流れが、気持ちゆっくりになってきます。

少なくとも、何かに追われながら生活をすることが無い世界です。

 

はじめは「このワーホリ期間中に色んな経験をどんどんやっていこう!」と気張っていたぼくも、このゆっくり時空に毒された(?)のか馴染んだのか「焦って色々やらなくてもいいじゃん」と感じるようになってきました。

なんだか投資家ブロガーとしてはあるまじき思考だけども、もともと長期でほったらかし積立を推奨しているタイプなので、別にいいかなと。笑

 

さて、いざ帰国してからやりたいことはたくさんあるのだけど、全てを同時に満足にこなすことも大変ので、ぼちぼちゆっくりと、消化していきたいと思っているところです。

幸せなことに、東京でも時間はたっぷりあります。 生活に支障が出ない程度の収入を稼げれば、あとはやりたいことをゆっくりとやっていければ、それでいいかな。

無理に東京の時間の進み方に、合わせなくてもいいかなと思えるようになったのは、収穫でした。

投資家フリーランスのぼくがNZワーホリから帰国したらやりたいこと

得られたこと:痩せた

ぼくはあまり自覚がなかったのだけど、久しぶりに会った人達には「痩せたね!」と言われました。笑

山登りなどの運動をしていたこともそうだけど、長旅で不健康にならないようにと、あえてバランスに気を使って食事をしていたということも理由のひとつかも。

 

ちなみにNZは車社会なので、車で移動するだけの生活を繰り返していると運動不足になりやすく、油断していると太りやすい環境でもあります。

自分自身で節制、運動してスリムで健康的な体系を維持している人も多く居る反面、不摂生で際限なく太っている人もたくさん居ます。

自分の意志次第で、両極端に分かれる国だと思いました。

気付いたこと:ひとつの箇所に定住するのは、ぼくには向かないらしい

そういえば今回のワーキングホリデーの目的のひとつに「海外でも長期間住めるかどうか確かめてみる」ということがあったのだった。

「日本国内でしか生活できないことはリスク」と考えていたので、海外に本当に住めるのか? というのを実際に確かめてみたかったんですね。

けど、どうやらぼくはひとつの箇所だけに定住するのは、どうも向いていないみたいです。 どうしても、一ヶ所だけに居ると、飽きてきちゃう。

NZのある街に1ヶ月くらい住めるかどうか試してみようかと思ったこともあったのだけど、やはり1週間もすると移動したい欲がムクムクと湧き上がってきてしまったりして。

まあもちろん、これは日本に居ても同様なんですけどね。 数ヶ月も東京に居ると、やっぱり飽きるし。

 

これは、海外に住居を構えられないという事とは別だと考えています。 というのも上で書いた通り、ぼくはそもそも海外長旅をしながら仕事をする「ノマド生活」をしたいと思っていたわけですから。

一箇所に住み着くのではなく、数ヶ月単位で移動を繰り返す。 ぼくにはこのスタイルがしっくりくるんじゃないだろうかと、今は感じています。

今の自分のぼくの理想は、日本・東京にメインの住居を構えつつ、海外にも数か所拠点を設けて数ヶ月ペースで移動を続けながら生活することですね。

もちろん、日本が花粉のシーズンには別の国に住むという形で!

気付いたこと:大自然は見続けると慣れてしまう

20数年間東京に住んでいて、建物ばかりに囲まれていた反動だと思うのだけど、ぼくは自然が好きです。

「自然の豊かな場所に住んでみたい」という漠然とした理想も、ワーキングホリデーの目的のひとつでした。

そしてニュージーランド、やはり大自然は素晴らしいの一言です。 自然を満喫するなら、これ以上の国はそうないはず。

 

しかしながらそうした大自然もやはり見続けると、非常に贅沢な話なんですが、慣れてしまいますね。 大自然レベルが、インフレしてしまうというか。

始めの数ヶ月はどんな土地でも「おお〜!」となったのだけど、それが日常になると、いい意味での驚きが少なくなってくるな…という気持ちになりました。

いや、失礼な話なのは承知しているのだけど。 せっかくの大自然をそんな気持ちで眺めているのは、かえってもったいないよね。

 

なのでこれも同じく、いい意味で新鮮さと感動を味わうためにも、「都会←→大自然」という生活を数ヶ月のスパンで繰り返したほうが楽しいんじゃないかなという結論に達したのであった。

今回はあえて、ニュージーランドも訪問していない場所を残してきました。 また再び旅行して、新鮮な気持ちでこの国を楽しむために!

気付いたこと:日本食が恋しくなった

やはり日本人としては、日本食の味が恋しくなってしまいますね。

長旅中はパン食・洋食メインで過ごしているので、白いご飯や味噌汁を一緒に食べる機会がなかなかなかったりします。

2〜3ヶ月ぐらいすると、だんだん日本食を食べたいという禁断症状が出てきます。 これがけっこう辛い。笑

 

農村部や地方にも時々「SUSHI」という看板が置いてあるお店があったりするのだけど、やはり日本の寿司ではなく、その国の舌に合うように味付けされたちょっと違う寿司だったりするので、ちょっとばかしガッカリしてしまいます。 そして、さらに禁断症状が出てしまう。

さすが都市部は、(比較的)本格的な日本食レストランがオープンしていたりもします。 そういうのを見ると、どうしても懐かしさに負けて直行、爆食いしてしまうわけですよね。

こちらは、クライストチャーチにて発見した日本食レストラン「Hachi Hachi」で頼んだ定食。

数カ月ぶりおきに食べる日本食は、やっぱ美味しいです。 食は大事だな、と思う瞬間でもありますね…。

気付いたこと:日本の良さが改めてわかった

日本食もそうだし、それ以外の細かなことでも、やはり日本は気が利いているのだな、と改めて思い知らされる瞬間が、やはり海外滞在時にはよくあります。

以前にちょこっと書きましたが、海外に出てみて初めて気付く日本の良いところは、けっこう多いです。

20代の若者には投資を始めるのと同時に「海外に行ってみること」を強烈にオススメします

 

日本国内では当たり前のことでも、海外では全然当たり前ではないことがたくさんあります。

言葉ではわかっていても、やはり実際に海外生活を続けてみると、日本の良さが改めてわかる気がします。 逆にいえば、日本だけに居ると、わからない良さも多いということ。

そしてもちろん日本には無い良さが海外にあることもあるので、両方をうまく堪能できると良いですね。 そういう意味でも、数ヶ月ごとに日本と海外を移動しながら生活するのが、いい意味で新鮮な気持ちで過ごせて楽しいはず。

やはりとにかく、ぼくは旅行が好きだし、色んな風景や土地を見るのが好きだということが改めてわかった8ヶ月でした。

そして、改めて日本は日本で落ち着ける場所なのだということが実感出来たのも、良い経験だったと思います。 落ち着ける場所があって初めて、世界を自由に移動出来るものなのですね。

 

そんなわけで戻ってきて早々、また別の国への旅行を検討していたりします。 次は、どこに行こうかな!

それでは〜。