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現在シンガポールに居ます!

 

…先月までフィリピン・インドネシアの東南アジアノマドツアーに行っていたばかりですが、突発でシンガポールを1週間ほど旅行中でございます。

実は2月頃にフィリピンへ出発する数日前ぐらいにジェットスターで、マニラ行き飛行機が1日限定で999円セールを行っていたもので、ちゃっかり4月分のマニラ行きゲットしていたのですよね。 それを利用して、マニラ経由でシンガポールプチ旅行へ行っているというわけです。

いまのところは、東南アジアの色んな国に行ってみて、雰囲気を掴むところを重視しようと思ってます。 実際に歩いてみて現地を知る、ここからはじめてます。 最終的には、東南アジアは各国制覇したいですね!

 

さて、シンガポール繋がりで現地紙の「ザ・ストレーツ・タイムズ」が掲載していた、香港の資産家リーカーシンが語った『お金持ちになる技術』というインタビューにあった、「お金持ちになるための20代の給料配分」が面白かったので、紹介しておきますね。

 

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お金持ちになる技術

今回紹介する「お金持ちになるための給料配分」ですが、この書籍にて紹介されていたものです。

この書ではシンガポールに限らず、インドネシアやフィリピン、マレーシア、カンボジアなどを筆者の目で見た感想を述べたうえで、日本人がこれらをどうビジネスに活かしていくか? を書いた書籍です。

筆者は元参議院議員ということで、外交として海外の要人と対話をすることも多かったようですね。 なかなか他の書籍には書いていない、海外の政治家や大物の語る経済的な裏話なんかも書いてあったりしてけっこう面白い。

日本の今後と、東南アジア各国の今後を知るうえで参考となるかと思います。 それなので、僕がしばしば紹介しているこの書籍に近しい内容です。 どちらも一読の価値あり。 オススメ。

大資産家を目指さなくても、若者は東南アジアを目指すべきだ! 「大資産家になるためのアジア副業マニュアル」 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ

給料の配分

ということで、下記が月収20万円の配分です。

  • ①6万円:生活費(食費)
  • ②4万円:友達作り
  • ③3万円:学び
  • ④2万円:
  • ⑤5万円:貯金

まず、最初の六万円は生活費だ。 食費といってもいいだろう。

次の四万円は友達を作るのに使おう。 月に二回は、君より頑張っている人や、君がもっていない知識をもっている人をいいランチに誘っておごってあげよう。

三番目の三万円は「学び」に使おう。 本をしっかり選んで買うのだ。 そして読んで、理解して、本が教えてくれることを戦略的な武器としよう。 月に二万円は何かの研修や講座を受けてみよう。

四番目の二万円は「旅」に使おう。 これを使って年に最低一回は旅に出よう。 安い宿を使ってコストを減らしながら、何年かかけて色んな国を見に行こう。 これはリフレッシュにもなり、色んな意味で人生を豊かにしてくれる。

最後の五万円は貯金しよう。 貯めていつか起業資金にするのだ。

貯めたお金を使って小さな事業をやってみればいい。 どこかで何かを仕入れて売ってみるだけでいい。 小さく始めれば失敗しても大した傷ではない。 成功すれば、ものすごい自信になる。

小さな商売で成功することはまったく新しい学びであり、やがて長期の投資計画もできるようになる。 そして長期的にお金に苦労しなくなる。

 

ざっと見てもらえばわかるとおり、上記の配分には家賃が含まれていないので、ピッタリこの通りの配分を実践するのは難しいかもしれないですね。 若者向けの提言なので、親と同居している人たちを前提とした比率なんだと思います。

とはいえ、この比率ピッタリではなくとも②〜⑤の目的のためにお金を使うことはとても大事だし、役立つことなのは間違いないので、大いに参考になります。

個人的には、経済的にある程度の自由が確保できるまでは、実家暮らしを続ける方が良いと思ってます。 僕も一人暮らしと実家暮らしの両方を経験したけども、よほど特別な理由(地理の問題など)がない限りは、実家暮らしの方が経済的自由に近いのは間違いないですからね。

家賃+食費として月6万円を自宅に入れていれば、充分でしょ。(笑)

「学び」と「事業のための貯金」に金を使え

ここで言われている貯金は家や車を買うための貯金ではなく、事業を興すための貯金をするべしというところも重要なポイントです。

学びという面では上で引用している「貯めたお金を使って小さな事業をやってみればいい。 どこかで何かを仕入れて売ってみるだけでいい。 小さく始めれば失敗しても大した傷ではない。 成功すれば、ものすごい自信になる。」という部分も、学びにつながってますよね。

実際に少額なり自分の金を使って小さなビジネス(投資でもいい)を初めてみるというのは案外面白いもので、失敗したとしても、挑戦しないとわからなかった知識や経験が手に入ります。 逆に言えば、挑戦しなければ手に入らない。

実際には失敗する可能性の方が高いのだろうけども、それを経験として吸収できれば、間違いなく自分の今度のための知識として利用可能になるはず。 少額・小規模で始めれば、受けるダメージも少ないので気にするほどでもありませんしね。

一番の投資の勉強は「少額で初めてみること」に限ります。 マジです。

 

「旅」にもお金を使え

ある意味では、僕もその教えに沿って旅にお金を使っていると考えてもいいかもしれない。

「安い宿を使ってコストを減らしながら、何年かかけて色んな国を見に行こう。 これはリフレッシュにもなり、色んな意味で人生を豊かにしてくれる。」の一文なんか、まさしくその通りですよね。 (僕は旅行時の宿泊はほとんどドミトリーです。)

実際に海外を見てみることは、現地で何かできることがあるか(ビジネスチャンスがあるかどうか)を考えられるというのもそうだし、何より日本の環境というものを客観的に捉えることができるのも大きいと思う。

毎日スーツにネクタイを着て満員電車に揺られる生活を送っている人間の方がマイノリティだということを知っておくのも、色々役に立つはず。

ついでにおまけとして、この書で紹介されていたシンガポールの元首相、リー・クアン・ユーの日本の将来に関する一言も紹介しておきます。 キツい一言だけど、的を射ていると思う。

「もし私が若い日本人で、英語が話せたら、私は日本を出ていくだろう」