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この記事では、こんな情報をまとめています。

  • ANA Visa Suicaカードの最大の特徴
  • このカードの2つのメリット
  • このカードの実質年会費などの情報
  • Suicaを使ってANAマイルを貯める最高の方法であること

 

はい、こんにちは!

ぼく、20代怠け者(@20sInvest)は日常のあらゆる支払いをクレジットカードに集約していますが、その中でもメインに利用しているのがANA VISA Suicaカードです。

 

ぼくはこのカード、かれこれ4年間使い続けています。

他にもいくつかのクレジットカードを保有していますが、ほとんどの支払いをこのANA VISA Suicaカードに統一しています。

その理由は、「日常的にあらゆる場面で使えること」そして「得られるポイント(ANAマイル)の価値が高い」という点です。

これまで色んなカードを経由してきましたが、これだけ幅広い場面で使えて、実際に利用価値の高いポイントを得られるバランスの良いカードは、やはりこのANA VISA Suicaカード以外に考えられないです。

 

ということで、今回はこのクレジットカードについて、特徴とメリット・デメリットを徹底解説します。

ご参考までに、それではどうぞ!

 

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この記事のポイント!

  • 100円のクレカ利用ごとに1マイル貯まるANA VISA Suicaカード
  • ANAマイルの利用方法次第で実質的な還元率は3~5%にもなる
  • クレジットカード払いでSuicaを利用できるので、日常的に利用できる

ANA VISA Suicaカードの最大の特徴

ANA VISA Suicaカードはその名が示す通り、下記の3つの特徴を併せ持ったクレジットカードです。

  • ANAマイルが貯まる
  • VISAクレジットカード
  • Suica機能が使える

 

詳細は順番にご説明していこうと思いますが、ぼくはこのクレジットカード、すごくバランスの良いカードだと思っています。

日常的な支払いにつかえる利便性、かつ価値の高いANAマイルが手に入るというカード。

そしてもちろん、世界規模で利用可能なVISAブランドでのカードなので、死角ゼロです。

 

ANA VISA Suicaカードの概要

名前ANA Visa Suicaカード
コース10マイルコース5マイルコース
年会費
(税込)
2,160円
(初年度無料)
機能・Suica (オートチャージ機能含む)
・ANAマイレージサービス
ポイントANAマイル
(三井住友VISAのワールドプレゼントポイントがマイルに自動移行される)
ポイント
還元率
100円/1マイル200円/1マイル
ポイント
移行手数料
6,480円/年無料
ANAマイル
積算率
(ボーナスマイル)
通常のマイル数×10%
旅行付帯保険国内・海外航空傷害保険
1,000万円

メリット①:100円使うごとに1マイル貯まる

ANA VISA Suicaカードの大きなメリットのひとつは、ANAマイルが高還元率で貯まるという点です。

このカードでは2つのコースが選択可能で、このコースによって貯まるマイル数が異なります。

  • 10マイルコース
  • 5マイルコース

 

どういうことかというと、もともと三井住友VISAカードでは利用学に応じて「ワールドプレゼントポイント」というポイントがもらえる仕組みになっているのだけど、ANA VISA Suicaカードの場合、このポイントをANAマイルに交換してくれるという動きになっているのですね。

 

  「10マイルコース」の場合、100円につき1マイル貯まります。

「5マイルコース」の場合は、200円につき1マイル貯まります。

 

これだけを単純にみれば、当然選ぶのは「10マイルコース」なのだけど、こちらの場合は「移行手数料」という形で実質的な年会費がプラスで取られます。

このマイルの還元率と移行手数料については、こちらでもうすこし詳しく解説しています。

しかし移行手数料を考慮したうえでも、基本的には「10マイルコース」を選択するのがベストです。

ANA VISA Suicaカードの実質的な還元率

ANA VISA Suicaカードの実質的な還元率ですが、これはANAマイルの利用方法によって1%〜5%ほどと大きく変動します。

 

