ブログは、10分間ほどの小さな空き時間があればできる作業でもあります。
もちろん腰を据えてブログ作業に取り掛かることもありますが、いつでもどっしりと作業に取り掛かれるわけではないので、細かい空き時間を利用してブログ更新の作業に充てることも多いです。
忙しい人にも必ず存在する、10分程度の小さな空き時間。 これをブログの更新作業に充て続けることで、確実にコンテンツをストックしていくことができます。
今回は小さな空き時間を活用してブログを書いていく具体的方法、作業の流れをご紹介します。
この方法は、ぼくが会社員として多忙に働いている時期からブログ記事を書いていくために実践していたテクニックです。
そのため、ぼく以上に忙しいみなさんでも、きっと実践可能な内容になっていますよ。
ブログを継続的に書いていく手助けになれば、と思います!
それではどうぞ!
目次
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はじめに1:空き時間を活用してブログ記事を書いていく全体の流れ
全体の流れとしては、このような作業を10分の空き時間の中で繰り返していきます。
鍵となるのはスマートフォンです。
ブログ更新作業をするのに一番便利なのはノートPCですが、なかなか10分という短い時間でPCの前に座って作業をする、というのは難しいものです。
少なくとも、作業するために机か椅子が必要ですしね。
その点、スマートフォンなら、いつでもポケットに入っているし、取り出せばすぐに操作できますよね。
作業用の机も椅子も必要ありません。
10分間でできるブログ更新作業とは「10分間のうちにスマートフォンで記事のパーツをつくっていこうぜ」というものです。
はじめに2:ブログのパーツ構成と考え方
まずは、ブログの記事というものをちょっと分解して、どんなパーツがあるのかを少し見てみましょう。
おおまかに分けて、ブログ記事は「記事タイトル」「記事パーツ(段落)」「写真や図」の3つで出来ています。
これらを組み合わせてひとつの文章としたものが「ブログ記事」です。
「ブログ記事」をひとつのパーツとして、一度に完成させようとすると、じっくりとPCの前に座って作業をしていく必要があるため、かなりの労力と時間が必要となってしまいます。
ブログ記事は複数のパーツごとに分解できるのだから、それぞれのパーツごとに個別に完成させてもOKなのです。
例えばこちらは「日常生活でマイルを貯めて海外旅行に行く方法!」というタイトルのブログ記事を分解してみた図。
まず記事タイトルがあり、その中に段落1〜3で詳しくその方法について説明をしていくという構造になってます。
そして、これらのパーツの中身を肉付けしていくという作業は、スマートフォンがあれば10分の空き時間でもぜんぜん可能です。
今日の空き時間で段落1だけを書き、次の日の空き時間で段落2を書いていく、という方法で進めていけます。
パーツごとに完成させていく
記事パーツごとの作業タイミングをまとめてみると、こうなります。
まず「記事タイトル」と「写真や図」は、いつでも作業可能です。
詳しくはこの後書きますが、思いついたタイミング・見つけたタイミングでメモを取ればいいだけなので、いつでも作業可能です。
実際の文章である「記事パーツ」を肉付けしていく作業は、10分の空き時間で可能です。
この肉付けの作業をスマートフォンでやってしまって、記事のおおまかなところを完成させよう、というのが今回のメインです。
この具体的方法についても、少しずつ見ていきましょう。
手順1:気付いたこと・思い付いたアイデアを即メモする (記事タイトルづくり)
ということで、まずは「記事タイトル」からつくっていきましょう。
ブログの記事タイトルは基本的に、32文字程度の一行だけでつくられています。
まずは思いつくまま、32文字の記事タイトルをメモして並べていきましょう。
たとえば、「節約」というテーマで考えただけでも、これだけの記事タイトルがザッと浮かんできます。
- 「保険を見直ししてみたら毎月○○円節約できた!」
- 「現金払いよりも電子マネー払いの方がポイント分を節約できる!」
- 「実家ぐらしが実は何よりも一番の節約である理由」
- 「給料が上がらない時代は、節約テクニックを学ぶことがもっとも重要」
- 「お金を貯めたいなら、まずは銀行口座を2つにわけて管理しよう!」
- 「リボ払いを絶対にしてはいけない○つの理由」
実際に記事として完成させるかどうかは置いておいて、とりあえずどんどん思いつくままメモすることをオススメします。
「こんな記事を書いたら読まれそうだな」「こんなネタならアクセスが多そうだな」という雑な感じでいいので、書いてみたいアイデアを記事タイトルの形でどんどんメモしていきます。
日常生活で思いついたタイミングですぐメモ!
