みなさん、満員電車で通勤してますか?

ぼくも会社員時代は、東京都内の満員電車に揺られて毎日職場へと向かう、文字通りの社畜でした。

 

もうホント、満員電車が嫌いなんですよ。

もともと人混み自体が嫌いなタイプの人間だというのに、半ば強制的に満員電車の通勤を強いられるのは、苦痛以外の何物でもなかったです。

みんな涼しい顔して(もう諦めているのかもしれないが)満員電車に乗っていることに、ずっと違和感を覚えていました。

ホントはみんな満員電車で通勤するのなんかイヤなはずなんです。 どうせならいっそのこと、通勤集団ボイコットみたいなのが起きればいいのに、なんて思ってたりもしました。

まあ、現実にはそんなこと起こるわけもなく…。

日本人って、ホント従順ですよね!

 

満員電車なんか乗りたくねえ!

このマイナスのエネルギーをもとに、ぼくは独立しました。

今では、基本的に自宅で仕事をしているのでそもそも通勤をするということもないし、電車に乗る時間は自由に選べる生活を送っています。

今日は、満員電車へのマイナスなエネルギーをどうやって使うべきか、昔から思っていることを書いてみます。

 

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満員電車なんてもう二度と乗りたくねえ!

ぼくがかつて通勤で使っていたのは、この2つの路線でした。

  • 東京メトロ 東西線
  • JR 埼京線

 

東京で働いている方は、たぶんすぐにピーンときたと思います。

東京都内でも屈指の超混雑路線のうちの2つです。

国土交通省の発表によると、東西線の混雑率は199%(木場→門前仲町間)、埼京線の混雑率は180%(板橋→池袋間)だそうです。

 

この混雑率、国土交通省の定義によるとこんな混雑具合を示すそう。

社畜的には200%ぐらいならまあまだなんとか耐えられる(というのもそもそもおかしい)ような感覚があるけれど、実際のところぼくが利用していた頃から毎日が250%の混雑率だったような気がするのだが…。

少なくとも、東西線の通勤時間帯中に立ったまま週刊誌が読めるとは思えない。

本当にこの混雑度が適正な値を示しているのかは、正直不明です。

混雑率の推移

 

いずれにせよ、ラッシュ時の通勤には百害あって一利なしだと、ずっと思ってました。

身動きも取れない、不潔で不安定な空間に叩き込まれる。

ときには遅延もやむなしで、何十分もそんな狭い空間に閉じ込められる。

働く前からこれだけの苦労と苦痛を味わされていながら、この時間の給料も対価も何も出ない。

 

それだったら、こんな無駄な時間に自宅でノートPCでも開いて別のお仕事をしてる方が、間違いなくマシです。

人が分散されれば満員電車というものがそもそも発生しないので、ラッシュの時間帯に通勤している人の3分の1でもそうした自宅などでのリモートワークを行えるようになれば、本当は解決するはずです。

そのために企業側・体制側は通勤時間の分散やリモートワークの推進など、やれることはあるはずなのに一向に改善に向かわないのが日本の通勤事情。

この国は全体で見れば人口減少とはいえ、東京や都市部へは未だ人口が集中する傾向があります。

ということは、満員電車地獄が自然になくなる可能性は薄い。

もうこれは、世間の改善を期待しているだけではダメだ、自分でなんとかしなくては!

満員電車通勤を避ける方法を色々考えた

そんなわけで、まずは満員電車を避ける方法を色々と考えてみました。

  • 1:会社の近くに住む (引っ越す)
  • 2:ラッシュが始まる前に出社する
  • 3:フレックスを利用して通勤時間をズラす
  • 4:自転車通勤をはじめる
  • 5:地方に住む
  • 6:自宅で働く

 

1の「会社の近くに住む」は王道です。

徒歩圏内、自転車通勤圏内であれば、電車を使う必要性も自然となるなるわけなので、満員電車や通勤ラッシュに悩まされることもありません。

しかし、通勤先の職場がずっと同じ場所になるかどうかはわからない。

異動の命令が出たら、せっかく会社の近くに住んだのに結局はその新しい、遠い場所へと通勤しなければならないのだから。

それに、会社の所在地が都心部であった場合は、なかなかその近くに引っ越すというのも難しくなります。

当然家賃も、都心部に近付くにつれて高くなりますから、簡単に会社の近くに住む! というのが実現できるとは限りませんしね。

 

2〜3の「ラッシュが始まる前に出社する」「フレックスを利用して通勤時間をズラす」は誰でも行える対応方法ではありますが、確実に混雑から解消されるかと言われると難しいところ。