なぜかというと、ANAマイルは利用する方法によって、1マイルあたりの価値が大きく変動するからです。

たとえばANAマイルを電子マネーに交換する場合、1マイル=1円の価値になります。

しかし、ANAマイルのもっとも有効な利用方法である特典航空券へ交換する場合、1マイル=2~5円ほどまで価値が跳ね上がります。

そのため、特典航空券をうまく利用することで、最終的な1マイルあたりの価値も大きく変動することになり、同様にカードとしての還元率も変動するということなるわけですね。

 

ANAマイルの利用方法次第で、最終的なカードの還元率が大きく変わるというのがANA系カードの特徴です。

基本的に、ANAマイルを稼ぐなら特典航空券に交換するというのが大前提です。

むしろ、飛行機に乗らない人がANAマイルをわざわざ稼ぐというメリットは、正直いってありません。

ちなみにぼくは、このカードに支払いを集約したおかげで、毎年なにをしなくても沖縄旅行に行けるぐらいの価値のマイルが自然に貯まるようになりました。

☑ ANAの特典航空券を目指せば還元率は5%にも跳ね上がる!

メリット②:Suicaで支払いができる → 日常的に利用可能!

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ANA VISA Suicaカードの大きなメリットとしてもうひとつ、Suicaの電子マネー機能が付いており、日常的に利用可能だという点があります。

 

Suicaは皆さんご存じのように、JR東日本が提供する電子マネーです。

他のJRや鉄道会社が提供している交通系電子マネー(PASMO・manaca・ICOCAなど)とも連携して使えるので、Suicaのカードがあれば日本国内ほぼ全域で使えるようになっています。

日本国内では電子マネーが乱立している関係で、店舗によっては利用できない場合もあるのが不便なのだけど、その中でも交通系電子マネーは広く対応している方であり、他の電子マネーと比べれば日常的に利用可能な場面が多いといえますね。

  これらの交通系電子マネーが使えるお店については、下記のページに一覧が掲載されていますのでどうぞ。

Suicaが使えるお店|Suica電子マネー:JR東日本

 

小額決済でもクレジットカードが使えるという最大のメリット

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Suicaとクレジットカードが組み合わさっていることの最大のメリットは、小額の支払い・決済であってもクレジットカードで支払うことが可能だという点です。

たとえば通常のSuicaカードの場合、カードにお金をチャージすることで利用できますよね。

このチャージを現金でする場合は当然ながらクレジットカードでの支払いにならないため、クレジットカードのポイントも付きません。

 

反面、Suica機能付きのクレジットカードの場合はSuicaへのチャージをクレジットカード払いで行うことができるため、クレジットカード利用のポイントが貯まります。

ANA VISA Suicaカードの場合、10,000円分チャージされるたびに100マイルが貯まるという動きになるわけですね。

これがひいては、日常のSuica利用=クレジットカード支払いになる、というわけです。

ANAマイルを貯められる支払い一覧

これらをまとめると、ANA VISA Suicaカードを使うことでANAマイルを貯められる支払いは、これだけの多岐にわたります。

  • 交通機関の支払い
  • コンビニでの支払い
  • スーパーでの支払い
  • 自販機での支払い
  • 飲食店での支払い
  • タクシーでの支払い
  • インターネットでの買い物
  • 携帯電話の利用料金の支払い
  • 医療費の支払い
  • 水道光熱費の支払い
  • Webサービスの月額利用料金
  • 税金や国民健康保険料などの支払い
  • 国内・海外旅行の代金
  • 業務上の必要経費の支払い
  • Kindle Unlimited

 
 

一般的にあまりクレジットカードでの支払いが使われないようなコンビニや自販機での支払いですら、クレジットカード経由での支払いに集約することができます。

たかだか1回100円程度の出費であっても、それを取りこぼすことなくANAマイルを貯められるというのがすごいことです。

 

これはおそらく、まだ世の中のほとんどの人が実践できていない、最強の節約方法です。

これを実践する・しないで、数年で十数万円単位の大きなポイント差が間違いなく発生します。

☑ すべての支払をクレジットカード払いにできる最強のカード

注意:Suicaのオートチャージ機能を使うこと

ひとつ、注意しておく必要のあるポイントが。

クレジットカード払いにするためには、事前にSuicaのオートチャージ機能を設定しておく必要があるという点です。

 

