この記事は、こんなことを考えている人に向けて書いています。

  • 投資を始めようかと思っているんだけど、いつから始めるべきなのかわからない
  • まあ、まだ投資を始めるのは早いよね! もっとお金持ちになってからでいいや!

その考えはもったいない! もったいなさすぎますよ!

 

はい、こんにちは!

ワケあって23歳から投資を始めて、現在投資歴8年になる20代怠け者(@20sInvest)です。

40年間積立投資をしていった場合と、それを1年遅らせて39年間積立投資をしていった場合の最終的な投資結果を比較してみました。

すると驚き、173万円も異なることが判明しました。

投資を始める時期を1年間遅らせるだけで173万円の機会損失。

2年、3年と投資する時期が遅くなるにつれて、その金額は大きくなります。

 

 

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【前提】どうして投資を始めるのが早いほうが有利なのか?

さて、なぜ投資は早いうちに始めた方が有利になるのでしょう?

その理由は、投資の結果が以下の方程式で決まるからです。

投資の結果を決める方程式

資金 × 時間 × 利回り

 

投資結果は、この3つの要素で決まります。

  • 資金
  • 時間
  • 利回り

 

  資金とは、その通り投資にかける資金、金額のことを指します。

時間とは、投資にどれだけの時間をかけられるか。 この場合は「年」での時間単位ですね。

そして利回りは、投資した金額によって年間いくらの利益が平均的に出せるかを意味します。

 

この3つの中で、一番貴重なものはなんでしょう?

「時間」です!

時間は無限ではなく有限です。

人間の一生には時間制限があります。

投資が出来る期間、つまりは「働いてお金を稼げる期間」は一生のうち更に短くなります。

 

資金や利回りは、努力で取り返すことが可能ですが、この中で唯一、時間だけは努力では取り返せませんよね。

考えてみれば今この時間も、有限の資源を消費し続けているのです。

しかも、いつ寿命を迎えて終わってしまうのかわからない有限の資源です…。

 

この考え方に則って考えるとやはり投資は若いうちから、早いうちから長く続けていくべきなのだと思います。

幸いなことに、投資は一度積立を設定すればある程度自動的に回ってくれるようになるので、それほど手間はかかりません。

現在は「ロボアドバイザー」という名前で、自動的に投資対象を最適化してくれる投資方法もあるので、以前よりも遥かにカンタンに、投資をほったらかしに出来るようになりましたね。

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【図解】投資を始めるのが1年間遅れるとこうなる

実際、投資を始めるのが遅れると、どれぐらいの機会損失となるのかをまとめてみました。

以下の図は、こちらの条件で積立投資をしていくとして「投資を始めるのが◯年遅くなるにつれてどれだけ損をするか」を示しています。

  • 月3万円の積立投資 (年36万円の積立)
  • 利回りは平均4%で運用
  • 期間は最長40年間
  • 定年の60歳まで再投資・複利運用で投資することとする (最長40年間)
遅れた年数機会損失の金額
1年173万円
2年339万円
3年499万円
4年652万円
5年800万円
6年942万円
7年1,079万円
8年1,210万円
9年1,337万円
10年1,458万円
11年1,575万円
12年1,687万円
13年1,795万円
14年1,899万円
15年1,999万円
16年2,095万円
17年2,187万円
18年2,276万円
19年2,361万円
20年2,443万円
21年2,522万円
22年2,598万円
23年2,671万円
24年2,741万円
25年2,808万円
26年2,873万円
27年2,935万円
28年2,995万円
29年3,053万円
30年3,108万円
31年3,162万円
32年3,213万円
33年3,262万円
34年3,309万円
35年3,355万円
36年3,399万円
37年3,441万円
38年3,481万円
39年3,520万円

 

たった1年遅れるだけで、最終的な投資結果に173万円もの差が生まれます。 (投資期間40年と39年)

5年遅れると、800万円の差です。 (投資期間40年と35年)

仮に30年遅れてしまうと…本来手に入っていたかもしれない3,108万円が手に入らない、という結果になります。 怖っ!

