「若いころの苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますよね。 ぼく、あのことわざ嫌いなんですよ。 苦労せずに生きる道があってもいいと思うんです。
これについて語ると長くなるのでやめときますが、個人的には「若いころの投資積み立ては買ってでもしろ」ということわざを推奨しておきたいところです。 20代の時期からコツコツと、じわじわと投資積み立てを行うことは確実にインカムゲイン、不労所得の獲得に繋がります。 これは始めるなら早いうちが良いです。
もし、このブログを見られてる20代の御方がいるようであれば、自分の毎月の収益からどれぐらいだったら投資できるかな?というのは考えてみるとよいと思いますよ。
投資デビューを応援! マネックス証券では現在、口座開設で現金プレゼント・キャンペーンを開催中です。
20代でできる毎月の投資額ライン
さて、単純に20代といっても専門学生から大学生、社会人、ニートも居ればネットで一攫千金をなしえたお金持ちも居るだろうから簡単に一概に20代をひとくくりにして扱うことはできないんですが、とりあえずは一般的な「大学生~社会人」のレベルで、毎月投資できるレベルはどれぐらいになるかをちょっと考えたいと思います。
- 1.数千円~1万円ライン
- 2.1万円~3万円ライン
- 3.3万円~5万円ライン
- 4.5万円~10万円
- 5.10万以上
※ご注意
この後、毎月定額で投資を積み立てて言った場合の試算をしています。 実際には価格の変動があるので、確実に毎月の分配金が試算どおりになる補償はないのでご注意を。
ただ、リスクはなるべく、色んな商品に分配して投資していくことで回避できるはずなので、(根本的な間違いがない限り)大きくズレてしまうことはないかと思いますね。
1.数千円~1万円ライン
学生の時期は、バイトをしていたとしても何かと金欠になりやすいもの。 この頃から投資を考えている意識の高い学生はそれほど多くはなさそうですが、バイトレベルの収益で毎月投資をするのであれば、これぐらいのレベルなら問題なくクリアーできそうです。
ただ、これぐらいのレベルだと投資が無駄になるわけではないにせよ、効果を考えるとちょっと低すぎるかなという気も。 末永く投資をしていくのであればいいんですが、まとまった額にまで投資が成長するには時間がかかりすぎますね。
例えば、1万円の投資で月100円の分配金が入る投資信託があったとします。 毎月1万円投資したとして、分配金は増えるのは毎年1,200円ほど増えていく計算です。 60歳になるまで仮に40年で考えると、最終的に毎月の分配金として48,000円が入ってくるようになる計算です。
これを老後の蓄えとするには、ちょっと弱すぎるかなあという感じですねー。
2.1万円~3万円ライン
社会人になりたてだったり、投資への意識が高くてなるべく20代早いうちに投資をスタートさせたい! という気概があるのであれば、これぐらいの投資額のラインが良いのではないでしょうか。
月3万ぐらいであれば、社会人初任給のレベルであったとしても、ちょっと飲み代とか欲しいモノとかを気持ち我慢するぐらいで達せるラインですね。 それほど苦のない投資額というところでは、割と現実的なレベルです。
月3万の投資ならば、長く続けることでなかなかの効果を期待できます。 1万円の投資で100円のリターンの投資商品であれば、40年で144,000円ぐらいになります。
毎月10万を超えると、だいぶ不労所得感が増しますね。
3.3万円~5万円ライン
意識的に投資として積み立てていきたいという目標が明確にあるのであれば、やはりこれぐらいは最低でも入れていきたい、というレベルがこちら。 初任給20万で考えて毎月5万になると結構キツいですね、色々とやりたいことを我慢しないといけないかも。
ただ、我慢した値打ちは、長い目でみればアリます。 月5万の投資なら、40年で毎月の分配金が240,000円。 20年で120,000円です。
40代で毎月12万円の不労所得と聞くと、かなり聞こえがいいですね。 30代でも毎月6万円の不労所得!
4.5万円~10万円
これぐらいになると、20万弱ほどの給料だとだいぶキツいです。 キツくなってきますが、投資をするレベルとしては効果が老後に限らず見えてくるハズなので、本格的にやるのであればかなり面白そう。
老後への備えという形ではなく、例えば「30代・40代までに色んなやりたいことをするための活動資金としたい」という意識があるのであれば、これぐらいの毎月投資額はしていきたいところ。
例の試算で計算すると、毎月10万円投資したら20年で毎月240,000円まで増やせる感じです。 本当にそれだけの不労所得があるのであれば、それだけでも生活できそうなレベルですね。
40年やると…毎月480,000円。 すごい。
5.10万以上
10万以上になると、さすがに常人の20代には手が届かないラインになりますね。 しかし、もしもいい給料+副収入で高い収入があるのならば、10万以上の投資にチャレンジしてみるのもいいかもしれないです。
しかしそれだけ収益があるのであれば、まとまったお金が手に入れば不動産投資といったもうちょっと別のインカムゲインを狙ってみても、いいかもしれないですね。 お金がある人間には、さらにお金が入ってくる。 うーん、ずるい。
まとめ
さて、色々と書いてみましたが、僕が思う投資ラインを表にまとめてみました。 自分の懐具合と、不労所得をいつ頃までにどうしたいか。 自分の可能なラインで選択するのが良いかと思います。
投資ライン | 難易度 | 老後の不労収入 |
---|---|---|
数千円~1万円ライン | 余裕 | お小遣い程度 |
1万円~3万円ライン | ちょっとした我慢で可能 | 不労所得、と言えるレベル |
3万円~5万円ライン | 少しの我慢 | 40代ぐらいでもいい感じに不労所得として使えそう |
5万円~10万円 | 明確な目的がないとキツい | 30~40代で明確に使える不労所得になる |
10万以上 | 特別な収入ラインがないとムリ。 | 不労所得だけで生きられると思った |
ちなみに、僕の場合は既存の収益が毎月6万円ほど、あと別のブログの収益が毎月2万円ほどあるので、毎月8万円ほどを追加投資につぎ込む形で進めたいと思っています。
どちらも若干ながら不労収入といえる部分なので、特別何もしなくても追加投資ができるという有難い状況です。 もっと伸ばしていきたいなあ。