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先日、国内株式インデックスファンドをオススメしていました。

「初めての投資信託」に国内株式インデックスファンドが良い1つの理由 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ

 

インデックスファンドは基本、特定の指標に連動する形で投資をするのが目標なので、運用コストが低く抑えられるという特徴があります。

乱暴に言えば「○○の指標に含まれている銘柄に投資をするだけ」なので、運用上の手間もそれほどかからないため、コストを抑えることができるというのがこうしたインデックスファンドの特徴であり、メリットです。

 

ここ最近はどうやらインデックスファンド間での低コスト競争が盛んに起きているらしく、年間0.2%程度のビックリするほど低コストの投資信託が次々登場しているようです。

投資家側としてはありがたいことですけどね、低コスト競争。 こと投資信託に関しては、低コストこそ正義ですから。

そんなわけで、国内株式に投資するならどのファンドが現在最安なのか!? 少しまとめてみました。

 

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現在の最安ファンドはこの4つ(2016年9月時点)

現時点では税込で年率0.2052%(税抜き0.19%)が最安になっています。

そして、この年率0.20%のファンドが、4つ。

iFree TOPIXインデックス

cap-2016-09-27-10-15-04

このiFreeというシリーズ、2016年9月に新しく設定されたばかりのファンドシリーズとのこと。

 iFree
TOPIXインデックス
信託期間無制限
設定年月2016年9月
純資産額2億円
対象インデックスTOPIX
買付手数料0%
信託報酬/年
(税込)
0.2052%
信託財産留保額0%

運用会社は「大和投信」です。

大和投信というとどちらかというと手数料が高い方のイメージがあったのだけど、iFreeシリーズはビックリするほど低コストに抑えられてますね。

新規層の開拓という意味合いもあるのでしょうか。 まだ設定直後なので今後の運用状況次第ですが、けっこう面白いシリーズになるかも。

iFree 日経225インデックス / ファンドトップ / ファンド情報 / 大和証券投資信託委託株式会社

iFree 日経225インデックス

cap-2016-09-27-10-15-14

こちらもiFreeシリーズの国内株式インデックス。 投資対象が日経225という違いぐらいで、ほぼ上のTOPIXインデックスと同じ数字です。

 iFree
日経225インデックス
信託期間無制限
設定年月2016年9月
純資産額2億円
対象インデックス日経225
買付手数料0%
信託報酬/年
(税込)
0.2052%
信託財産留保額0%

iFree TOPIXインデックス / ファンドトップ / ファンド情報 / 大和証券投資信託委託株式会社

DC日本株式インデックスファンドS

cap-2016-09-27-10-15-23

「三井住友アセットマネジメント」が運用する国内株式インデックスです。 こちらはTOPIXと連動するタイプ。

 DC日本株式
インデックスファンドS
信託期間無制限
設定年月2011年12月
純資産額231億円
対象インデックスTOPIX
買付手数料0%
信託報酬/年
(税込)
0.2052%
信託財産留保額0%

2011年に設定開始と、今回比較した4ファンドの中では一番の古株です。 2012年末からの株高も手伝って、設定来のリターンは93%という数字になってます。

それに伴って純資産額も231億円と大きくなっているので、投資信託の規模を考慮にいれるのであれば、このファンドが良いのかな。

概要/三井住友・DC日本株式インデックスファンドS - 三井住友アセットマネジメント

日経225 インデックスe

cap-2016-09-27-10-15-33

こちらは「三井住友トラスト・アセットマネジメント」が運用する国内株式インデックス。 すごく名前が似通っているのだけど、違う会社です。 や、ややこしい…。

対象インデックスは日経225です。

 日経225
インデックスe
信託期間無制限
設定年月2016年1月
純資産額95億円
対象インデックス日経225
買付手数料0%
信託報酬/年
(税込)
0.2052%
信託財産留保額0%

こちらは今年2016年1月に設定開始されたものです。

日経225インデックスe|三井住友トラスト・アセットマネジメント

4ファンドを比較

4ファンドを合わせて比較してみると、このようになります。

 iFree
TOPIXインデックス
iFree
日経225インデックス
DC日本株式
インデックスファンドS
日経225
インデックスe
信託期間無制限無制限無制限無制限
設定年月2016年9月2016年9月2011年12月2016年1月
純資産額2億円2億円231億円95億円
対象インデックスTOPIX日経225TOPIX日経225
買付手数料0%0%0%0%
信託報酬/年
(税込)
0.2052%0.2052%0.2052%0.2052%
信託財産留保額0%0%0%0%

こうして並べると、ほとんど横並びですね。 日経225にするかTOPIXにするかの違いと、設定年月の違いによる規模感の違いぐらいなものです。

コレ以外の国内株式インデックスとなると、年率0.21〜0.4%と、多少開きが出てきます。

一旦はコストが横並びになった状態なので、この4つのファンドの目論見書を見てもらって、どれを購入するか…を最終的に選ぶのが良いと思います。

国内株式インデックスについては、安いほうが絶対的によい

結局のところ、投資する対象はほぼ同じなので、どれを選んでも同じ値動きをすることになります。

インデックスファンドの場合は「ある特定のファンドだけ大きく伸びる(もしくは下がる)」ということがほとんど起きないので、それぞれの差は、コストが大きい・小さいかの違いだけになってきます。

言い換えてしまうとコストが安いファンドのほうがパフォーマンスが良くなるわけですね。

☑ インデックスファンドはコストぐらいしか違いが出ない

 

突き詰めていくと「一番コストが安いものを選べ!」ということになってしまうので、各社でインデックスファンドのコスト競争が起きているのも、考えてみると納得です。

今や、証券会社のサイトでもちょっと検索するだけで最安コストのファンドがすぐ出てきますからね。

宣伝にお金をかけてコストを吊り上げるよりは、実際のパフォーマンスを上げる形で競争して欲しいところであります。

ご検討の参考までに! それでは!

購入するには

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