やっぱり、影響し合ってるんですね。
先日、日銀がマイナス金利を発表していました。
ついにマイナス金利! 一般市民にどういう影響があるのか調べてみた | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
どうも上記の影響を受けて、国内リート(日本国内の不動産に関する投資信託)の指数が急激に伸びています。
そしてもちろん、国内リートへ投資する投資信託の基準価額も上昇しているようです。
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リート指数が2月に入って急激に伸びてる
国内リートのインデックスとして東証リート指数という数値があります。
国内リートの全銘柄を対象としてその時点の時価総額を指数化したもので、これが伸びていれば不動産の需要ありと市場が判断している、と考えられます。
というわけで、実際に東証リート指数を見てみよう。
日銀がマイナス金利を発表したのが1月29日。 で、1月29日の発表後から急激に指数が伸びてるのがわかります。 たった1日で指数が1700→1850ぐらいまで急上昇したことになりますね。
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まあこの指数はリアルタイムで変動しているので、この後落ち着いて元の指数に下る可能性もあります。 可能性の話で言えば、まだ更に上る可能性ももちろんあるわけですが!
国内REITの投資信託も急激な伸び
この指数を元に、リートに投資している投資信託を見てみると、こちらも急激に値が上がってます。
例えばこれはeMaxisの「国内リートインデックス」という投資信託。 これなんかは直近で前日比+955円という急騰具合。
ここ数ヶ月の下落でこの投資信託もある程度値を下げているので、そのタイミングで購入していれば儲けが出ていた! ということになるわけですねえ…。
マイナス金利の影響か
この急激な伸びもやはり、マイナス金利の影響によるものと思われます。
日銀のマイナス金利の決定によって、住宅ローンの金利も下がる可能性がある、ということを先日の記事で書きましたよね。
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どういうメカニズムで東証リート指数が上がったかというと、下記のような流れです。
「マイナス金利で銀行が日銀にお金を預けづらくなる」
↓
「銀行は預けられないお金を貸したい」
↓
「住宅ローンとして貸したいので金利を下げる」
↓
「人々がローンを借りやすくなる」
↓
「不動産が賑わいそうだ」
↓
「リート指数が上がる!」
という図式ですね。 要するに「風が吹けば桶屋が儲かる」の理論です。
みんなこのように「これからまた不動産が賑わうぞ」と考えたので、不動産の銘柄を購入することが多くなり、価格も上昇するというワケですねー。 後数ヶ月以上すると、住宅ローン金利が下がったので借りやすくなったぞ、というようなニュースが流れてくるかも。
…しかし、そんなに上手く行くのかなー?
東京はまだ不動産需要アリ?
日本全体を長期間で見るとどうしても不動産の伸びしろは少ないだろうと考えられるのだけど、まだ東京に関しては2020年までは人口増が続くと予測されてます。
そうなると、不動産の需要もまだ当面はありそうだということにもなります。 2020年のオリンピックの件もあるし、円安による海外旅行者の需要もありそうだ。
そう考えるとまだ好材料は残っている…と考えても自然かなと。
余談だけど、こうした政策の影響が、自分が投資している(もしくは興味がある)資産に実際に影響してくるんだなというのがわかってくると、なんだか面白くなってきますよね。
まあ政策が自分の資産に良い方向に影響するとは限らないけども、自分で経済に参加して、自分の好きなように資産のバランスを組めるようになると、急にいろいろ面白くなってきます。
積立投資という着実な形でも市場経済に参加することで経済に関心が持てるようになると、こうした経済ニュースも見ていて面白くなりますからね。
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