- 投資を始めようかと思っているんだけど、いつから始めるべきなのかわからない
- まあ、まだ投資を始めるのは早いよね! もっとお金持ちになってからでいいや!
その考えはもったいない! もったいなさすぎますよ!
はい、こんにちは!
ワケあって23歳から投資を始めて、現在投資歴8年になる20代怠け者(@20sInvest)です。
40年間積立投資をしていった場合と、それを1年遅らせて39年間積立投資をしていった場合の最終的な投資結果を比較してみました。
すると驚き、173万円も異なることが判明しました。
投資を始める時期を1年間遅らせるだけで173万円の機会損失。
2年、3年と投資する時期が遅くなるにつれて、その金額は大きくなります。
月3万円×利回り4%で40年間運用していった場合のシミュレーションです。
投資を始めるのが1年間遅れた39年間の投資と比べると、たった1年の差で最終的に『173万円』も差が出てきます。
「まだ投資するには早いよね」と後回しにしておくと、1年ごとに170万円以上の機会損失をしていることに…。 pic.twitter.com/DfgEMfsjI5
— 20代怠け者 (@20sInvest) 2018年12月31日
目次
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【前提】どうして投資を始めるのが早いほうが有利なのか?
さて、なぜ投資は早いうちに始めた方が有利になるのでしょう?
その理由は、投資の結果が以下の方程式で決まるからです。
投資の結果を決める方程式
資金 × 時間 × 利回り
投資結果は、この3つの要素で決まります。
- 資金
- 時間
- 利回り
時間とは、投資にどれだけの時間をかけられるか。 この場合は「年」での時間単位ですね。
そして利回りは、投資した金額によって年間いくらの利益が平均的に出せるかを意味します。
この3つの中で、一番貴重なものはなんでしょう?
「時間」です!
時間は無限ではなく有限です。
人間の一生には時間制限があります。
投資が出来る期間、つまりは「働いてお金を稼げる期間」は一生のうち更に短くなります。
資金や利回りは、努力で取り返すことが可能ですが、この中で唯一、時間だけは努力では取り返せませんよね。
考えてみれば今この時間も、有限の資源を消費し続けているのです。
しかも、いつ寿命を迎えて終わってしまうのかわからない有限の資源です…。
この考え方に則って考えるとやはり投資は若いうちから、早いうちから長く続けていくべきなのだと思います。
幸いなことに、投資は一度積立を設定すればある程度自動的に回ってくれるようになるので、それほど手間はかかりません。
現在は「ロボアドバイザー」という名前で、自動的に投資対象を最適化してくれる投資方法もあるので、以前よりも遥かにカンタンに、投資をほったらかしに出来るようになりましたね。
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【図解】投資を始めるのが1年間遅れるとこうなる
実際、投資を始めるのが遅れると、どれぐらいの機会損失となるのかをまとめてみました。
- 月3万円の積立投資 (年36万円の積立)
- 利回りは平均4%で運用
- 期間は最長40年間
- 定年の60歳まで再投資・複利運用で投資することとする (最長40年間)
遅れた年数 | 機会損失の金額 |
---|---|
1年 | 173万円 |
2年 | 339万円 |
3年 | 499万円 |
4年 | 652万円 |
5年 | 800万円 |
6年 | 942万円 |
7年 | 1,079万円 |
8年 | 1,210万円 |
9年 | 1,337万円 |
10年 | 1,458万円 |
11年 | 1,575万円 |
12年 | 1,687万円 |
13年 | 1,795万円 |
14年 | 1,899万円 |
15年 | 1,999万円 |
16年 | 2,095万円 |
17年 | 2,187万円 |
18年 | 2,276万円 |
19年 | 2,361万円 |
20年 | 2,443万円 |
21年 | 2,522万円 |
22年 | 2,598万円 |
23年 | 2,671万円 |
24年 | 2,741万円 |
25年 | 2,808万円 |
26年 | 2,873万円 |
27年 | 2,935万円 |
28年 | 2,995万円 |
29年 | 3,053万円 |
30年 | 3,108万円 |
31年 | 3,162万円 |
32年 | 3,213万円 |
33年 | 3,262万円 |
34年 | 3,309万円 |
35年 | 3,355万円 |
36年 | 3,399万円 |
37年 | 3,441万円 |
38年 | 3,481万円 |
39年 | 3,520万円 |
たった1年遅れるだけで、最終的な投資結果に173万円もの差が生まれます。 (投資期間40年と39年)
5年遅れると、800万円の差です。 (投資期間40年と35年)
仮に30年遅れてしまうと…本来手に入っていたかもしれない3,108万円が手に入らない、という結果になります。 怖っ!