こうした記事タイトル、いわゆる記事のテーマは、ふとした日常生活の中で思いつくことがほとんどです。
例えば電車での移動中。 駅や電車の広告を眺めていたり、窓から風景を眺めている時。
その他にもインターネットで記事を読んでいる時、Twitterを見ている時、本を読んでいる時など。
「気付いたことを記事にする」と意識的に過ごすことで、記事のねたになるアイデアやヒントがどんどん出てくるはずです。
日常生活の中で気付いたこと・思いついたことは、その場ですぐさまメモすることが最重要。
ブログ記事のネタにできそうなアイデアを見つけたら、すぐさまメモを取るようにしてみましょう。
ちょっとした思いつきのアイデアは、時間が経つと頭の中からすっかり消えてしまう場合が多いため、その場でスマートフォンを取り出して、すぐさまメモアプリで記録しておくよう、覚えておくと良いですね。
まずは記事タイトルを思いついたらすぐメモにする。 これが、ブログ記事を書く上でのすべての第一歩です。
こんな感じで、自分のブログのカテゴリになった記事のタイトルをどんどんメモして、ストックしていきましょう。
自分はアナログ派だから、手帳やメモ帳に書いた方がやりやすい! という人は、もちろんそれでもOKです。
自分が一番見返しやすい場所にメモを取るのが一番。 ぼくの場合は、あくまでスマートフォンでのメモ上というだけの話です。
手順2:気になったもの・気になった情報はガンガン写真をとる
記事タイトルをメモしていくのと同時に、そのアイデアを思いつくキッカケとなった情報はスマートフォンで写真やスクリーンショットをとっておきましょう。
- 町中の広告
- 話題にしたい雑誌の記事
- 他店よりも安かった商品の値札
- 読んでいた本に載っていたグラフや図
- 読んでいたページのスクリーンショット
- 訪れた店の外観や中の様子
なんでもいいです。 気になったものは、とりあえず写真をとっておきます。
写真をとっておくことで、後になって記事パーツをふくらませて肉付けしていく際のヘルプになります。
人間はやはり忘れやすいもの。
あとになって記事を書こうとしても「あれ? あの部分ってどうなっていたんだっけ?」と記憶があいまいになりがちです。
そうした際に写真として記録が残っていると、その当時の記憶が蘇りやすくなるのですね。
図や値札など、具体的なデータや数値などは、写真をとることで簡単にメモできますから、確実に記事を肉付けしていくうえでの重要な情報となってきますよ。
写真の日時データも貴重なメモになる
また、撮影した写真には自動的に日付や時刻などのデータも保存されています。
ということは、写真を撮影した日時そのものも記録としてメモとして残すこともできるのです。
スマートフォンで電子書籍やWebページを読んでいる時に撮影したスクリーンショットも同様に、日時が記録されます。
活用できるのが例えば、ある特定の観光地を紹介する記事で「A地点からB地点への車の所要時間を記事パーツにしたい」と考えていた場合。
その場合は入口で写真をとって、その後出口でも写真をとっておきます。
あとで写真の記録を見れば、どの時点でそれぞれの写真を撮影したのかがすぐわかるので、記事パーツのデータとして利用できますよね。
こちらはレインボーブリッジを徒歩で渡った時に、入口と出口とで撮影した写真。
写真のそれぞれの日時から、所要時間が43分かかったことがわかります。
手順3:記事のパーツをスマホで書いていく
さて、それでは実際に、記事パーツの肉付けをしていきましょう。
まずは中身の段落構成を考えていきます。
ブログにおける段落とは、いわゆるこの画像の部分のこと。
基本は1つの話題ごとに、1つの段落を使います。 (この画像なら「無料ブログのメリット」についての話題にで1段落)
この段落を複数並べていくことで、記事全体の話の流れや全体的な論調をつくっていくのが第一歩です。
記事パーツの構成はテキスト形式でOK
全体的な話の流れをつくっていく…といっても、それほど難しく考えなくてOK。 特別なアプリもいりません。
まずはお手元のスマートフォンでメモのアプリを開きます。
そして、記事ごとにこんなメモを、テキスト形式でつくっていきます。
まずは一番上に記事タイトルを書き、その下に段落を付け加えていくだけ。
段落は簡単に【】閉じでまとめておきます。
それぞれの段落の下に、具体的な文章も書いていきましょう。 (ここではあくまで文章も一緒に思いついたら、でOK)
こうして構成や文章を肉付けしていくと、こんな感じでテキストができていきます。
こちらの例は、インデックスファンドとアクティブファンドの違いについての記事の構成案です。
「インデックスファンド」の段落と、それに対比するように「アクティブファンド」の段落を置いて、なかの文章や内容を少しずつ記載しています。
ぼくはこの時点で、HTMLのタグなどは含めていません。
