はい、こんにちわ!

いずれ、不労所得を手にして独立したい。 そう考えている方も多くいると思います。

独立とはフリーランスになる、もしくは起業して会社を運営するということですので、独立してからすぐさま別の企業に再就職する…なんて人は滅多にいないでしょう。

そんなことをしたら、なんのために独立をしたのかがわからないし、そもそもそれを「独立」と言っていいのかどうかも謎ですよね。(笑)

そのため、独立した直後に転職エージェントに登録する、という人はあまりいないと思います。

 

しかし、独立する直前・直後はあえて転職エージェントに登録しておくことをオススメします。

ぼく、20代怠け者も2015年に独立した際に、ある理由と目的のために転職エージェントに登録しました。

その3つの理由について、今回はちょっと語っていきましょう。

 

それではどうぞ!

 

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この記事のポイント!

  • 理由1:自分の市場価値を改めて確認できる
  • 理由2:失業保険のための「就職活動」ができる
  • 理由3:場合によっては、再就職するという選択肢も見える

理由1:自分の市場価値を改めて確認できる

独立すると、自分自身の武器は自分自身そのものになります。

自分の市場価値が、リアルに試される場だと言っていいでしょう。

しかし、その「自分の市場価値」は、なかなか自分自身ではどれぐらいのものなのか、測り知ることは難しいものです。

市場価値というものは相対的なものであり、その時期・その市場環境によっても変わる場合もあるからです。

 

転職エージェントという第三者の視点から、市場価値を測ってもらえるのはメリットです。

転職エージェントの仕事は求人案件を紹介することですが、その前にその人がどんな求人に向いていて、どんな求人なら受かるかどうか、というのを洗い出す必要があります。

そのため、その人の持つ技術やアピールポイントを探すのも転職エージェントの仕事のひとつなのですね。

実際に面談してみて、その場で話しているうちに、自分だけでは気付かなかったアピールポイントを見つけ出すことも可能でしょう。

そしたら儲けもの!

 

また、そうした技術やアピールポイントを武器に求人案件を探すことになるので、現在の自分の想定年収がいくらぐらいになるかも確認できます。

不労所得や起業による収入額とは別の、従業員として働いた場合の想定年収をいくらなのかを起業・独立前に再確認しておけるので、これもメリットのひとつです。

 

第三者の目線から自分という人材を見つめなおす。

そこで得られたもの・気付いたものは、きっとフリーランスとして働くうえでも役立つはずですよ。

理由2:失業保険のための「就職活動」ができる

仕事を退職すると、次の就職までの間に数カ月分の生活費がもらえる制度。 これが「失業保険」です。

給付される月数や金額は人それぞれですが、基本的には月給の45〜80%ほどがもらえる仕組みになっています。

独立するということは一時的にでも失職状態、いわゆる無職になるわけですから、制度として認められている以上はもらっておきたいものですよね!

 

しかし失業保険は「働く意思があるものの、何らかの理由で現在仕事がない人」のための保険制度です。

そのため、給付を受けるには働く意思があることを証明するためにやらなければならないことがあるのです。

それは「就職活動を4週間中に2回以上すること」です。

 

この就職活動1回には、こんなものが含まれます。

  • ハローワークでの職業相談
  • 転職エージェントでの面談
  • 実際の採用面接

 

つまり、転職エージェントに登録して一度面談をするだけでも、この失業保険の給付条件を満たすことができるというわけですね。

理由1の市場価値を測ってもらえる、最新の求人案件を知れるというメリットにプラスして失業保険がもらえるのだから、やらない理由は正直言って、ないと思います。

補足1:起業や独立を狙っていても失業保険はもらえる

しかしながら、起業や独立を計画しているのに失業保険を受給するのは不正受給なのではないか?…と心配する方もいるかもしれません。

が、実は2014年7月から「求職活動中に創業(企業)の準備をしている人も失業保険を給付するように運用を改める」という通達が、厚生労働省から出ています。

そのため、最終的には起業を含めた独立を考えている人であっても、失業保険を受給することは不正受給とはあたらない、という方針に変わっているようですね。

そのため、胸を張って、失業保険のために就職活動しても良い! ということになってます。

 

しかしながら、下記の事項は守る必要があるのでご注意を。

  • 起業の準備に使った時間は就労時間とみなされる
    (かけた時間に応じて失業保険が減額される)
  • 失業保険の給付に必要な就職活動は行う必要がある
    (4週間中に2回以上)

 

