正しく使えば生活の利に、間違った使い方は身を滅ぼす諸刃の剣。
とまあ、カッコつけてみましたが、ホントに文字通りなんですよね。 クレジットカードの話です。
僕も日常的にクレジットカードを使ってます。 日常的に使ってますというと「なんだこいつ浪費家なのか?」と思われそうだけど、その逆です。 超節約家です。
クレジットカードを使って節約家とはいかに? と思われそうだけど、これにはしっかりとした4つの理由があるのです。
既にクレジットカードを使っている20代・30代も、これからクレジットカードを持とうかなと思っている20代の方々にも薦めておきたいクレジットカードとの付き合い方をまとめました。
目次
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1.ポイントが貯まるクレジットカードを使う
割とみんな見落としがちなのが、ポイントの有効活用です。
国内には主要なポイントサービスがこれだけあります。 これでもほんの一部ですが、クレジットカードによっては利用毎にポイントが貯まるサービスを行っているものが沢山あります。
- ANA/JAL マイル
- 楽天スーパーポイント
- Tポイント
- クレジットカードのポイント
僕はANAのマイルが貯まるクレジットカード(このあとご紹介します)を使っているけど、1年間使ってだいたい東京〜沖縄間を1往復できるほどのマイルが貯まりました。 無料で沖縄旅行ができる! と思って貰えればよいかと。
元々旅行好きということもあって、なんとか格安で国内・海外に飛ぶための方法を考えた時に、ANAマイルを貯めるのが一番自分にとって向いているポイントサービスだと考えました。
どのポイントを貯めるかはそれぞれの目的によって向き・不向きがあるので、「自分がそのポイントを貯めて何をしたいか」を考えてクレジットカードを決めましょう。
2.日常的に使えるクレジットカードを選ぶ
ポイントを稼ぐ上で重要になってくるのは、日常的に使えるクレジットカードであるかどうか。
クレジットカード払いとなると、なんとなくある程度の金額の商品でないと使わないイメージがあります。 コンビニで水を買う時とかにクレジットカード払いとか、普通しないよね。
とはいえ、日常的に使っているお金をポイントにしないと勿体無い。 なので、日常的に利用できるシステムのクレジットカードを使うのがベストです。
まあ平たく言えば「電子マネーと連携してコンビニでも使えるクレジットカードが良い」ということですね。
電子マネーならコンビニでも使えるので、クレジットカード払いよりも気軽に、そして日常的に使えます。
街中を見渡しても、現金払いをしている人たちがとても多いですよね。 毎日の支払いにポイントが貯まるということをもっと認識しておけば、確実に自分の為になるのにやっていない人が多い。 なんでなんでしょうね?
僕が使ってるクレジットカード
というわけで僕がメインで使っているのはこれ。「ANA Visa Suicaカード」です。
20代怠け者がメイン利用してるクレカ「ANA Visa Suicaカード」の話 日常的に使える電子マネーでマイルを自動的に貯める!
