銀行預金にお金を眠らせておくことは、色々な機会を損失している! という話。
若者が銀行預金をしていることで発生している「3つの機会損失」 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
これはある意味で自分にも当てはまることだったので、自戒の意味も込めて書きました。 偉そうなことを言っておいて、実は銀行口座にまだ結構な残高が残っているんですよね。
そうした銀行口座の使わない金額は全部投資に回してしまって、必要最低限だけ口座に残しておけば良いと思います。 その考えについてまとめます。
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投資信託などは換金に時間がかかる
銀行預金でお金を眠らせておくことはもったいないので投資に回せ! という話をしたときに、おそらくみんな思うだろうことは「だからといって全額投資していたら使いたい時に使えないじゃないか!」ということだと思います。
実際、投資信託は解約時(換金時)に4〜5営業日というのラグがあるので、必要になったから銀行預金のように即引き落とし、というわけにはいきません。
その日に使う必要のあるお金というものは、やはり銀行預金に入れてすぐに使える状態にしておく必要はどうしても出てきます。
最低限の残高を銀行預金に入れておけばいい
だからといって数百万円を銀行預金に預けっぱなしにする必要はないですよね。 自分が使う以上の金額を預金に預けっぱなしにしておくことは、やはり機会損失に繋がります。
そう考えると、自分がすぐ使う必要がある金額がいくらかを把握した上で、その金額だけ預金に預け入れるという考え方をすれば良いのです。
突然物入りになったときに必要となりそうな金額というと、20代なら50万〜100万円ぐらいが妥当な感じでしょうか?
この金額は人それぞれなので決めきれないけれど、例えば僕の場合。
クレジットカード払いを含んだ日々の生活費ぐらいしか銀行預金からすぐに必要となるものもないので、毎月の生活費を金額を基準として、その金額にちょっと余裕をもたせた額を常に銀行預金に確保しておけば十分だなと判断してます。
必要になったら投資信託を解約すればよい
50万〜100万円程度のいつでも使える残高があれば、よほどのことがない限り残高が足りなくて支払えないモノというものはほとんどないはず。
50万円以上のまとまった額が必要になったならば、その際は躊躇なく投資信託を解約すればいいでしょう。 4〜5日間のラグはどうしても出てきてしまいますが、それも考慮した上でお金を使うように心がければ十分です。
本来は複利でどんどん増やしていくことが望ましいのが投資ですが、それでもお金は使うために増やしているハズのものなので、本当に使うべきタイミングが来たのならば、解約してしまって問題ないと思うのです。
むしろ、50万円以上するモノを即決で購入することの方が、お金の使い方としてはリスキーな気が、僕はしてます。
投資信託の解約することでの4〜5日間のラグは好意的に考えれば「その金額を使うのが本当に自分にとって正しい選択なのかを考えなおす期間」としても使えますよね。
あまり気軽に大金を使えないような状態に置いておく方が、心にブレーキがかかって良い場合も多そうです。 ぜひ、ご一考あれ。
解約時のコストも考慮
ちなみに解約時にはファンドによって「信託財産留保額」というコストがかかる場合があります。
相場として売却金額の0.1%程度になるので、例えば100万円を換金した場合は解約時のコストとして1000円引かれて99万9000円が手元に帰ってくるという計算です。
とはいえ金利ほぼゼロの普通預金でも216円程度かかることを考えると、まあ微々たるものかなという感じではありますが、コストはコストなので一応考慮しておく必要がありそうです。
信託財産留保額が設定されていない投資信託もあるので、どうしても気になるのであればそうした設定なしのファンドを選んでみるのも手のひとつかと思います。