投資するなら分散投資が良いって言うけど、じゃあ実際何を買ったらいいんですか?
この記事では、そんな疑問に答えます。
ということで、こんにちは!
2010年頃から投資信託による投資を始めて、資産形成を9年間続けている20代怠け者(@20sInvest)です。
将来の不安を解消するためには、何はなくともお金が必要です。
そのお金、つまり資産を作るためには、早いうち早いうちからの積立投資が必要不可欠です。
投資信託での分散投資をするにあたって、選択肢は沢山ありますが、この記事では「とりあえずこの方法を実践しておけば間違いはないよ」という1つの方法をピックアップしてまとめました。
今回ご紹介する方法で、以下3つをカバーできます。
- 多くの人が購入・実践している方法
- 手数料などのコスト面で見ても格安な方法
- 投資対象が世界各国にしっかりと分散されている方法
ご参考までに、それではどうぞ!
目次
投資デビューを応援! マネックス証券では現在、口座開設で現金プレゼント・キャンペーンを開催中です。
この記事のポイント!
- とにかく単純に分散投資したいなら「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」が最適
- 理由は「業界最安水準の手数料」+「8資産に分散投資される」から
- 投資信託を積立したい場合はネット証券の口座が必要です
- オススメは最大手のSBI証券
【結論】色んな投資商品に分散投資したいならこの投資信託
ということで、まず結論から。
分散投資したいなら「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」を買いましょう。
この投資信託を購入することで、「世界各国の様々な資産」に「業界最安の手数料」で投資出来ます。
投資する対象は、日本とアメリカを中心とした世界各国の以下の資産です。
- 株式
- 債権
- 不動産
【投資信託】eMaxis Slim バランス(8資産均等型)
さて、もう少しこの投資信託について詳しく見ていきましょう。
eMaxis Slim バランス(8資産均等型)は、「eMaxis Slim」という投資信託シリーズの中の1つです。
この投資信託の業界の中で、手数料最安を追求しているのがこのシリーズ。
その中で、8種類の資産にキッカリ12.5%ずつ分散して投資していくよ、というバランス型のファンドとなります。
投資信託ので世界では、手数料の高い・安いによって投資結果が変わるということはなく、どんなファンドでもほとんど同じ投資結果が出るようになっています。
例えば、株式市場が1年で4%成長した場合、投資家の手元に残る利益は…こうなります。
- 手数料が2%のファンドの投資結果:2%の利益
- 手数料が0.15%のファンドの投資結果:3.85%の利益
これは結局「投資している対象が同じ銘柄だから、同じ結果が出る」ということです。
それならば、業界最安を常に追求している投資信託を、eMaxis Slimシリーズの投資信託を購入することが、投資信託の世界では最適解なのです。
さて、このファンドが「最適解」とは言いましたが、だからといってぼくの言葉をそのまま完全に鵜呑みにして購入しないでくださいね。
投資をするからには、他人のオススメだけではなく、その商品を自分自身の目で見て、納得してから行う必要があります!
投資信託を買ううえで、最低限確認しておかないといけない項目は3つあります。
1つずつ、見ていきましょう。
【確認ポイント1】投資対象のジャンル
投資信託で最も重要なのは、どんな投資対象・投資商品が対象なのか、です。
投資信託を購入する前に必ず、世界のどの国の、どの資産に投資されるかを確認する必要があります。
ここを確認せずに購入するということは、自動販売機で何味なのかも確認せずにボタンを押すようなもの! 無謀すぎます。
ということで、このファンドの投資対象と比率は以下の通り!
