インドネシア株式を購入してみました。
数ある株式市場の中から、なぜインドネシアなのか?
ぼくがインドネシアびいきな4つの理由をピックアップしてみました。
詳しく見てみると、東南アジアの中でも一番面白いんですよ、インドネシア。
インドネシア株式は、この2社で購入可能です。
目次
投資デビューを応援! マネックス証券では現在、口座開設で現金プレゼント・キャンペーンを開催中です。
理由1:世界で4番目に人口が多い
意外と知られていない事実なのですが、実はインドネシアは世界の人口ランキング第4位です。
順位 | 国 | 人口 |
---|---|---|
1位 | 中国 | 13.8億人 |
2位 | インド | 13億人 |
3位 | アメリカ | 3.2億人 |
4位 | インドネシア | 2.5億人 |
5位 | ブラジル | 2億人 |
10位 | 日本 | 1.2億人 |
中国・インドの莫大な人口は有名として、アメリカの人口も有名です。 その次がインドネシアというのは、あまり知られてないんですよね。
当然、東南アジアの中でも人口ランキング第1位です。
順位 | 国 | 人口 | 割合 |
---|---|---|---|
1位 | インドネシア | 2.5億人 | 33% |
2位 | バングラデシュ | 1.5億人 | 20% |
3位 | フィリピン | 1億人 | 13% |
4位 | ベトナム | 9000万人 | 12% |
5位 | タイ | 6000万人 | 8% |
6位 | ミャンマー | 6000万人 | 8% |
7位 | マレーシア | 3000万人 | 4% |
8位 | カンボジア | 1800万人 | 2% |
9位 | ラオス | 800万人 | 1% |
東南アジア人の3人に1人はインドネシア人ということになりますね。 そう考えると、かなりの人口量だということがわかるかと。
ちなみに、国土面積でもインドネシアは東南アジア第1位です。
理由2:人口ボーナスがこれから来る
インドネシアの人口ボーナス期のピークは2030年〜2050年と予測されています。
成長市場とされている「東南アジア」でも人口ボーナス期の時期は国ごとに異なっています。
例えばタイなどは2030年には人口ボーナス期を終えるとされていたり、フィリピンはもっと遅くて2040年〜2060年だったり。
同じく新興国として扱われるブラジルや中国などは、既に人口ボーナス期が終了しています。
(個人的にはこれらの国がずっと新興国扱いとして新興国ファンドの中に組み入れられ続けているのは、ちょっと疑問に思ったりもする…。)
うえにも書いた通り、東南アジア第1位の人口を誇るインドネシア。
「東南アジア1位の人口+人口ボーナス期」のエンジンの強さがどれほどになるか、非常に楽しみです。
理由3:不景気に意外と強い
インドネシア経済は内需依存型です。
他国への輸出に依存するアジア各国は、輸出の対象国(その多くは中国)の経済や、世界的な経済の影響を多く受けます。
が、インドネシアは内需への依存が強いため、そうした他国の経済の影響を受けづらいという特徴があります。
事実、2008〜2009年のリーマンショック時でさえ、GDPの成長率が4.7%と、プラスを維持しています。
平均株価の指数である「ジャカルタ総合指数」は2008〜2009年で下げていますが、その後は右肩上がりを続けています。
ひとたび不景気になれば、その下げ幅も極端なのが新興国の株式ですが、内需の高さを考えると、世界的な不況の影響を受けづらい国だと言えそうですね。
その内需依存型の経済も、「東南アジア1位の人口+人口ボーナス期」というエンジンあればこそ。
ボーナス期が終わる2050年までは、よほどのことが無い限り安定的に成長を続けそうだというのが、ぼくの予想です。
銘柄を選ぶなら、インドネシアの株式の銘柄の中でも国内向けの企業が望ましいですね。
理由4:株式がまだまだ安く買える
インドネシア株式の銘柄は、まだまだ安く買えます。
2017年7月現在のジャカルタ総合指数は5814。 1株あたり5814ルピア、50円ほどで買えてしまう計算です。
インドネシア株式の取引単位は100株なので、最小5,000円程度で買えるようになっています。
5万円で1000株、50万円なら1万株も買えます。 これぐらいの価格帯なら、余裕資金の範囲で様子を見てもても面白いかも! (…と思って、買ったのがぼくです。)
ただ、手数料1%以上、最低手数料が500円以上(楽天証券の場合)ため、最低5万円を目安に買うのが手数料で損をしなくて良さそうです。
まとめ
- 世界第4位、東南アジア第1位の人口数
- これから迎える人口ボーナス期
- 内需が強く、海外の不景気の影響を受けづらい
- 比較的安価で株式を購入可能
キーワードはやはり「東南アジア1位の人口+人口ボーナス期」です。
成長市場と言われている東南アジアでも、この2つの条件を満たした国はインドネシアのみです。
同じ東南アジアのその他の国々は人口が少なかったり、人口ボーナス期が終わっていたり、まだ先だったり…。
どうせ投資するなら、安定した成長が見込める国に投資したいところですよね。
以上、ぼくがインドネシア株式が面白いと思う4つの理由でした。
それでは!
配当金がありました
こちら、関連記事です。
購入したインドネシア株式から配当がありましたが、なんと利回り12%という配当金が出ておりました。
利回り12%! 驚異のインドネシア株式から配当がありました。【ITMG】
米国株についても書いています
個別株式派インドネシア株式だけでなく、米国株式も買っています。
余裕資金で米国株を2銘柄買ってみました。 購入したのはこんな銘柄!