そろそろ2017年も終わり、年末に近づいてきましたね…。
ふと、今年これまで実践してきた投資の基本方針を、あらためてまとめてみたいと思います。
これらの基本方針は、2018年以降も継続して実践していく予定です。
それでは、どうぞ〜。
目次
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この記事のポイント!
- 好景気時は現金を貯める
- 節約した分は数字で残るように積立にプラス
- 個別株は長期的に見て伸びる余地のあるカテゴリを買う
- 仮想通貨は未だ投機の商品…チェックするためにちょっとだけ保有
- 不労所得の収入源はこれからも増やしていきたい
その1:生活防衛資金(現金)を貯める
もう若干しつこいかな、ぐらいにブログで語っていますが、今は現金資産を確保することを優先しています。
その理由としては以下の2つ…。
- 現在が好景気であり、株価や指数は高止まりしている
- 今後、景気が後退してきたときのためのセーフティネットを自分でつくっておく
資産形成の根幹となる、積立投資はもちろん続けています。
とはいえ、全体的に国内も海外も、株価や指数は割高の状態が続いているように感じるのは事実。
好景気の局面に資産を買うということは、イコール高い値段で資産を買うということになってしまいます。
となると、こうした時期は毎月の積立投資のみをメインにしておいて、あまり大きな投資を行わないようにしよう!
そして、安くなった時に大きく買えるように、現金を確保しておこう! というわけですね。
割高の状態時にこそ現金を貯めておいて、景気後退時に安く買う!
これを実践するために、当面の目標額の現金500万円までは、投資活動自体は控えめに行っていくつもりです。
その2:節約した分はそのまま積立へ
先日、AUの携帯電話キャリアを解約して、代わりにIIJmioの格安SIMに乗り換えました。
AUでは月額6,000〜8000円ほどかかっていましたが、IIJmioでは月額2,300円ほど。
差額として、月4,000円ほどの節約となります。
それほど外出頻度も多くなく、電話をかけることも少ないぼくにとっては、格安SIMでどうやら充分そうな感じです。
(海外旅行の場合は、どうせ現地のSIMを買うことになるのだし…。)
こうした節約分は目に見えてわかるように、そのままの金額を投資の積立額に組み入れてしてしまうことにしました。
節約をすることがもちろん良いことなのは間違いないのだけど、ただ単純に節約をするだけだと、せっかくの節約できた分が、効果を発揮されることなくうやむやになってしまいます。
4000円節約できたのなら、その4000円分はしっかり他のことに回すということを、意識的にやらなければ結局無意味だよね、という話ですね!
そうしたことを避けるために、ぼくは一番やりやすい方法、つまり積立投資額を変更することで、目に見える形で節約効果を実感できるようにしました。
ということでこの4000円の節約分は、この記事で紹介している「eMaxis Slim 先進国株式インデックス」に追加で積立することにしています。
先進国株式の積立を「eMaxis Slim」に乗り換えた4つの理由
節約の余地は、まだありそう。
個人的にはもうかなり省エネな生活を送っているので、すでに節約をあらかたやり尽くしている感もありますが、探せばまだまだありそうです。
いくつか登録している月額のサービスなどを、必要に応じて更新しないとか。
自宅の家賃ですらも、ローンの借換えなどで改善される可能性もありますし。 (まだこのあたりは詳しく調べていないので、節約の余地がありそうだ。)
また、節税を進めるというのも節約のひとつですよね。
来年からは青色申告をはじめてみて、控除65万円を受けてさらなる節約とする、といったことも考えていたりします。
その3:個別株を、少しずつ買う
株価が割高だ、という話もしましたが、それでもまだまだ伸びそうだというカテゴリは残っています。
- 先進国で唯一人口が伸びる米国
- まだ人口ボーナスを残している新興国
- これから大きく伸びる余地のある新興の業種
これらは、短期的な「好景気だ」「不景気だ」に多少左右されたとしても、継続的に伸びていくモノだと思っています。
やっぱり、人口が増えるという予測がある国は強いです。
なので、好景気で割高であっても、長期間保有しておくという前提があるのであれば、少しずつ購入していこうかな、と考えているわけですね。
