はい、こんにちわ!
ぼくは通常、東京の自宅を拠点に活動していますが、東南アジアを中心とした海外を旅行しながら働くことも多くあります。
海外ノマドワーカーのとある一日 怠け者は海外でこんな風に働いています
今はまだ東京がメインですが、海外での仕事や収入が多くなった場合、海外に第二の拠点を設けるのもいいなあとも考えています。
いずれは東南アジアに拠点を設けて、日本・東京と東南アジアとを行き来する生活に移行したいところです。
ぼく個人としては、日本国内に居ないといけない理由も、心情的なものもそれほどありませんから。
そうした場合、東南アジアに拠点をつくる(住む)なら、マレーシアのクアラルンプールが便利だと思っています。
今回はその理由を語ります!
目次
投資デビューを応援! マネックス証券では現在、口座開設で現金プレゼント・キャンペーンを開催中です。
この記事のポイント!
- 都市の発展具合と物価のバランスがちょうどいい
- クアラルンプール空港がハブ空港であり、他国へのアクセスも便利
- 言語がわかりやすい+英語が通じやすい
- ご飯が安価で、日本人の口に合う
理由1:都市環境が快適
やはり、長期間滞在するということであれば、その都市・街が住みやすいところであるかどうかは重要です。
たとえば…
- 交通機関が便利か
- 遊べるところがあるか
- 住宅環境が快適か
- 治安が良いか
- 雰囲気が好きか
などなど。
クアラルンプールは、これらの条件をほぼほぼカバーできています。
メジャーな観光地もあるし、巨大なショッピングモールもある、IKEAもあるし、2020年頃には東南アジア初のららぽーとが出来る予定もあります。
治安もかなり良いです。 もちろん、あくまで海外の都市部での基準ですが。
交通機関も、通勤用の地下鉄、モノレール、空港への高速鉄道など、種類が豊富です。
車やタクシーでの移動も日本ほど高くないので、むしろ日本よりも移動はラクなんじゃないだろうか? と思うぐらい。
(まあその分、交通渋滞などの問題もあるけれど。)
やはり公共交通機関が皆無な都市に住むのはつらいものがありますね。
6月に滞在していたカンボジア・プノンペンには、近年市内バスが登場しはじめたとはいえ、電車やモノレールのような公共の交通機関は皆無です。
そのうえ交通ルールもカオスなので、道路の向かい側に行くだけでも一苦労。
信号が設置されていない交差点も多く、設置されていても信号を守らずに突っ込んでくる車もあるぐらいのカオスっぷり。
都市の成熟度に応じて交通の便利さやルールの遵守度などは変わってくるものなので、日本の交通機関の便利さに慣れた人間からすると、やはりそれなりに成熟した都市部に住みたいものです…。
理由2:シンガポールほど物価も高くない
洗練された都市部に住みたい! ということであれば、東南アジアにはもうひとつ、巨大な都市があります。
シンガポールです。
シンガポールは国そのものがひとつの都市になっています。 「東京」という国が日本にある、みたいなものですね。
東京以上に洗練・発展している都市でもありますが、物価はバカ高いです。
食費はピンキリですが、家賃がものすごく高い。 東京の平均的な家賃よりも2倍以上高い物件がある、なんて状況です。
短期的な滞在なら面白いところですが、長期滞在となるとちょっとつらくなってきますね…。
まあ、この辺は収入額とのバランスもあると思います。
ぼく自身のスタンスとして、身を粉にして大金を稼ぐよりも、ある程度の快適さと自由さのバランスを維持したいタイプの人間です。
なので都市部に住みたい、けど生活コストがバカ高いシンガポールよりも、比較的物価の安いクアラルンプールの方が、住む上での圧迫感は低いだろうな、と思ってます。
クアラルンプールなら東京と同程度の家賃で、東京の平均的なマンションよりも豪華なコンドミニアムに滞在できます。
少々ハイクラスの物件ではありますが、以前コンドミニアムを視察させてもらったレポート記事もありますので、こんな住居にも住めちゃうんだな、という参考程度にどうぞ。
