どうにかして、飲み会を回避出来るようにならないかなぁ…。
そんな悩みを抱えている人のために、この記事を書きました。
ということでこんにちは! 20代怠け者(@20sInvest)です。
ぼくは、会社の飲み会が大嫌いな人間です。
理由はシンプルで、「親しくもない人間と食事するのが嫌」なのと「貴重な自由時間を削る存在」だからです。
あくまで仕事上だけの付き合いである人間とわざわざ業務時間後まで顔を合わせたくありません。
何より、自分の自由な時間を削られるのが嫌で嫌で仕方ない。
業務時間後はぼくの自由な時間のはずで、やりたいことをやったり、ブログを書いたり、自分のためだけに時間を使うべきなのです。
その自由な時間を削られるというのが、ぼくはどうしても耐えられなかった!
ただでさえフルタイムで拘束時間が長いのに、更に業務時間後まで拘束されるなんて愚の骨頂。
だからぼくは、会社の強制的な飲み会というものが大嫌いだったのだ。
そんなぼくも、最終的には会社の飲み会に参加しない人間になっていました。
会社員時代から実践したその方法と具体的な手順について、今回はちょっとばかし書いてみます。
この方法と考え方は飲み会に限らず、会社の行事などへの参加を断ることにも使えますよ。
ぜひ、参考までにどうぞ。
目次
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この記事のポイント!
- 会社の飲み会を回避するには「飲み会に参加しないキャラ」をつくること!
- 重要なのは一貫して確固たる意思と理由をハッキリと持つことが最重要
- つらぬいていけば、自然と飲み会に誘われなくなる
- 意思をつらぬき通すことは難しいので、少しずつ布石を打っておくことも大事
【最良の方法】「飲み会に参加しないキャラ」をつくりあげる!
最良の方法は、自分自身を「飲み会に参加しないキャラ」につくりあげることです。
「あの人は誘っても飲み会には来ない」「だから、はじめから呼ばない」という評価を受けた人間になれば、当然のことながら飲み会に誘われることもなく、回避することができるようになります。
そんなの当たり前じゃん…。 と、失望してページを閉じるのはまだちょっと早いですよ!
なぜならこれこそが実際に飲み会を確実に回避するための、唯一無二の方法だからです。
飲み会を断るのが下手な人は、誘われるたびに参加を断る理由を考えます。
しかし、参加を断る方法を毎回そのつど考えるのは悪手です。 なぜなら、毎回100%必ず断る理由が見つかるとは限らないからです。
本当は行きたくないけど、何かしら理由を付けて断ろうとすると、断る理由としてはどうしても弱くなります。
家の都合があるから、別件があるから、という理由で1回・2回断ることは可能ですが、それが5回・6回と続いたらどうでしょう?
「こいつ、適当なウソついて参加してないな」と思われてしまうのがオチ。 これでは人間としても信用もされなくなってしまいます。 信用を無くすことで、仕事上でも余計な悪影響があるでしょう。
やはり、その場その場で断る理由を考えることは、それ自体が悪手なのです。
ではどうするか。
無駄なことをするよりは「あの人は飲み会に参加しない」というキャラを確立してしまった方が、わざわざ断る理由を毎回考えたり、説明したりする必要もありません。
そうしたキャラを確立してしまえば、毎回理由を問われるまでもありません。
理由はどうあれ、「あの人は飲み会に参加しない」という評判が出来上がっていると、自然と呼ばれることがなくなります。
行事の出欠の確認も、自然と不参加にチェックされるようになっていきます。
わざわざ断る理由を考えることもなく、本当かどうかわからない理由を付けるがために信用をいたずらに揺らがせるようなこともありません。
「飲み会に参加しないキャラ」を確立するためには
そうしたキャラを確立するためには、「飲み会に参加しない確固たる意思と理由がある」ということを明確にしておく必要があります。
たとえば、今まで会った人たちのなかにはこんな人がいました。 これらの人実際のこの考え方を実践して、飲み会に参加しないで働いていた実在の会社員の人たちです。
- 会社の飲み会・行事には一切参加しない
(でも仕事はしっかりこなす一匹狼タイプ) - 「お酒が一切飲めず、飲み会は楽しめないから参加しない」と公言している
- 「家族と過ごすので業務が終わったら必ず家に帰る」と公言している
- 実際に関わった人の送別会にしか参加しない
(個別の飲み会には参加しない)
