ニート界の有名人、pha氏の書く本を時々、思い出したように読んでます。

 

 

働きたくない一心で会社を辞めてニートになり、「働きたくない」「だるい」ということを世に配信し続けていたらいつのまにか本を5冊ほど書いていたという、異色のニートであるこの人。

ぼくも会社員時代、色々と鬱々としていた日々にこの人の「ニートの歩き方」を読んで、「ああ、こういう生き方もあるのだな」ということで少々救われた気持ちになったものです。

今でも、ちょっとしたスランプ気味になった時に、この人の文章を見るとなんだか落ち着けるような気がしてます。

 

境遇はちょっと違えど、ぼくも働きたくない一心で不労所得を得てからフリーランスになったので、行動はこの人と通じるところがあるように、一方的に思ってたりもします。

今日はこの書籍の中から気に入った部分をご紹介。

 

これは、ぼくが積極的に本を読む理由でもある。

 

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知識は人を自由にする

下記、「持たない幸福論」より、pha氏が文章を書いている理由について語った一文。

僕が何故本やブログを書いているかというと「知識は人を自由にする」と思っているからだ。

僕は小さい頃から毎日学校に行ったり会社に勤めたりする生き方に違和感を抱いていたけど、そういうことを周りの人に言っても「何言ってんだ?」みたいな感じで理解してもらえなかった。

だから「自分のほうが間違っているんじゃないか?」「自分がだめなだけじゃないか?」という不安がずっとあった。

でも成長するにつれていろんな本を読んだりしていくと、「今の世の中のメインになっている価値観は絶対的なものじゃなくて、それはここ何十年かで出てきた一時的なものに過ぎない」「世界にはもっといろんな価値観や生き方がある」ということを知ることができて、そうすると「会社や学校に違和感を持つ自分の生き方もまあありなんじゃないか」という風に、自分の生き方にある程度自信を持てるようになった。

 

たとえば「いい会社に入って40年働き続ける」というようなライフスタイルだとかを、絶対的な概念のように言う人も居るけれど、こうしたライフスタイルも戦後の高度経済成長にはじめて生まれたものであって、それ以前はそもそも存在しなかったものだったりします。

そういったことを知っていれば「何ここ数十年で出てきた概念に必死になってるの」と一歩引いて広い目線で見れるようになる。

それを知らなければ、「いい会社に入れなかったぼくはダメなやつだ」とか「辛いけど40年、頑張って働き続けなきゃ」という固定的な考えになってしまって、かえって自分を追い詰めてしまうことにも、なりかねない。

選択肢はたくさんあることを知っておいた方がラク

ということで、重要なのは選択肢の豊富さ。

そして、選択肢が豊富にあるということを知っておくことが、生きるのがラクになる秘訣だと思うのだよね。

 

なので、ぼくは今のところ、フリーランスという形式でゆったりと働いているけれど、自分がやりたいことや条件の良い仕事があったら、再就職して働いても構わないかなと思ったりしてます。

別に一生フリーランスで生きていく、というようなことを考えてるつもりはないわけで。

(通勤場所とか勤務時間とかそういう条件を満たすものとなると、今の社会にはまだまだ少ないのがネックだけれど…。)

 

そうした選択肢をもっと増やしてラクに生きるために、今日も色々な本を読んでます。

「ちょっと気になるけど、お金を払ってまで読むかどうか迷うな…」という本があった場合は、図書館を使ってタダで読むというのもひとつの手です。

こちらの記事で紹介しているテクニックを使えば、なるべくローコストで色んな本が読めるようになるので、ちょっとオススメです。

知らぬと損する、Amazonで本を安く買う2つの方法+タダで読みたい本を読める裏ワザ

pha氏は書籍の中でも「働くのがしんどくなったら、一旦休んでも良くて、また好きなように復帰できる社会の方が幸せだと思う」ということを語ってました。

そんな風に「こういう生き方しかない」から「こういう生き方の選択肢もある」というように自由に選べるような社会になったら、確かにもっと生きやすくなるのにな、と感じた次第です。

ぼくの好きな言葉のひとつに「選択肢が多いことは絶対的な善」という言葉もあります。

これはpha氏の本に書いてあったことだったか、それとも別だったか…ちょっと忘れちゃったけど。

 

そんなわけで、ぼくの好きな言葉の紹介でございました。

それでは〜。