へえ! 知らなかった。
12月になりまして、2015年も終わりに差し掛かってきましたね。 2016年は一体どんな年になるだろうか…なんてまだ今年も1ヶ月ぐらいギリギリ残っているところで、こんなニュースを見かけたのでご紹介しておきます。
NISAの制度が改正されて、年間の非課税枠が100万円から120万円に変更になるのだそうな!
120万円って、実は積立投資するには結構キリが良い数字なんだよね。
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そもそもNISAの非課税枠とは?
NISAについてはかなり名前も有名になっていると思うので、ここで詳しい説明は避けようかと思いますが、触りだけ。
通常、投資信託で(売却するなどして)得た利益には税金がかかります。 その税率なんと20%も。 利益の5分の1は税金として持っていかれるわけですね…。
しかし、NISAの場合、非課税枠という「年間決められた金額まで購入した投資信託に限って、利益が出ても税金がかからない」という制度があるわけです。
NISAは毎年ひとつまで、非課税枠がもらえる仕組みになっていて、2015年まではその非課税枠が100万円でした。
つまり毎年100万円まで購入した分の投資信託の利益は、20%の税金が取られずに利益になるということです。
さらにざっくり言うと「100万円まで有利に投資信託が買える仕組み」と考えてしまえばいいかと。
その枠が、来年からは120万円になるというわけですね。
120万なら月々10万円の投資も可能
さて120万円上限という数字。
100万円から20万円増えただけという変化ですが、毎月積立で投資を考えるのであればこの上限は実は結構キリが良いのです。
というのも、この上限ギリギリを満たすために毎月積立で投資するとなると、10万円/月という積立額になるからです。
確かに実際のところ、今までの上限だった年間100万の枠内で均等に分配投資しようとすると、積立投資額が8万3333円/月と、なんともキリが悪い数字の金額になってしまっていたのだよね…。
そんな中途半端な投資金額だと管理し辛いうえに気持ちが悪いので、この120万円上限への変更は、明快さというところで考えると結構うれしい変更のような気がします。
まあ、上限を上げるならもっとグンと200万円とかにしてくれてもいいのに…とか思っちゃったりするのだけど、少しずつ変えていくことでよりより制度にしようとしているのではないかなー、と考えてます。
毎月10万円の積立という時点で、20代の若者にとっては十分すぎるぐらいでしょうからね。
ちなみに僕も、NISAではないけど毎月10万円を積立投資しています。
SBI証券での毎月積立継続中! 毎月10万円を分散投資しているよ(2015年11月) | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
NISA口座をこれから作るなら
というわけで、NISA口座をこれから作るのであればSBI証券をオススメしておきます。
NISA制度がスタートしてから、CMなどでも色んな証券会社がNISA口座の解説を薦めてますが、実店舗を構えているような大規模な証券会社の販売するNISAファンドの場合は購入手数料を取る所が多いようです。
以前の記事でも書いた通り、購入手数料ゼロのファンドも購入手数料が3%かかるファンドも、運用結果には影響しないので、購入手数料がゼロであるファンドが多い証券会社で口座を作るほうが有利なのです。
購入手数料のある投資信託/購入手数料のない投資信託の違いってなんなの? | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
ちなみにNISAはひとつの口座しか開設できないので、別の証券会社に後から乗り換えることができないので注意が必要です。
SBI証券もあくまで候補のひとつとして、自分で検討して決めてもらった方がよろしいかなと思います。
ではでは。