投資期間に対する投資結果

なぜ、こういった数字になったのかの根拠がこちら。

上でお話した条件に沿って積立投資・複利運用していくと、投資結果(元本)は投資期間に応じてこうして大きくなります。 (数字の単位はすべて「万円」です)

投資期間年間の
投資金額
利益投資結果
(元本)
1年361.437.4
2年362.976.4
3年364.5116.9
4年366.1159.0
5年367.8202.8
6年369.6248.3
7年3611.4295.7
8年3613.3345.0
9年3615.2396.2
10年3617.3449.5
11年3619.4504.9
12年3621.6562.6
13年3623.9622.5
14年3626.3684.8
15年3628.8749.7
16年3631.4817.1
17年3634.1887.2
18年3636.9960.2
19年3639.81,036
20年3642.91,115
21年3646.01,197
22年3649.31,282
23年3652.71,371
24年3656.31,463
25年3660.01,559
26年3663.81,659
27年3667.81,763
28年3672.01,871
29年3676.31,983
30年3680.82,100
31年3685.42,221
32年3690.32,348
33年3695.32,479
34年36100.62,615
35年36106.12,758
36年36111.72,905
37年36117.73,059
38年36123.83,219
39年36130.23,385
40年36136.83,558

 

投資期間が39年間だった場合の投資結果が3,385万円。

対して、投資期間が40年間だった場合の投資結果が3,558万円です。

この投資結果の差が173万円となります。

なぜ投資を始めるのが1年遅れると投資結果にこんな差が生まれるのか

つまり、投資を始めるのを1年間遅くしたばっかりに、173万円を得るチャンスを失ったことになります。

なぜたった1年間でこれだけの差が出るんでしょう?

 

その理由は、

福利での再投資の場合、投資期間が長くなるにつれて年間の利益が大きくなるからです。

 

「複利運用」とは、投資で得た利益を更に投資に回すことで、投資の元本を更に大きくするという動きのことです。

先ほどの図なら、1年目の利益である1.4万円を生活費に使うのではなく、更に投資に追加することで、次の年の投資元本を増やしていくことが出来ます。

すると、2年目・3年目の方が投資する元本が大きくなるので、自然とその年期待できる利益も大きくなります。

利回りが4%だとして、100万円の投資元本と、1000万円の投資元本では毎年の利益が大きく違うことはわかりますよね。

投資元本利益
100万円4万円
1,000万円40万円

 

毎年の積立額がずっと同じ場合は、当然ながら再投資される期間が長い方が利益の出る年の回数も増えます。

39年目では元本が「3,385万円」と大きな数字になっているので、ここから更に運用することが出来れば、もう1年分の福利がプラスされてきます。

これが173万円の差、というわけですね!

 

「40年間投資できる」ということを基準にして考えているので、投資スタートが遅れることが、この再投資出来る期間を短くしている…という考え方です。

機会損失は「得られたかもしれないお金のチャンスを失った」だけですので、実際にお金がマイナスになるということでありません。

…が、すでにお話したように時間は取り戻せないもの。

この失った1年間分を取り戻そうと思った場合は、例の方程式の「資金」か「利回り」のどちらかを上げていかないといけません。

まとめ

  • 投資期間が39年間と40年間では、最終的な投資結果に173万円もの差が出る
  • 複利運用では、投資期間が長くなるにつれて年間の利益が大きくなる
  • つまり、積立投資が1年遅れると、それだけ投資によって貰えていたはずの利益が消えることになる

 

もう一度、投資結果の方程式を掲載しておきますね。

資金 × 時間 × 利回り

 

いざ資産運用しよう!

…なんて思い立ったのに、時は過ぎ去っていて十分な時間を確保することが出来なかった…なんてことがないよう、早めに投資をスタートしておくことを改めて、オススメしておきます。

 

以上、ご参考までに。

それでは!

 

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