投資期間に対する投資結果
なぜ、こういった数字になったのかの根拠がこちら。
上でお話した条件に沿って積立投資・複利運用していくと、投資結果(元本)は投資期間に応じてこうして大きくなります。 (数字の単位はすべて「万円」です)
投資期間 | 年間の 投資金額 | 利益 | 投資結果 (元本) |
---|---|---|---|
1年 | 36 | 1.4 | 37.4 |
2年 | 36 | 2.9 | 76.4 |
3年 | 36 | 4.5 | 116.9 |
4年 | 36 | 6.1 | 159.0 |
5年 | 36 | 7.8 | 202.8 |
6年 | 36 | 9.6 | 248.3 |
7年 | 36 | 11.4 | 295.7 |
8年 | 36 | 13.3 | 345.0 |
9年 | 36 | 15.2 | 396.2 |
10年 | 36 | 17.3 | 449.5 |
11年 | 36 | 19.4 | 504.9 |
12年 | 36 | 21.6 | 562.6 |
13年 | 36 | 23.9 | 622.5 |
14年 | 36 | 26.3 | 684.8 |
15年 | 36 | 28.8 | 749.7 |
16年 | 36 | 31.4 | 817.1 |
17年 | 36 | 34.1 | 887.2 |
18年 | 36 | 36.9 | 960.2 |
19年 | 36 | 39.8 | 1,036 |
20年 | 36 | 42.9 | 1,115 |
21年 | 36 | 46.0 | 1,197 |
22年 | 36 | 49.3 | 1,282 |
23年 | 36 | 52.7 | 1,371 |
24年 | 36 | 56.3 | 1,463 |
25年 | 36 | 60.0 | 1,559 |
26年 | 36 | 63.8 | 1,659 |
27年 | 36 | 67.8 | 1,763 |
28年 | 36 | 72.0 | 1,871 |
29年 | 36 | 76.3 | 1,983 |
30年 | 36 | 80.8 | 2,100 |
31年 | 36 | 85.4 | 2,221 |
32年 | 36 | 90.3 | 2,348 |
33年 | 36 | 95.3 | 2,479 |
34年 | 36 | 100.6 | 2,615 |
35年 | 36 | 106.1 | 2,758 |
36年 | 36 | 111.7 | 2,905 |
37年 | 36 | 117.7 | 3,059 |
38年 | 36 | 123.8 | 3,219 |
39年 | 36 | 130.2 | 3,385 |
40年 | 36 | 136.8 | 3,558 |
対して、投資期間が40年間だった場合の投資結果が3,558万円です。
この投資結果の差が173万円となります。
なぜ投資を始めるのが1年遅れると投資結果にこんな差が生まれるのか
つまり、投資を始めるのを1年間遅くしたばっかりに、173万円を得るチャンスを失ったことになります。
なぜたった1年間でこれだけの差が出るんでしょう?
その理由は、
福利での再投資の場合、投資期間が長くなるにつれて年間の利益が大きくなるからです。
「複利運用」とは、投資で得た利益を更に投資に回すことで、投資の元本を更に大きくするという動きのことです。
先ほどの図なら、1年目の利益である1.4万円を生活費に使うのではなく、更に投資に追加することで、次の年の投資元本を増やしていくことが出来ます。
すると、2年目・3年目の方が投資する元本が大きくなるので、自然とその年期待できる利益も大きくなります。
利回りが4%だとして、100万円の投資元本と、1000万円の投資元本では毎年の利益が大きく違うことはわかりますよね。
投資元本 | 利益 |
---|---|
100万円 | 4万円 |
1,000万円 | 40万円 |
毎年の積立額がずっと同じ場合は、当然ながら再投資される期間が長い方が利益の出る年の回数も増えます。
39年目では元本が「3,385万円」と大きな数字になっているので、ここから更に運用することが出来れば、もう1年分の福利がプラスされてきます。
これが173万円の差、というわけですね!
「40年間投資できる」ということを基準にして考えているので、投資スタートが遅れることが、この再投資出来る期間を短くしている…という考え方です。
機会損失は「得られたかもしれないお金のチャンスを失った」だけですので、実際にお金がマイナスになるということでありません。
…が、すでにお話したように時間は取り戻せないもの。
この失った1年間分を取り戻そうと思った場合は、例の方程式の「資金」か「利回り」のどちらかを上げていかないといけません。
まとめ
- 投資期間が39年間と40年間では、最終的な投資結果に173万円もの差が出る
- 複利運用では、投資期間が長くなるにつれて年間の利益が大きくなる
- つまり、積立投資が1年遅れると、それだけ投資によって貰えていたはずの利益が消えることになる
もう一度、投資結果の方程式を掲載しておきますね。
資金 × 時間 × 利回り
いざ資産運用しよう!
…なんて思い立ったのに、時は過ぎ去っていて十分な時間を確保することが出来なかった…なんてことがないよう、早めに投資をスタートしておくことを改めて、オススメしておきます。
以上、ご参考までに。
それでは!
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