はい、こんにちわ。
先日、ハワイでベーシックインカム制度が試験的に導入されるかも? というお話をニュースで見ました。
国際社会はもちろん、アメリカでもテック業界を中心に関心が高まっている富の分配方法「ベーシックインカム」
その導入に発展する可能性のある法案がハワイで可決され、注目が集まっている。
HCR 89法案は「基本的な経済的保障に関するワーキンググループの招集」を政府に要請するもので、アメリカにおけるベーシックインカム導入に向かう第一歩と見られている。
ベーシックインカムが導入されると、毎月固定の金額が支給される。使い道も自由だ。
ベーシックインカムが導入されることによって、必ずしも誰もが働かなくても良い未来が来るだろう、と考えられています。
ある意味で、不労所得で生活の基盤を作って生活しながら自分のやりたいことをやるという不労所得生活は、自分用ベーシックインカムみたいなものだなあ、とふと思いました。
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ベーシックインカムとは
そもそもベーシックインカムとはなんだっけ。 Wikipediaによると、こういうことらしいです。
ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想。
生活に必要な最低限のお金を国民全員(もしくはその地域全員)に支給するので、これを使って生活してくれ、という国民の生活保障の制度のひとつですね。
現在でも、年金制度という生活保障の制度がありますが、ベーシックインカムは年齢にかかわらずすべての人が平等に受け取れるという制度です。
うーん、夢のような話。
ベーシックインカム制度が導入されると何が起こるか
ベーシックインカムによって、仕事が無くなっても生活するのに困らない程度のお金を支給されるので、貧困による犯罪なども減るだろう、とされています。
また、生活のためだけにいやいやと働き続ける人もいなくなるので、そうした層をなかば無理やりつなぎとめているブラック企業も淘汰されて、消えていくとも考えられれます。
さらに各個人が趣味や自己投資に時間を使うこともできるようになります。
生活のためだけに働き続ける必要がなくなるので、上昇志向のある人は、技術を磨くなどして、新しい仕事やビジネスを始めたり、自分の趣味を突き詰めていくことも可能になっていきますね。
日本の場合
日本のようにサービスの合理化・機会化がどんどん進められる世界でこそ、ベーシックインカムのような制度があるメリットが多いはず。
日本は多様な文化があるし、勤勉な人種でもあるので、生活の最低限さえ保証されれば、今まで何かを生み出してこれなかった層も活躍できるようになってくるでしょう。
それがひいては文化の発展にもつながります。
…が、日本は例の「働かざるもの食うべからず」という考えが根強く残っているので、なかなかベーシックインカムが簡単に根付くことはないでしょう。
現在の生活保護制度へ向けられた目を見ても、それは明らか。
まあもちろん、財源の問題もありますしね。
ベーシックインカムの導入には、国レベルでの税制や予算などの大きな変化が必要です。
縦割り行政、かつ利権の主張も強い日本で、それほど大きな改革が大胆に行えるかというと…正直、疑問だ。
自分用ベーシックインカムをつくる
ということで、なかなか日本人が「はやくベーシックインカム導入されないかな」なんて考えていたとしても、簡単に導入されることはない。 と断言できます。 悲しいことですが。
ぼく自身も自分の好きなことをやりながら、ゆったりとした生活を送りたいと思ってました。
しかしそのためにはどうしても生活に必要な最低限のお金、ベーシックインカムに相当するものが必要です。
それが無いのならば、自分でつくるしかない。
自分のためのベーシックインカムとして、不労所得を積み立てていくことで、自分のための生活が持てるようになったわけです。
「やりたいことはあるけれど、それだけで食べていくことはできない人」はきっと沢山います。
誰だって好きなことだけやって生きていければいいけれど、そこまでいくには相当突き詰める必要があり、なかなか現実的ではないものです。
流行りのYouTuberだって、1日の大半の時間をかけて撮影・編集・アップロード作業をしているわけですから。 相当の労力がかかってるはずですからね。
生活全部を賄うのは難しいにしても、多少のお金を趣味で稼ぐことは現在なら可能です。
が、生活全てを賄うには相当の時間と労力が必要だし、必ずし報われるとも限らないのが今の世の中。
そうした人達をすくい上げて、新しい才能や分化を生み出せるような社会が、実現したらいいですよね。
そのためのベーシックインカムなんじゃないかなと、ぼくは思ってます。
まあ、日本じゃ現実にはならなさそうだな、とも思ってるけどもね…。
それでは!