先日、貸株サービスについての記事を書いたように、ここ最近で個別の株式投資について詳しく調べています。
ネット証券会社の「貸株サービス」がちょっと面白そう 配当金+貸株金利でインカムゲインをゲット? | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
いくつかのネット証券会社を見比べていましたが、国内の株式投資については、マネックス証券で投資をすることのメリットが大きいようです。
そのメリット2つをご紹介しますね。
目次
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メリット1:国内株式の手数料が安い
まず第一に、手数料が安いということ。
頻繁に取引をする場合でも、長期保有が目的の場合でも、手数料の大きさはリターンに関わってきます。
マネックス証券の場合、国内株式の最低手数料は1回あたり100円です。 (取引金額が10万円以下の場合。)
下記、2017年3月時点での取引金額(約定金額)に対する手数料の一覧です。
1注文の約定金額 | 手数料 |
---|---|
10万円以下 | 100円 |
10万〜20万円 | 180円 |
20万〜30万円 | 250円 |
30万〜40万円 | 350円 |
40万〜50万円 | 450円 |
他ネット証券会社との手数料比較
このブログで紹介しているネット証券他社と最低手数料を比べてみると、このような感じで、低い水準に抑えられていることがわかると思います。
データはこちらも2017年3月時点のものです。
証券会社 | 最低手数料(税抜) |
---|---|
マネックス証券 | 100円 |
SBI証券 | 139円 |
楽天証券 | 139円 |
手数料の定額コースもあり
マネックス証券には「一日定額手数料コース」というものもあります。
これは1日300万円までなら、何回取引しても2,500円が手数料の上限になるというもの。 デイトレードで細かく株取引をする可能性が高いのであれば、こちらのコースを使うのも良さそうです。
詳細は下記ページへどうぞ。
メリット2:貸株サービス利用中でも株式の配当金を得ることができる
貸株サービスでも、マネックス証券は他にないメリットがひとつあります。
通常、貸株サービスの場合、貸出中の株式の配当金も、貸し出している個人投資家の手元に入ってきます。 が、配当金としてではなく配当金相当額の雑所得として受け取ることになります。
配当金として受け取るのと、配当金相当額の雑所得として受け取るのとで何が違うのかというと、配当控除が受けられるかどうかが異なります。
配当控除とは?
そもそも配当控除とはなんぞや? という話ですが、簡単に言えば「配当金には既に税金がかかっているから、配当金を受け取る際の税金は免除してもいいよね」という減税措置のことです。
配当金を支払う企業は、すでに利益に対して税金を支払っているため、配当金の受け取り、つまり投資家の利益にも税金をかけてしまうと2重取りになってしまうわけですね。
なので、投資家が配当金として確定申告をした場合、その分の利益に対する減税、つまり控除が認められるというわけです。
雑所得: 配当控除が受けられない(節税できない)
まとめると、配当金として受け取ったほうが節税になるという話ですね。
マネックス証券の場合
さてマネックス証券の場合、これを雑所得としてではなく正式な配当金として自動的に受け取ることが可能になっています。
具体的には「配当金自動取得サービス」という機能を設定しておくことで、配当時期に自動的に一時的に貸株から外す処理を行い、所有権を投資家に戻すということを行ってくれます。
手動でやるのではなく、マネックス証券側で自動に行ってくれるというのがポイントですね。
この機能を使えば配当金として受け取れるため、上でも書いた通り確定申告で配当控除が受けられるというわけです。
ただし、「配当金サービス利用率」という手数料がかかります。 通常は、貸株金利から0.05%ほど引かれることになるようです。 (この手数料も、変更になる可能性あり。)
以上、マネックス証券で株式投資をする場合のメリットでした。 コスト面で見ていくと、株式投資に有利なネット証券会社であると思います。
ご参考までに! それでは!