突然ですがKindle電子書籍って、別にKindle端末じゃなくても読めるって知ってました? iPhoneでもAndroidスマートフォンでもPCでも、Kindleアプリをダウンロードすれば読めるんですよ。
あ、別にKindleの話をしようというわけではないのだけど、Kindleで読んでいた書籍に面白い内容があったので紹介しておこうかなと思っただけでして。
その書いわく、「お金持ちになるための方程式」というものが存在します。
たった1行に表せる数式で、非常にシンプルなものなのですが、なかなかすべての人が実行できていない方程式でもあります。
基本的なことを言っているにすぎないのだけど、ちょっと面白かったので取り上げてみます。
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黄金の羽根の拾い方
さて、今回読んでいたのはこの書籍。
2015年10月現在、Kindle版は1,382円で購入可能です。 紙の書籍だと1,728円するので、こだわりがないのであればKindle版がオススメです。 スマホで通勤中にも読めるからね。
2002年に発売された資産運用に関する書籍の改訂版ということで、2015年に発売されたものです。 2002年に発売された書籍は30万部ほど出たベストセラーとなってます。
タイトルの通り、お金持ちになるための方法(黄金の羽根)を拾うためにはどうしたらよいか。 ということについて語られてます。 書籍内でも何度か取り上げられている、同じくベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」と近しい内容だと思いますね。
その方程式とは
さて本題ですが、この書籍ではお金持ちになる方法について、一行の数式で表すことができるとしています。 それがこちら。
人類の歴史に貨幣が登場して以来、お金持ちになる方法はたった3つしかありません。
さらには、その方法はわずか1行の数式で表わすことができます。 もったいぶらずにお教えしましょう。 これが、お金持ちの方程式です。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
足算と引算と掛算だけでできた、小学生にでもわかりそうな方程式です。
しかし驚くべきことに、世界じゅうのひとびとを虜にしてきた「金持ちになりたい」という夢が、このたった1行に凝縮しているのです。
収入とは言わずもがな、入ってくるお金のことです。 そして支出とは手元から出て行くお金のこと。
資産とは株式、投資信託、不動産、土地などの個人や企業が所有することが出来る財産のこと。
そして運用利回りとは、資産を運用した場合に年間でその資産の何%ほどを稼いでくれるかを示す指標のこと。
見た通り非常にシンプルな方程式ですよね。
収入を増やせ、支出を減らせ
この方程式が示す「お金持ちになる方法」は、要するに下記の通りということになります。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
これも実にシンプルです。 単純に収入が上がれば純利益は増えるし、支出を減らせば同じ収入からでも得られる純利益は増える。
もっている資産を運用して得ることの出来る利益を増やせれば、更に資産が増えてお金持ちになれるというわけです。
ただの基本
「なんだ、当たり前のことを言ってるだけじゃないか…」と思うだろうけど、その通りただの当たり前の基本なのですよね。
ただしこの当たり前のことが出来ないとお金持ちになれないということでもあります。
収入が増やせなければお金持ちになれないし、仮に一時的にお金を手に入れても支出の多い生活をしているとまた貧乏人に逆どもりになるという、当たり前の理論ですね。
…さらに言えば、そうした当たり前のことの積み重ねがお金持ちになる入り口であるとも言えるようにも思うんですよ。
いきなり資産を形成して運用して増やしていくぞ! という前に、収入をいかに増やして支出をいかに減らすか…そこから考えるのが、まず20代が一番初めにやるべきことなんじゃないかなあ、ということです。
とびきりのお金持ちに簡単にはなれなくても「ある程度生活に困らないくらいの小金持ち」にだったら、この当たり前の基本を少しずつこなしていくだけで、達成できそうな気もするのだ。
ということで、ただの方程式の紹介でした。 こういう数式もあるよ、というのを頭の片隅に入れておくぐらいでいいと思います。 ハイ。