資産 | 比率 |
---|---|
国内株式 | 12.5% |
先進国株式 | 12.5% |
新興国株式 | 12.5% |
国内債券 | 12.5% |
先進国債券 | 12.5% |
新興国債券 | 12.5% |
国内リート | 12.5% |
先進国リート | 12.5% |
バランス8資産均等型という名前の通り、8種類の資産に12.5%均等に投資されています。
つまり100万円分、このファンドを購入すれば12.5万円ずつ、日本や海外の株式、債権、不動産などに投資できる、ということですね。
コンセプトがとても明確で、わかりやすいのが最大の特徴です。
なにか難しいことを考えたりしなくても、常にこの8種類の資産を均等に保有できますので、単純明快です。
とにかく分散投資したいならこのバランス型だけでOKです。
【確認ポイント2】投資対象の国
もう少し詳しく、どの国にどんな比率で投資しているのかについても、見ていきましょう。
通貨別のデータですが、2019年2月時点での比率はこのようになっています。
国(通貨) | 比率 |
---|---|
日本円 | 37.4% |
米ドル | 25.5% |
ユーロ | 7.3% |
香港ドル | 3.2% |
英ポンド | 2.3% |
ブラジルレアル | 2.2% |
南アフリカランド | 1.9% |
韓国ウォン | 1.7% |
メキシコペソ | 1.7% |
豪ドル | 1.5% |
その他 | 15.3% |
もっとも多いのは日本円の37.4%です。
「国内株式」「国内債券」「国内リート」と、8資産のうち3資産が含まれていますので、当然ながら比率も最多になります。
次いで多いのがアメリカ・米ドルで25.5%で、次にヨーロッパのユーロが7.3%と続きますね。
ブラジルレアル、南アフリカランド、韓国ウォン、メキシコペソなどは「新興国株式」や「新興国債券」の通貨です。
【確認ポイント3】手数料
最後に確認しておくべきは、手数料です。
簡単に、このファンドでかかる手数料をまとめました。
手数料 | 年率(税込) |
---|---|
購入手数料 (購入時にかかるコスト) | なし |
信託報酬 (保有している間にかかるコスト) | 0.17% |
信託財産留保額 (売却時にかかるコスト) | なし |
投資信託では保有している間にかかる「信託報酬」という手数料が年間0.17%かかります。
また、購入時や売却時にかかる手数料はありません。
保有している間だけ、費用がかかることになります。
…しかし、単純に「年間0.17%」と言われてもいまいちピンと来ないですよね。
もう少し、実感できるように数値を出してみましょう。
100万円分の投資信託を、1年間保有し続けたとします。
この場合、かかる手数料は「100万円 × 0.17%」なので、1年間で1,700円かかることになります。
この信託報酬の計算方法については、こちらの記事でもう少し詳しく解説しています。 興味がある方はこちらもどうぞ。
【購入方法】「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」を買おうと思ったら
さて、今回ご紹介したファンドを購入しようと思った場合の手順は、以下の通りです。
- ネット証券の口座を開設する
- 銀行口座から自動引き落とし設定をする
- 毎月、いくら投資するかを決める
- 「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」の積立を開始する
- 保有・運用していく
まずはネット証券の口座が必要になります。
ネット証券の「口座」と、あなたの銀行の「口座」とで、毎月自動的に引き落とされる設定をすることで、毎月自動的に投資信託が購入されていく仕組みです。
ネット証券の口座開設は、インターネット上の登録だけでOKです。
わざわざ、リアル店舗の窓口まで出向く必要はありません。
投資信託の積立方法
ぼく個人は、メインのネット証券口座としてSBI証券を使っています。
ネット証券としては最大手であり、SBI証券の口座開設数は440万を越えています。
もちろん今回紹介した「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」の積立投資も可能ですよ。
SBI証券で投資信託を定期積立する方法は、こちらの記事にまとめています。
まずは上のボタンから口座を作成して、続けて定期積立していきましょう!
SBI証券で実際に定期積立で投資信託を購入する方法(2017年8月版)
まとめ
- とにかく単純に分散投資したいなら「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」が最適
- 理由は「業界最安水準の手数料」+「8資産に分散投資される」から
- 投資信託を積立したい場合はネット証券の口座が必要です
- オススメは最大手のSBI証券
以上、分散投資するためには何を買ったら良いのか!
についての商品ガイドをまとめました。
今回紹介した「eMaxis Slim バランス(8資産均等型)」のチョイスはあくまでぼく自身の考えによるものですが、それと同時に多くの人がこの投資信託を積み立てて、分散投資を自動的に行なっています。
それはやはり、この方法がとても効率的に、低コストで分散投資できるということの証拠です。
ぜひ、ご参考くださいね。
それでは!