ラッシュ開始前の早朝出勤はもうすでに実施している人が多く、始発で出かけても座れない、混雑している…という状況が少なくない。

それに…早起きして会社に出勤するのも、辛いですしね…。

ラッシュ時を超えると混雑はだいぶ緩和されるので、フレックスタイムの利用はまだ現実的ですが、すべての会社で利用できるとは限らないのもネックです。

制度はあるのに、周りの雰囲気と同調圧力のせいでフレックスタイムの制度を利用することができず、結局形骸化している…なんてパターンも。

 

5の「地方に住む」というのも言うは易しですが、行うは難し。

今の生活圏から離れて電車通勤のない地方へと移り住むということは、おおきく生活が変わります。

おいそれとできる対応策じゃないですね。

ただ、地方に住むのが好きだという人もいるでしょうから、そうした人は「地方に住むのが好き」「満員電車が嫌い」というふたつの理由から、地方への移住を本格的に考えるというのもひとつの手です。

会社員という身分では、満員電車通勤を避けられない可能性が高い

会社員時代からずっと満員電車を避ける方法を色々と考え続けたものの、結局は会社員という身分を維持したまま完全に解決できる方法は見つかりませんでした。

会社員という身分である以上は職場を選ぶ自由は利かないも同然なわけので、満員電車に放り込まれる可能性は、どうしても消えません。

今は偶然にもラクな通勤経路であっても、異動命令が出ればそれは絶対です。

 

そう、今ラクな通勤経路なのは、偶然でしかないのです。

企業が来月から新宿や品川などの過密エリアに出向してねと命令してきたら、それに逆らうすべはない。

それが会社員なのだから…。

「満員電車が嫌い」というエネルギーで独立した

こうして会社都合によって働く場所、乗る路線を強制的に決められる生活を続けていると、やはり会社員のままではこの満員電車通勤から完全に逃れる術はない、と考えるに至りました。

それならどうするか。 6の「自宅で働く」という選択肢を本格的に目指すしかない!

そんな考えに至ったのが、奇しくもブログをはじめて少しずつ不労所得が増えてきた時期でもあったので、不労所得を得て独立することこそが、当時の満員電車地獄から抜け出す道でもありました。

 

一般的にみれば「満員電車が嫌い」というのはマイナスのエネルギーでしかありません。

世間一般の正論から言わせれば、「誰しも通る道である満員電車で悩んだりするなんて、ただの甘えだ」なんて言い出すかもしれません。

まあ、ぼくからしたら余計なお世話でしかないんだけど。

 

大事なのは、そのマイナスのエネルギーを溜め込んだり、ただTwitterとか掲示板とかで愚痴として吐き出すのではなく、自分の環境を変えるエネルギーにすることです。

マイナス方向のエネルギーであったとしても、それは強いエネルギー、モチベーションであることに変わりありません。

これを利用しない手は、正直ないと思っています。

「一生、満員電車なんかに揺られる生活なんかやってられるか! 俺は自宅で働ける環境をつくるんだ!」と胸に誓っていれば、自然とその解決のための行動を続けられるはずです。

 

「満員電車から完全に解放される」ためには独立するしかない…というなかなかの茨の道ですが、決して不可能な道ではありません。

まあ、一般人代表みたいなぼくですら独立出来たわけだから、本気で目指すのであれば誰でもできるはずです。

 

ぼくは現在、こうした通勤・移動に関してはかなり自由度のある生活を送っていますが、それでも時々、満員電車に乗らざるを得ない時もあります。

そうした時には改めて痛感します。

「満員電車通勤しなくていい働き方をしてよかった」そして「二度と満員電車通勤する働き方には戻りたくない」と!

後者の元の働き方には戻りたくない…というのは、現在の自分を動かすエネルギーでもあります。

今の働き方・生き方をずっと続けていければ、大きな不満はありません。

それだけ独立して働くということは、自由度の高いすばらしい働き方だと思うわけです。

そうした生き方がピッタリとフィットするかどうかは人それぞれですが、少なくともぼくには今の働き方が合ってると思います。

 

ということで、ご参考までに!

それでは!

関連記事:独立するまでには準備期間が必要不可欠

不労所得を得て独立する。 ここまで漕ぎつけるには、やはり相当の準備期間が必要不可欠です。

その準備をどのようにするか? そんな記事も書いていますので、こちらも興味があればどうぞ。

仕事を辞めて不労所得で生活するには「準備期間」がかならず必要だという話