はい、どうもこんにちは、20代怠け者(@20sInvest)です。
先日、こんな記事を書きました。
こうしたカントリーリスクは確実に存在していますが、それでもカンボジアは年平均7%台の成長を続けている国です。
もともとの経済規模が小さいということもありますが、大きな成長率をキープしています。
ということで、今回はカンボジアのGDP成長率の推移を「1988年〜2018年」の過去31年間に渡ってまとめてみました。
現在、データが公開されている全期間のGDP成長率となります。
また、今年2019年から2024年までの5年後のGDP成長率の予測値についても、参考情報としてまとめています。
ご参考までに、それではどうぞ!
実データの確認・ダウンロードはこちらのリンクよりどうぞ。
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【GDP成長率】1988年〜2018年の31年間のGDP成長率
年 | GDP成長率 |
---|---|
1988 | 9.6% |
1989 | 3.3% |
1990 | 1.1% |
1991 | 7.6% |
1992 | 7.1% |
1993 | 4.0% |
1994 | 8.2% |
1995 | 6.0% |
1996 | 5.9% |
1997 | 4.0% |
1998 | 4.7% |
1999 | 12.7% |
2000 | 9.6% |
2001 | 8.6% |
2002 | 6.6% |
2003 | 8.5% |
2004 | 10.3% |
2005 | 13.3% |
2006 | 10.8% |
2007 | 10.2% |
2008 | 6.7% |
2009 | 0.1% |
2010 | 6.0% |
2011 | 7.1% |
2012 | 7.3% |
2013 | 7.4% |
2014 | 7.1% |
2015 | 7.0% |
2016 | 6.9% |
2017 | 7.0% |
2018 | 7.3% |
平均値 | 7.2% |
中央値 | 7.1% |
カンボジアの内戦が実質的に終了したのは1993年ですが、IMFのデータベースではGDP成長率は1988年から記録されているので、その通り掲載をしています。
2009年のリーマンショック時には、GDP成長率はかろうじてプラスの0.1%まで落ち込みました。 (どの新興国でも同じような成長率の下落を経験しています。)
その後の経済成長率はかなり安定していて、平均7%で推移しています。
これはおそらく、前回の記事でお話したように中国との結びつきが強まり、安定的な投資と経済成長が確保出来るようになった、という点が大きいのではないかと思います。
【GDP成長予測】2019年〜2024年のGDP成長率予測
IMFのデータベースでは、5年後の2024年までのGDP成長率の予測も掲載されているので、こちらも合わせてご紹介しておきますね。
年 | GDP成長率(予測) |
---|---|
2019 | 6.8% |
2020 | 6.7% |
2021 | 6.6% |
2022 | 6.4% |
2023 | 6.2% |
2024 | 6.0% |
この5年間の平均値は6.5%です。
もちろんあくまで予測ですので「高成長ながらもゆるやかに成長率が落ち着いてくると予測」することぐらいしか出来ませんが。
中国経済との結びつきが強い、という話をしている通り、中国経済の大幅な減速があった場合、この予測値よりも低い数字になる可能性は大いにあります。
中国では年々積もり積もっていく過剰債務問題(ローン)が未だに解消出来ていないため、この問題がハードランディングした場合は、カンボジアのGDP成長率への影響も大きいです。
少々悲観的な予測ではありますが、こうしたリスクがあるということも踏まえて、高い成長率に乗った投資を考えたいところですね。
以上、ご参考までに!
それでは!