これらの人には自分自身の確固たる意思と理由があって、それを元に飲み会を断っています。
それぞれの理由は、別にやましいこともありません。 各個人のポリシーがあって、それに応じて断っているだけなのだから。
重要なのは一貫性です。
そこまで徹底できないと思ったら、逆に参加する飲み会を限定するのもひとつの手です。
自分が関わった人・お世話になった人の送別会には参加するが、同じ部署の知らない人の歓迎会・送別会には参加しない。
個別・突発の飲み会には参加しない。
そうしたスタンスを持っておいて、それを理由として使うことで、すべての飲み会では無いにせよ参加頻度を限定することができます。
同じ部署だけど対して関わり合いのない人の送迎会に参加するのは嫌だけど、今までお世話になっていた人なら多少はね、という人もいるでしょう。
その辺の線引きを持っていれば、参加頻度はかなり減らすことができます。
はじめは否定されるかもしれないが、曲げてはいけない
ここまで書いてきましたが、おそらくはこのスタンスを否定する人は出てくるでしょう。
「会社の飲み会に参加しないなんて、コミュニケーション能力の低いヤツだ」なんて言ってくる、昭和な考えの人は必ずどこにでもいるはずです。
そこまでステレオタイプじゃないにせよ、ちょっとした不満を言ってくる人なら高確率で存在するはずです。
本当に飲み会に参加しないキャラを確立したいなら、否定されても主張を続けるべきです。
なかなか会社員としては難しいことですが、飲み会は業務外のことなのだから、断るのも自由だということを忘れてはいけません。
本来、業務時間後に何をしようと自由です。 もちろん飲み会に行くのも自由ですが、自分の趣味や生活に時間を使うことも自由です。
その確固たる意思と理由にやましいことがないのであれば、自分が正しいのだから、曲げる必要はないし、曲げてはいけないんです。
一度曲げてしまった時点で、飲み会を回避できる人間にはなれなくなってしまいます。
一貫性がなく、参加・不参加の間をズルズルと行ったり来たりしているようでは…きっと、「飲み会に参加しないキャラ」を確立することは到底なれません。
飲み会に参加しないというだけで嫌ってくる人間とは付き合う必要なんてそもそもないんです。
そんな人達と付き合いを続けるということ自体が、そもそもの自分の人生にとっての無駄なのですから。
もし、そんなパワハラまがいな強制をしてくる人しかいないような会社であれば、さっさと転職してしまうことをオススメします。 冗談じゃなくね。
仕事はしっかりとこなす必要あり
しかしながら、「確固たる意思と理由」を持ち続けるなら、もちろん仕事はしっかりとこなす必要があります。
仕事もできないくせに大層な理由を掲げても「何だコイツ…」としか思われませんからね、 業務時間中はしっかりと真面目に、やるべきことをこなしていく必要がありますね。
しかし、そこさえ真面目にこなしていれば、飲み会に不参加のスタンスを否定されるいわれもありません。
徐々に「飲み会に参加しないキャラ」になっていくためには
まあ、そこまで自分の思い通りに立ち振る舞えればいいけれど、そこまでひとりの人間がいきなり変わるわけはありません。
ここまで散々偉そうなことを書いてきましたが、正直いってぼく自身だって、他人に否定されてまで自分のスタンスを貫き続けるのは至難の業です。
「嫌われる勇気」という本がベストセラーになりましたが、そこに書かれている「嫌われてもいいから、自己を貫く」という考え方をそっくりそのまま、簡単に実践できる人はほとんどいないはずです。
そんな一般人が「飲み会に参加しないキャラ」を確立していくにはどうしたらよいか…。
最善の方法は、少しずつ布石を打っていくことです。
小さな行動を積み重ねて、「あの人は飲み会に参加しない」と徐々に思われていけば、自己をつらぬきやすくなります。
いきなり変われないなら、小さいことをコツコツとやってくしかないんですね。 当たり前ではありますが。
ということで、徐々に「飲み会に参加しないキャラ」になっていくための布石とヒントをいくつかピックアップしてまとめてみます。
手順1:本当に用事をつくってしまう
断り方があいまいになってしまうのは、本当に別の用事がないからです。
やりたいことはあるけど、何か特定の用事ではない場合は、飲み会を断る理由としては少し弱いです。
だったら、本当に用事をつくってしまって、心置きなく断ってしまえばいいのです。
- ◯曜日はジムに行く予定なので
- ◯曜日は習い事があるので
- 人と会う予定があるので
- 家でやらないといけないことがあるので
(詳細を伝える義務はない!)