名前の通り「ANAマイレージ」と「Visaクレジットカード」と「Suica電子マネー」の機能が付いたカードですね。
これを使うと、100円につき1マイルが貯まります。 Suicaはクレジットカードからのオートチャージが可能なので、この機能を利用すればSuica電子マネーを使う度にマイルが貯まるようになるという仕組みです。
僕は日常の買い物やあらゆる料金の支払を今このカードに集約してます。 そのおかげで、毎月1000〜1500マイルぐらいは無料で貯まっている計算になります。
余談だけどANAマイルを貯めて海外に生きやすい環境を作ることは、この日本から出て行って海外に活路を見出すことにも繋がります。
このブログで色々と語っている通り、日本の若者は日本にさっさと見切りをつけて海外でも生き延びられるように行動力や行動範囲を伸ばすべきです。
大資産家を目指さなくても、若者は東南アジアを目指すべきだ! 「大資産家になるためのアジア副業マニュアル」 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
不労所得が月10万円あれば東南アジアで暮らせるかどうか、試算してみた | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
3.分割払いはするな
ここまでクレジットカードの有効的な使い方の話ですが、ここからは「これはするべからず」というものについてちょっと語っておきます。
まず、分割払いはしないこと。
高価な商品を買う際には「1回で支払うにはちょっと高いよな」という心理から「じゃあ分割払いで」という考えになりがちですが、分割払いは手数料がかかります。
手数料と書いてますが、実質は借金をしていることと同じです。 本来一括で支払うべきところを、支払いのうち○%を代わりにクレジット会社が支払ってくれているのです。
で、その間の肩代わり分は、金利としていただきまっせ、というわけです。 これは期間が長くなればなるだけ貸している期間が長くなるということなので、その分金利も高くつきます。
反面、一括払いは基本的に手数料はかかりません。 お金を借りてませんからね。
賢くクレジットカードを使うのであれば、不必要な出費は避けること。 それを考えると、そもそも分割払いは避けるべし、という結論になります。
例:5万円のものを分割で購入した場合
実際に5万円のものを分割購入した場合の手数料を、1回・3回・10回・24回で比較してみました。
金利はクレジット会社ごとに違うので、要チェックのこと。 今回は三井住友Visaカードの料率で計算してます。
支払回数 | 余分に支払う 金額 |
---|---|
1回 | ¥0 |
3回 | ¥1,005 |
10回 | ¥3,350 |
24回 | ¥8,040 |
このように、1回の支払額は少なくみえるけど、実は余分にお金を支払っていることになる、ということを理解しておきましょう。
逆に言えば、分割でしか払えないものは買うなという考え方になります。
貯金が10万円しかないのに20万円のものを欲しがるな、ということですね…。
4.キャッシングは使わない
クレジットカードを持っていると、キャッシングという機能でATMなどからすぐにお金を借りることができるようになってます。 まるで銀行口座からお金をおろすぐらい、手軽に利用できちゃいますね。
が、これも当然ながら金利、および手数料がかかります。 しかも、問答無用でクレジットの分割払いより金利が高いものがほとんど。 消費者金融と同じ18%に設定されているところがほとんど。
このキャッシング機能も、使わない意思を明確に持っておくべきでしょう。
繰り返しになるけど、借りないといけないぐらいにお金を使うなということ。 それでも急にお金が必要になったときのために、銀行口座にはある程度の余裕をいつも持っておくこと。
DMや電話に注意
クレジットカードを活用していると、けっこう頻繁にDMやフリーダイヤルからの勧誘の電話がかかってきます。
ちゃんと知識を持ってクレジットカードを使っていないと、こうした罠にハマりがちです。
もともとクレジットカード会社は、こうしたローンや分割払いの手数料から利益を得ているというわけなので、当然盛んに分割払いやキャッシング、リボ払いを薦めてきますわな。
お金が絡むことなので「お客様のことを思って」なんてことはそうそうありません。 何かしら利益を得るためにやっているのです。 まあ、利益を追求するのが企業ですしね。
お金を借りるということはそれだけ重いんですよ! カイジを見ればよくわかります、金は命より重いんだよ…!
カイジの「命より重い! お金の話」 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
まとめ
- 1.ポイントサービスを活用する
- 2.日常的に使えるクレジットカードを選ぶ
- 3.分割払いしない
- 4.キャッシングも使わない
とりあえず大きくまとめました。 有効活用すれば通常の生活よりも便利な反面、無知なまま使うと痛い目に合うモノだ…ということはザッとわかってもらえたでしょうか。
明確に「自分はこの機能だけ使う」と心に決めておけば、別に怖いモノじゃないですからね。 むしろ、生活に欠かせない便利さも提供してくれるのがクレジットカードです。
少額でも、無借金の生活がやっぱりいいですよ。 20代のうちから借金なんてするもんじゃないです。 というか何歳になっても借金なんてそうそう気軽にするもんじゃないよなあ…。
皆さんは、無借金で行きましょう。