ANA VISA Suicaカードにはオートチャージ機能があります。

Suicaの残高が一定以下になると、改札を通る際に自動的にクレジットカード支払いでチャージしてくれるという機能ですね。

この機能を使うことで、Suicaへのチャージをクレジットカード支払い経由にして、結果的にクレジットカードのポイントが貯まるという仕組みになります。

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この機能を利用することではじめて「Suica支払い=クレジットカード支払い」という形になるので、かならずやっておかないといけない作業です。

現金でチャージしてしまうと、当然ながらANAマイルは貯まりませんので、要注意です。

 

オートチャージを有効にするには

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オートチャージ機能は、JR駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で設定が可能です。

ここだけちょっと面倒で、実はオートチャージ設定はインターネット上ではできず、VIEW ALTTEの端末上で設定する必要があります。

詳しい手順はこちらのページをどうぞ。

オートチャージの設定(Suica機能付きビューカードの場合):ビューカード

ANA VISA Suicaカードの実質年会費 (マイル以降手数料を含む)

さて、ANA VISA Suicaカードの年会費は2,160円(税込)です。

初年度は年会費無料ですが、2年目から上記の年会費が毎年の加入日月に支払いに含まれる形で請求されます。

明細書を紙での送付ではなくインターネット上で確認する設定にしておくと「WEB明細書年会費割引」というかたちで540円割引されるので、実質的には1,620円が年会費になりますね。

コースごとの移行手数料

さきほどご説明したように、ANA VISA Suicaカードでは「10マイルコース」「5マイルコース」の2つのマイル移行コースがあります。

このコースごとに付与されるANAマイルの還元率と移行手数料が異なります。

10マイルコースの場合は移行手数料として年額6,480円(税込)かかりますが、支払い100円につき1マイル貯まります。

対して5マイルコースでは移行手数料は無料ですが、200円につき1マイル貯まる計算となります。

 

実質の年会費まとめ

ということで、実質的な年会費はそれぞれ以下の通り。

コース移行手数料
(税込)
マイル還元率実質の年会費
(税込)
10マイルコース6,480円100円=1マイル8,100円
5マイルコース無料200円=1マイル1,620円

 

どちらを選ぶべきか…というところですが、ぼくは10マイルコース一択だと思っています。

両者の間でマイル還元率が2倍の違いがあり、ポイントを稼ぐためにクレジットカードを活用するということであれば還元率の大きいコースを選ぶのが当然だからです。

移行手数料が6,480円(税込)かかりますが、これは日常的にこのカードを使うことで、比較的簡単に回収できます。

この価値を考慮に入れると、6,480円分のマイルをポイントとして回収するためには1年間で324,000円分のクレジットカード利用をすればOK、という計算になります。

1年間で32万円なら、日常的な支払いをANA VISA Suicaカードに集約しておけば簡単です。 2〜3ヶ月で、簡単に移行手数料分は回収できるはずですよ。

1マイルあたりの価値¥2
6480円分のマイル数3,240
これだけのマイルを
稼ぐのにかかる利用代金
¥324,000
☑ 移行手数料相当のポイントは2〜3ヶ月で回収可能

まとめ

  • 100円のクレカ利用ごとに1マイル貯まるANA VISA Suicaカード
  • ANAマイルの利用方法次第で実質的な還元率は3~5%にもなる
  • クレジットカード払いでSuicaを利用できるので、日常的に利用できる

 

以上、ぼくが日常でメイン利用しているクレジットカード、ANA VISA Suicaカードについてでした。

Suica+クレジットカードの利便性って本当に抜群で、日常の支払いのあらゆる場所で利用可能です。

もちろん場合によってはSuica非対応の店舗などもあるので、そうした場合は対応している電子マネーのクレジットカード…例えば楽天Edyが使える店舗なら楽天カードを使うなどでカバーする必要はあります。

しかしながら、やはり交通系電子マネーが一番、幅広い店舗で使えると考えてよいですね。

ということで、ぼくの一番のオススメクレジットカードです。

ご参考までに、それでは!

 

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