- 【マレーシア】投資不動産視察ツアーに参加してみた! KLCC地区のコンドミニアム5物件を見てきたよ(写真多数)
- 【マレーシア】投資不動産視察ツアーに参加してみた! 中心地から少し離れたコンセプト物件3つを見てきたよ(写真多数)
理由3:クアラルンプール空港は東南アジアのハブ空港である
東南アジアに拠点をつくるということは、その他の国へ移動する可能性も多くあると考えています。
そうなると、その都市の空港の利用のしやすさ、発着便の多さなども重要なポイントですね。
クアラルンプール空港は、東南アジアのハブ空港です。
ハブ空港とは、様々な地域からの路線が集まり、その空港を通じて別の目的地などに乗り換えできるなどの、拠点としての空港のことを言います。
つまり、クアラルンプール空港は東南アジア各国や日本を含む、世界中の国への路線が集まっている便利な空港である、ということです。
それに伴って、LCCの発着便も多く、比較的安い運賃で各国にフライトすることも可能です。
(LCCをつかった安い便を使うと、結局はクアラルンプール経由のトランジット便が多い)
理由4:長期滞在ビザ「MM2H」が比較的取りやすい
マレーシアは長期滞在ビザが取得しやすい国ひとつです。
「MM2H」(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)というビザがあり、このビザを保有していると、マレーシア国内への10年間の長期滞在が許可されることになります。
取得条件も比較的ゆるく、一定の経済水準があれば誰でも取得できることになっています。
- 50歳以上: 945万円以上の資産+月27万円以上の収入
- 50歳未満: 1350万円以上の資産+月27万円以上の収入
条件がゆるい…といいつつもそれなりの資産額が必要です。
50歳未満だと基準も高くなるので、経済的にそれなりの成功を収めた人でないと、なかなか難しいですね。
しかし、資産額の証明だけで10年間の長期滞在ビザが発行される国はほとんどありません。
現時点ではかなりの好条件なので、このビザの取得も視野に入れて考えられるというのも、クアラルンプールを拠点にしようと思う理由の一つでもありますね。
理由5:マレーシア語はアルファベットなのでなんとか読める
これも地味に重要だったりします。
マレー語(マレーシア語)はこんな感じで、アルファベットで構成されています。
Ini adalah terjemahan automatik Bahasa Melayu dengan fungsi terjemahan Google, tetapi adalah mungkin untuk membaca kata perkataan sekali kerana ditulis dalam abjad.
文章の内容そのものやそれぞれの単語の意味はわからなくとも、少なくともアルファベットで書かれているので読み方はわかりますよね。
なので、標識などの基本的な単語などをある程度覚えておけば、街中でも大体の意味を察することができちゃいます。
例えば「出口」は「Keluar」と書くので、これを覚えていれば「ああ、こっちが出口なんだな」とわかる…といった具合ですね。
これがタイやカンボジアのように独自の字体の言語だと、単語そのものを読む・理解するだけでもかなり一苦労です。
นี่เป็นคำแปลภาษาไทยที่แปลโดยอัตโนมัติ ดีฉันไม่สามารถอ่านได้
បន្ទាប់មកភាសាខ្មែរត្រូវបានបកប្រែដោយស្វ័យប្រវត្តិដោយមុខងារបកប្រែ។ បាទខ្ញុំមិនអាចអានវាបានទេ។
言語のわかりやすさは、生活する上ではかなり重要です。
「なんとなく読める」のと「まったく読めない」のでは、生活に対する難易度やストレスが大きく変わってきますしね。
拠点にするなら言語を覚えろよって話ではありますが、そうだとしても理解する障壁は低いほうが良いに決まってます。
ちなみに、マレー語とインドネシア語はかなり似ているので、マレー語が単語単位でも読めるなら、インドネシアでもけっこう通用します。
