先日、ドローン教室の無料体験会に参加してきました。

【副業】ドローン教室体験会(東京・潮見)に行ってきた! 体験内容とその感想

 

この体験会では、ドローン事業や業界についての簡単な説明・紹介もありました。

今回は、その事業や業界の説明で語られていたことを、一部紹介してみますね。

ドローン業界の今後の将来性や可能性などについて、まとめました!

興味があれば、どうぞ。

 

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理由1:操縦士不足により、需要が高まる

前回の記事でも書いた通り、ドローンビジネスの需要が高まっていくことが予想されています。

そして、それと同時にドローンの操縦士の需要も高まるとされています。

 

今後、14万人のパイロット需要が発生するとのことです。

日本全国で14万人という数を、多いとみるか少ないとみるか…というところも、ありますが。

操縦技術が習得できる場所が限られている現在の状況では、需要に供給が追いつかなくなる可能性は、大いにありそうです。

ドローン操縦士の需要がなくなることはない?

ちなみに、AIやドローンの機体の技術が向上して、さらに自動的・自律的に操縦できるようになった場合でも、ドローン操縦士という職業が無くなる可能性は低いとしています。

というのも、ドローンを飛行させて、安全に運用させるために管理する人間がどうしても必要になってくるため、です。

求められる能力が操縦そのものであるかどうかはわかりませんが、ドローンを運用して管理する部分は、どうしても人間の手が必要になるのですね。

理由2:現在、ドローン操縦士の単価が高い

操縦士の供給が少ない現状では、ドローン操縦に関する仕事の単価は、やはり高く設定されているようです。

このタイミングで、操縦士として活躍する技術が得られれば、こうした単価の高い仕事を受けられる可能性も高くなる、というところ。

 

ブルーオーシャン(参入者が少ない・いない状態)の方がビジネスにうまみがあるのは至極当然のことですね。

今後数年後、10年後にはどうなっていくかはわかりませんが、「操縦技術の習得」という参入障壁がまだ大きい現時点では、先行して操縦技術を得ておくことのメリットは大きそうです。

もちろん、需要(仕事)がに対して供給(操縦士)が少なければ、単価が高い状態が続くということも、大いにありそうですね。

理由3:「既存インフラの長寿命化」が国策となる

ドローンの需要の部分に関わってくるところです。

日本の橋、高速道路などのインフラは、高度経済成長から時間が経ち、老朽化が進んでいます。

国土交通省としては、これらを作り直すのではなく、メンテンナンスなどで長く使っていく方向、「インフラ長寿命化」の方向に舵を取りつつあるとのことです。

インフラを作り直すのではなく、長く使い続ける…という方向ですね。

国土交通省インフラ長寿命化計画(行動計画)

 

これに伴って、インフラのメンテナンス、チェックなどの業務の需要が、安定的に増えることが予想されます。

その一翼を担うことになるのが、ドローンによる点検などの作業…というところで、ドローン操縦士の需要も安定的に発生するだろう、としています。

民間の需要ももちろんながら、国の事業としての需要の方が、安定的に必要となりますからね。

これから起こる2つのドローンバブル

一緒に、こちらも紹介しておきます。

ドローン業界をみて、今後大きく前進して需要が高まる、ドローンバブルが起きるである2つのポイントです。

  • 2018年: ドローン規制緩和
  • 2020年: ドローン操縦の国家資格化

 

これらは予測の段階ですが、いずれこの2つのイベントがブレイクスルーになって、さらなる需要が見込まれるようになると紹介されていました。

特に2020年の国家資格化の前に、ドローンスクールなどで取得できる「回転翼3級」というようなベンダー資格を取っておけば、このタイミングでも優位にことが進められるだろうと予想できますね。

ドローン操縦士のマッチングサイトが開設予定?

もうひとつ、こちらもご紹介しておきます。

この説明会を行ってくれた「Skyrobot社」にて、2017年9月頃予定でドローン操縦士とドローン業務のマッチングサイトを開設予定だ、とのことです。

現時点では、ドローン教室で「回転翼3級」の技術を取ったからといって、確実に仕事や業務を受けられるわけではありません。

しかし、それなりの操縦時間と経験、そして技術があるとみなされる「回転翼3級」があれば、このサイトでマッチングによってドローン業務を受けることが可能になる、とのこと。

 

副業としてドローンを扱いたい場合、こうしたマッチングサイトは重要になりそうです。

説明会の時点ではまだ開設準備中…とのことだったけど、ちょっとどんなサイトでどんな案件があるのか、チェックしてみたいところですね…。

SKYROBOT Inc | ドローンに関するビジネス・資格・スクールの情報

まとめ

  • 理由1: 操縦士不足により、技術者の需要が高まる
  • 理由2: ドローン操縦の業務の単価が高い
  • 理由3: 国策として、ドローンを利用したインフラのメンテナンス業務がある

 

ぼく個人としては「写真・動画寄稿に空撮を取り入れてみたい」というのがもともとの動機だったのだけど、操縦技術を得ることでプラスアルファとして、他の事業にも副業として活かせるのであれば、それはそれで面白いのかな、とも思っています。

ドローン技術はもちろん、日本国内だけの需要ではないので、ドローン操縦技術+海外も視野に入れれば、副業…サイドビジネスとして、大いに活躍できる幅がありそうです。

いずれにせよ、成長産業のひとつではあるので、知識や技術があって損する分野でないことは、間違いない! …と、思っていますよ。

良い面だけじゃない? リアルな部分も気になる

とはいえ、これらはドローン事業の説明であり、セールストークという部分もあるので、すべてそのまま鵜呑みにするのもどうかなというところもあります。

「じゃあ実際どうなの?」というところについては、こちらのページにてすごく分厚い内容で語られていますので、一緒に参考にしてみてくださいませ。

この記事で語っていた部分も含めて、リアルのところではどうなんだろう、というのが書かれていて、なかなか読み応えのある記事でした。

ドローン操縦士は儲かる?需要は?夢見る”甘いビジネス”ではない理由。 | ドローン撮影ならドローンエンタープライズ

それでは!