スマートフォン単体でタグを追加して編集していくのはかなり大変なので、スマートフォン上では構成と文章そのものを書くことだけに集中します。
タグ付けや画像の挿入などは最後にまとめて手順4の部分でやってしまいます。
ただ、画像や図、リンクの挿入場所などには[]閉じでこんな感じで簡易的にマークアップしていますね。
10分の空き時間でメモアプリを開いて構成をつくっていく
10分の空き時間で、メモアプリにテキスト形式で書いていくだけなら難しいこともないはず。
- メモアプリを開く
- 記事タイトルを一番上に書く
- 【】閉じで段落を書いていく
- 中身の文章を書いていく
- メモを保存
10分の空き時間が終了したらメモを保存しておきます。
あとは、空き時間ごとに、これを繰り返していくだけ。
出勤時の電車の待ち時間に記事を肉付け、休憩中に記事を肉付け、退勤後の電車の中で記事を肉付け。
この方法だと時間はかかりますが、少しずつ確実に記事が完成に近づいていきます。
電車を待っている間、電車に乗っている間などでもスマートフォンが操作できるはずなので、積極的にメモアプリを開いて、記事タイトルと構成を書くことを癖付けましょ。
記憶が新鮮なうちに手を付けよう
ちなみに、記事パーツの文章の作成は、記憶が新鮮なうちにスタートする方が書きやすいです。
とりあえずメモをしておくのは大前提とはいえ、メモをそのままメモとして眠らせておくと、やはり鮮度が落ちてきてしまいます。
鮮度とは記憶が薄れていくという点もだし、自分自身の興味そのものが薄れていくという点もまたひとつ。
「この切り口は面白いぞ!」なんて思って記事タイトルをメモしたはいいものの、なかなか手を付けずに半年、1年も経ってしまうと「うーん、いまさらこんなこと書いてもなあ…」なんて、冷静な目で見てしまうことも。
その結果、埋もれるパターンが多い。
ぼく自身も、そうして埋もれてしまったアイデアが多くあります。
できることなら、記憶と情熱が新鮮なうちに肉付けをはじめて、そのまま完成まで持っていきたいものです。
手順4:パーツを組み合わせて記事にする
記事パーツがいくつかできてきたら、それらを組み合わせて記事の形に仕立てていきます。
最終的な組み合わせの作業や修正、投稿などは少しまとまった時間が必要かもしれません。 (20〜30分ほど)
しかし、記事のパーツがほぼほぼできていれば、パーツ同士を合体させていくだけなのでそれほどの労力にはなりません。
仕事終わりの帰宅後、寝る前などに少し(ここで意識的に)時間をとって、パーツを合体、記事としてブログに投稿します。
記事パーツを合体させる方法としては、下記の2つのどちらかがオススメです。
- ブログ投稿画面で直接タグを挿入して完成させる
- ブログ用のテキストエディタ上でタグを挿入して完成させる
ブログ投稿画面には、こんな感じのタグの入力補助機能が備わっていることが多いので、スマホで書いた段落と文章を管理画面にコピー&ペーストして、この管理画面上で最終的な編集をするのが良いでしょう。
最終作業は、やはりPCの画面でやりたい
この作業は、やはりスマートフォンよりもPCの画面で実施する方が望ましいですね。
スマートフォンでは文章を書いていくことは出来ますが、タグを挿入したり、文章を並び替えたり、プレビューしたりするのは不向きです。
もちろんスマホだけで完成させることも不可能ではないのだけど、画面の切り替えなどが多く発生するため、PCでの作業よりも無駄な時間と労力が発生します。
まあちょっと残念ですが、ここはPCで少しまとまった時間を確保して、サクッと完成、投稿してしまいましょう。
構成と文章そのものが出来上がっていれば、合体させるだけの作業はPCですぐ終わります。
また、手順2で撮影していた写真や図などは、このタイミングで合体(アップロードやタグ挿入)させます。
完成したら、実際に投稿してインターネット上に公開しましょう!
まとめ
- スマホを活用してブログ記事を書いていく!
- ブログ記事は「記事タイトル」「記事パーツ(段落)」「写真や図」の3つで出来ている
- まずは思いついた「記事タイトル」をすかさずメモ
- 「写真や図」も見つけたらすぐとっておこう
- 10分の空き時間をつかってスマホで「記事パーツ」を肉付けしていく
- 記事パーツと内容が固まってきたら、合体させて投稿!
10分の空き時間を細かく活用していくことで、こうして記事をつくっていくことができます。
もう一度、全体の流れのイメージ図を貼っておきますね。
こうしたコツコツとした10分の空き時間の作業が、ブログ記事というコンテンツをストックしていく方法なのです。
地味ですよね。 でも、その地味な作業を続けることこそが、不労所得を手に入れる唯一の道なのです。
以上、ぼくのブログ作業の具体的方法でした!
ご参考までに、それでは!