単語単位で少しずつ異なっていたりはするけれど、大部分の単語は同じなので、クアラルンプールで標識の単語などを覚えていれば、インドネシアに滞在中でもわりかし使えるのがありがたい。
理由6:クアラルンプールは英語がよく通じる
クアラルンプールは、比較的英語が通じる方だと思います。
そもそも東南アジアの各都市は基本的に英語が通じやすいエリアではあるのだけど、マレーシアでは英語が順公用語として扱われています。
そのため、他の国よりも比較的、英語で話して通じやすいという点も魅力的です。
街中の標識でもマレー語と英語が併記してあることも多く、わかりやすいです。
もちろん、人によっては英語がしゃべれない人、しゃべれるけどかなりブロークンな英語の人、訛りが強い人などもいますけどね。
それでもこと英語に関しては、日本なんかよりもよっぽど通じると思いますよ。
(日本人の英語のしゃべれなさは異常! 読み書きは得意なのにね)
理由7:ご飯もそれなりに好み
長く住む上でもうひとつ重要なのが「食」の問題です。
その国の食に馴染めるかどうか、そしてその食費はいかほどか…。 大事な問題です。
クアラルンプールも当然、食費はピンキリですが、それなりの綺麗なお店でも300〜500円程度の価格で美味しいものが食べられます。
ローカルのメニューもナシゴレンやミーゴレンなど、日本でのエスニック料理としても割とメジャーで、そして日本人の味覚に合っているものが多いのもありがたいポイント。
また、UberEATSのような宅配で食べ物を届けてくれるサービスもかなり安く利用できるので、出かけるのが面倒なときでもラクラクです。
ただ、Uber自体は2018年3月に東南アジアの事業を撤退してしまったので、現在は代替アプリであるGrabを使う必要がありますが。
ホテルに戻って作業中、小腹が空いたのでUber Eatsを使って海苔巻き(?)を頼んでみた。
配送料、たったの5リンギット(136円)、ホテルから出なくてもたったこれだけのコストで食べ物をサクッと運んでくれるの、本当にありがたいw pic.twitter.com/7ggFJr1erK
— 20代怠け者@電子書籍新刊発売中! (@20sInvest) 2018年2月24日
さらには、都市部であれば日本食もそれなりに食べれます。
日本国内で食うよりはちょっと高めの値段設定だけども、日本食のチェーン店などもモールにはあるので、物足りなくなったら食べに行く…なんてこともそんなに大変なことじゃないですね。
完全に余談だけど、ニュージーランドで半年間、車旅をしている頃は日本食をほとんど食べれず、なかなか辛かったなあ…。
ホント、海外だと都市部にしか、日本食レストランなんてありませんからね…。
まとめ
- 都市の発展具合と物価のバランスがちょうどいい
- クアラルンプール空港がハブ空港であり、他国へのアクセスも便利
- 言語がわかりやすい+英語が通じやすい
- ご飯が安価で、日本人の口に合う
以上、ぼくが第二の拠点を作るならクアラルンプール! と考えている7つの理由でした。
まだ東南アジアのすべての都市を見てきたわけではありませんが、その中でも成熟した大都市といえるバンコク、シンガポール、クアラルンプールの3つを比べてみると、やはりクアラルンプールが一番魅力的に写りました。
今年の2月に沢山のコンドミニアムの視察をしてきたのも、クアラルンプールが便利そうだと考えるようになったキッカケかもしれません。
実際に住居をみてみると、その国・その都市で生活することの具体的なイメージが湧いてきますしね。
上でも触れましたが、東京と同程度のコストで東京よりも確実にいい暮らしが出来ます。
会社都合でクアラルンプールに住める駐在員のひとたちがうらやましい…なんて思ってしまいましたよ。(笑)
あくまで投資用物件の視察としてですが、コンドミニアムをこんな感じで視察して回りました。 興味があればこちらもどうぞ。
【マレーシア】投資不動産の視察ツアーの様子はこんな感じでした 視察の雰囲気や当日の流れなどまとめ
ということで、以上ご参考までに!
それでは!