それはエリア丸ごとやカテゴリ全体に投資するインデックスファンドでもいいですし、長期的に見て有望そうだ! と思った個別株の銘柄を、少しずつ買っていっても良いと思ってます。
長い目で、配当金を得られそうな銘柄を、少しずつ買い増していきたいですね。
…とまあ、偉そうなことを言ってはいるけれど「後から見たらバリバリの高値づかみだったじゃん!」ってことがあるかもしれないけれど(笑)
その4:仮想通貨はノーコストでちょっとだけ保有
2017年、大きく飛躍した仮想通貨。
この流れにだいぶ乗り遅れた感のあるぼくですが、現時点ではやはり、仮想通貨は投機的な商品でしかないと、今でも思ってます。
価格が乱高下している今は、本来の目的である決済にも役立ちません。
保有者が増えていけば最終的には価格も安定化するだろう…と思っているので、本格的に通貨として使われるのは、それからなのかな、とも。
仮想通貨に資金を投じてないもうひとつの理由…
まあ、こういう言い方はイマイチな気がするけれど「仮想通貨に大金を投資しなくても、割と今のところ上手く回っている」という側面もあったりするのですよね。
もちろん短期間で大きく儲けて資産を増やすためには、大きく伸びる可能性のある分野に大きく賭ける必要があるというのはもちろんなのだけど、当然リスクも大きくかかります。
ぼくが積立投資が好きなのは、投資という行為自体が日常生活に溶け込んでいて、気軽に続けられること、精神的な圧迫感が小さいことにあります。
だから、じわじわと増えていくものが好きなんですね。
じわじわと増えていくものをじわじわと増やしていくというのが、好きだということ。
急激に値動きするモノを買うと、やはりどうしても、精神的に余裕がなくなっちゃいます。
たとえ伸び続けていても、その次は「この資産がいつ暴落するのか」なんて心配になってしまったりして。
そうした反面、仕組みや技術的にはすごい興味があるので、まったく保有したくない…というわけでもないんですよね。 (ここが複雑なところでw)
そうしたところもあって、お金をかけずにノーコストで少しだけ、保有しておくことにしました。
主に、日常生活で稼いだポイントを交換して保有する、という具合ですね。
SBIポイントをビットコインに交換してみた 仕組みと方法まとめ!
その5:収入源は小さいものでも、どんどん増やしていく
自動的に入ってくる収入源、いわゆる不労所得は、小さくても良いので少しずつ増やしていこう、という基本スタンスは以前からも変わっていません。
現在、ぼくが持っている不労所得の収入源はというと、こんな感じです。
- ブログ収入
- アフィリエイト
- YouTube収入
- フォトストック
- 投資信託の分配金
- 米国株式の配当金
- インドネシア株式の配当金
- ETFの配当金
- 仮想通貨マイニング
- SBIポイントを仮想通貨に交換
- 書籍の印税
- Bandcampでの投げ銭
かなり細かいことも含めて、一覧化してみました。
作業時間に依存しない収入源が、今のところ12個ある、ということになります。
ひとつひとつは月数百円というレベルの、微々たるものもあるのだけど、全てに共通しているのは作業に依存せずに自動的に入ってくる「仕組み」であるという点ですね。
それぞれ投資の元手だったり、仕組みを作り上げるまでの労力がかかるわけですが、その後は自動的に収入を発生させてくれるものとなり、同時進行して回していくことができます。
(手間がゼロになるというわけではないけど。)
2017年までも、こうした収入源をどんどん増やして分散化していくという試みはしてきているので、来年2018年も、継続的に続けることになるでしょう。
どれかひとつがドカンと一発、大儲けしてくれればそれはそれでも良いのですが、なかなかその一発を当てるのが難しいですからね。
ぼくみたいな凡人は、凡人らしいレベルの収入を、同時進行で積み上げていければいいよね、という感じです。
まとめ
- 好景気時は現金を貯める
- 節約した分は数字で残るように積立にプラス
- 個別株は長期的に見て伸びる余地のあるカテゴリを買う
- 仮想通貨は未だ投機の商品…チェックするためにちょっとだけ保有
- 不労所得の収入源はこれからも増やしていきたい
以上、ぼくの2017年の、そして来年2018年の基本方針でした。
この基本方針は、これからも変わらないと思います。
変わるとすれば、景気の変わり目…。 今の好景気から不景気に転換した頃に、少しずつ変わっていくかもしれません。
以上、ご参考までに!
それでは〜。