などなど。
3週間後に会社の飲み会があると発覚した時点で、あえてその日に予定を入れることを考えましょう。
突発的な飲み会の誘いには対応しずらいですが、定期的なもの、開催時期が決まっているものなら、この方法でサヨナラできます。
ちょっといやらしいやり方ですが、別に業務外でのことなので用事のバッティングに非があるはずもありません。
理由なんて正直な話、「仕事が終わったらゲームするので」でも良いんですよ。
はじめは「コイツアホだな…」と思われるかもしれませんが、本当にゲームしたいならオブラートに包まずにそのとおりに行動すべきです。
それを突き詰めていけば、誘われないキャラが徐々に確立されていくはず。
手順2:参加可否の確認は保留せず、すぐ断る
参加可否の確認が回ってきたら、保留することなく、すぐ断りましょう。
悩んでいるということは、参加したいという意思が少しでもあるのだと相手から思われてしまいます。
だから、即答すべきです。
聞かれたら「あ、お断りします」「不参加でお願いします!」と、返しましょう。
ここでは申し訳なさそうに、ではなく、普通のトーンで「お断りします」と言ってしまうのがベターです。
あくまで自分には自分の意思と理由があるので、参加はしません。 そんな単調な感じで返す方が、「飲み会に参加しないキャラ」を確立しやすいです。
手順3:1次会が終わったら、サッと姿を消す
これも次回以降の飲み会を断っていくための、ひとつの布石です。
飲み会には大抵の場合、ハシゴして次のお店に飲みに行くという2次会という存在があります。
もし、自分がうまく2次会への参加を断ることができない性格だと思うなら、店の前での集まりからさっさと姿を消してしまいましょう。
2次会に行く人は、どうせ自分ひとりがいなくても2次会に行きます。
下手に場の空気のためにその場に残っていると、参加したいという意思が少しでもあると勘違いされることになります。
だから、気付いたらいなくなっている側の人間になりましょう。
2次会には絶対に参加しないという印象を付けていくことで、それがひいては1次会そのものにも参加しないという布石を打つことにつながるはずですよ。
手順4:普段から飲み会について否定的な言動をしておく
会社員も集まれば、飲み会が好きな人もいれば嫌いな人もいます。
なかには自分以外にも、飲み会が嫌いな賛同者もいるはず。
日常的な雑談のなかでも、飲み会や強制的な行事について否定的なことを話しておいて、賛同者を増やしておくことも立派な布石のひとつです。
あらかじめ、自分はそうした意見を持った人だということが少しずつ浸透していれば、飲み会不参加へのハードルが低くなります。
「業務時間後はやること(やりたいこと)が沢山あって忙しい」という布石を打っておくことも手ですね。
「ああ、この人は業務時間後が充実していて、他のことは二の次なんだな」という印象を持たれれば、同じく飲み会不参加へのハードルが低くなります。
ここでもやはり、日常の細かなことでの一貫性が大事です。
まとめ
- 会社の飲み会を回避するには「飲み会に参加しないキャラ」をつくること!
- 重要なのは一貫して確固たる意思と理由をハッキリと持つことが最重要
- つらぬいていけば、自然と飲み会に誘われなくなる
- 意思をつらぬき通すことは難しいので、少しずつ布石を打っておくことも大事
会社という組織、社会のなかで自分のスタンスをつらぬき通すということはとても難しいことだと思います。
たかが飲み会のためにここまでの覚悟が必要なのかよ…という気分ですが、自分をつらぬくことで得られるものは、何も無駄な飲み会の回避に限った話でもないと思うのだよね。
「自分がしたくないことはしない」というスタンスを持って、それをつらぬくことで、自分の本当にやりたいことをしっかりとやれるようになるはずです。
自分の人生なのだから、自分の時間を確保して何が悪い!
ということで以上、ご参考までに。
それでは!