圧倒的円安、継続…!
ドルレートが124円に突入してからは多少、小康状態に入った感があるけども、これからも円安は進んでいきそうな予感がします。 米国は相変わらず好調だし、円高になる材料がほぼ無いですからね…。
そういうわけで更なる円安進行を見込んで、ドル建ての資産(外貨預金なり、投資信託なり)を購入しておくというのは良い考えです。 円安を見込んでいなくても、資産のリスク分散という点で利口な行動だと思います。
日本円の定期預金を解約して外貨預金をしようと思う 日本円しか持っていないことのリスクを回避しよう | 怠け者の20代が投資やってみたブログ
ドルレートと連動して基準価額が上昇している投資信託商品は数多くあるのだけど、その中でも人気のあるもの、手数料が少なく、純資産額が大きい投資信託商品を5つピックアップしてみました。
この5つの投資信託商品なら、円安が進行すれば更に基準価額も上昇するはず。 平常時でも購入されている人気商品なので、大ハズレもないでしょう。
目次
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今回のチョイスの前提
今回チョイスした5つの投資信託、選定基準は下記の通り。
- ノーロード投資信託のみ
- 毎月分配型ではないタイプ
- なるべく手数料が少ないものを選択
- 資産総額が減少傾向にあるものは避けた
1.eMaxis NYダウインデックス
先日、僕も8資産均等型を購入した、三菱UFJの「eMaxisシリーズ」のニューヨーク ダウ・ジョーンズ連動型の投資信託です。 ダウ・ジョーンズの工業平均株価と連動して、北米企業の株式に投資。
2015年6月現在、ドルレートとほぼ連動して値上がりを続けているため、円安になれば価格も上がり、逆に円高に転じた場合は価格が下る可能性があるといえますね。
名称 | eMaxis NYダウインデックス |
---|---|
投資対象 | ダウ・ジョーンズ連動 |
ドル(米国)比率 | 100% |
基準価額 | ¥15,290 |
純資産額 | 2,956百万円 |
買付手数料 | 0% |
信託手数料 | 0.648% |
信託財産留保額 | 0% |
ダウ・ジョーンズが上昇することが、イコール円安になるという図式では必ずしもないのだけど、ここ近年はドルレートとほぼ同じ推移をしているので、ここではダウ・ジョーンズ連動しておけば円安で儲かるという考え方にしておきます。
eMAXIS NYダウインデックス | eMAXIS | 設定・運用は三菱UFJ投信
2.SMTダウ・ジョーンズ インデックス・オープン
こちらもダウ・ジョーンズ連動型。 三井住友の投資信託商品です。
資産総額も順調に伸びているし、ドルレートとも連動して基準価額も上昇しています。
名称 | SMTダウ・ジョーンズ インデックス・オープン |
---|---|
投資対象 | ダウ・ジョーンズ連動 |
ドル(米国)比率 | 100% |
基準価額 | ¥14,537 |
純資産額 | 1,856百万円 |
買付手数料 | 0% |
信託手数料 | 0.540% |
信託財産留保額 | 0% |
基本的にはeMaxisのダウ・ジョーンズ連動型と、投資対象は同じなのだけど、信託報酬についてはこちらの方が低いです。 (0.540%)
やはり信託報酬が低いほうがベターという前提を考えると、単純にこちらに軍配が上がるのかな。
SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン|三井住友トラスト・アセットマネジメント
3.Exe-i 先進国株式ファンド
日本を除いた先進国各国の株式に分散投資するというファンド。
名称 | Exe-i 先進国株式ファンド |
---|---|
投資対象 | 先進国株式 |
ドル(米国)比率 | 60% |
基準価額 | ¥15,112 |
純資産額 | 3,680百万円 |
買付手数料 | 0% |
信託手数料 | 0.357% |
信託財産留保額 | 0% |
先進国各国に分散投資しているといっても、米国の比率が60%を占めてます。 やはりそれなりに円安の影響を受けやすいということで、これもドルレートと連動して価格が変動してますね。 資産総額の伸びも順調そう。
また、信託報酬も0.357%とかなり低い水準となってます。 これは海外ETFを投資対象としているからで、ETFの場合は運用コストを低く抑えられるために、他のノーロード投資信託と比べても更に低い水準となっています。
SBIアセットマネジメント EXE-i(エグゼアイ)|EXE-i 先進国株式ファンド
4.ニッセイ外国株式インデックスファンド
こちらも先進国株式への投資ファンド。 MSCIのコクサイ・インデックスに連動する方針の投資信託です。
名称 | ニッセイ外国株式インデックスファンド |
---|---|
投資対象 | 先進国株式 |
ドル(米国)比率 | 63.2% |
基準価額 | ¥13,668 |
純資産額 | 11,206百万円 |
買付手数料 | 0% |
信託手数料 | 0.421% |
信託財産留保額 | 0% |
Exe-iと同じく、こちらも日本を除いた主要先進国へのインデックス投資ですね。 米国比率はこちらも多めの63.2%.
純資産額が他と飛び抜けて多い!(11,206百万円) 信託報酬はExe-iと比べると多少高い(0.421%)けども、 それでも一般的に見ればかなり低い水準であることは確かですね。
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5.Exe-i 先進国債券ファンド
ETFを通じて、日本を含む主要先進国の債券へ投資するファンド。
名称 | Exe-i 先進国債券ファンド |
---|---|
投資対象 | 先進国株式 |
ドル(米国)比率 | 60% |
基準価額 | ¥12,002 |
純資産額 | 973百万円 |
買付手数料 | 0% |
信託手数料 | 0.436% |
信託財産留保額 | 0% |
これもドルレートと連動した値動きを続けてます。
同じExe-iシリーズの先進国株式のファンドと比べると、純資産額が973百万円と結構低いものの、資産額は上昇傾向にあります。
SBIアセットマネジメント EXE-i(エグゼアイ)|EXE-i 先進国債券ファンド
購入するには
投資信託商品を購入する場合は、下記の証券会社がおすすめです。まとめ
現在の円安の原因は円が弱いからではなく、圧倒的にドルが強い状態が引き起こしていると言われてます。 米国の経済自体が好調なのですね。
2015年の米国経済 順調に拡大続け世界経済を牽引する見通し
雑に言ってしまえば、現時点ではアメリカの関係する投資信託を購入しておけば間違いはないだろうというところ。
今後も安定して円安進行していくかどうかはわからないけども、少なくともドルが世界の基軸通貨であることは変わらないので、ドルをメインに、かつ分散投資できるような上記の投資信託なら仮に円高に転じてもそれほどダメージはないでしょう。
とりあえず、ドルレートと連動している投資信託を選んで、購入しておく。 これさえ認識しておけば、円安が進行するにつれて値上がりする投資信託が選べます。
今のタイミングでもこうしてドル建ての資産を所有しておけば、更に円安が進んで130円なんて局面になったとしても、悲観せずに利益を享受できますね。
円安が進行しているけども、ドル建ての投資信託を持っていたので「円安の恩恵」を受けることができた話 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