起業や独立後の仕事の準備などをする場合、その時間は就労時間とみなされ、そのかかった時間に応じて失業保険が多少減額されます。

失業保険の給付期間中は、内職や金銭をもらうお手伝いなどの時間単位での労働が認められていますが、それにかかった時間ともらった金額はしっかりと申請しないといけません。

起業・独立の準備の場合、金銭は発生しないので、申請に必要なのはその所要時間ぐらいでしょう。

補足2:不労所得を得ていても失業保険はもらえる

あともうひとつだけ補足しておきますね。

ブログや株式配当金、不動産収入などから得られる不労所得については、労働とはみなされません。

そのため、失業中に不労所得を受け取っていたとしても、失業保険も受け取ることは可能です。

ぼく自身も、退職時には月に15〜20万円ほどの不労所得がありましたが、しっかり失業保険をいただきました。

その際の詳細については、Tipstourに書いていますので興味があればこちらをどうぞ。

ブログ・アフィリエイト収入有でも失業保険が貰えるか確認してみた | Tipstour

 

失業保険をもらうことは正当な権利です。

数カ月分の給料の45〜80%ほどという大金ですので、なるべくであればせっかくの権利を行使して、もらっておきたいものです。

もちろん、正式なルールにのっとって、不正受給とならないように注意しておく必要はありますが!

理由3:場合によっては、再就職するという選択肢も見える

理由2とも重なりますが、もし失業保険の給付のために実際に就職活動を行ってみると「ここになら就職したい」という会社が見つかるかもしれません。

2018年現在は人手不足であり、売り手市場(求職者の側が有利)です。

そのため、採用したい企業側はかなり努力して、色々な好条件や魅力をアピールした求人を出しており、その数も以前よりかなり多くなってきています。

 

充分な不労所得を得たので独立はしたものの、やってみたい仕事を見つけたのでやっぱりそっちの道に進む。

それもまたひとつの選択肢です。

ぼく自身もやはり、独立してフリーランスになる道を主に考えていましたが、就職活動をするかたわらで本当に「ここになら就職したい」という企業が見つかったら、その方向に進んでもいいなと思っていました。

まあぼくの場合、普通のフルタイム勤務をしたくないから独立したわけなので、そこから再就職したいと思うほどの好待遇な企業が現れる可能性はかなり低かったと思うけど…。(笑)

 

いずれにせよわざわざ、選択肢を完全に狭める必要はないはずです。

いつのタイミングでも、複数の選択肢を残しておくことこそが、柔軟に生きるコツです。

自分が行きたい方向性ではなかったとしても「選択肢を広げる」という目的のために、求人情報をチェックしてみる…というのも良いのではないでしょうか?

まとめ

  • 理由1:自分の市場価値を改めて確認できる
  • 理由2:失業保険のための「就職活動」ができる
  • 理由3:場合によっては、再就職するという選択肢も見える

 

以上、起業・独立を考えていても転職エージェントに登録しておくべき3つの理由でした。

転職エージェントの利用はなにより無料ですから、もっと気軽に利用してしまって良いのだと思います。

デメリットを強いてあげるとすれば、求人案件の情報がかなり頻繁にメールで送ってくるので少々うっとうしい、ぐらいでしょうか。(笑)

しかし、そのデメリットも裏返せば「沢山の求人案件に触れることができる」というメリットでもあるわけですからね。

起業・独立を考えている、もしくはしたあとでも、転職エージェントとうまく付き合えば有用な情報を得られます。

おまけ:ぼくが利用した転職エージェント

さて、ぼくが独立した時には複数の転職エージェントに登録したのだけど、その中でぼくのオススメはワークポートです。

 

とにかく案件数は多いです。 そして、案件を送ってきてくれる頻度もかなり高い方です。

案件数も多いので、おそらくは「こんな仕事・企業だったら面接を受けてみてもいいかもな」と思える案件も見つかるでしょう。

 

ぼくが利用した2015年頃はIT・Webエンジニア専門の転職エージェントとして運営していましたが、現在はオールジャンル・総合型に変わったようです。

とはいえ、今でもIT系の求人の方に強みがあるようですね。

営業所も現在は東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、仙台と全国規模で展開していますね。

 

最終的にぼくはワークポートの紹介で、2つの企業の採用面接を受けました。

どちらも、独立した後でも「こんな仕事ができたら面白そうだな」と思った企業とお仕事の内容です。

上でも書いたとおりに案件数は豊富にあったので、その中で選びに選んだ企業だけ面接した、というかたちですね。

最終的には選考から落ちてしまったものの、もし採用まで決まっていたら…どうしていたかは、わかりません。(笑)

もしかすると、今の仕事も違っていたかもしれません。

 

以上、ご参考までに!

それでは!