「海外に行くことなく20代も終わってしまいそうだが、このままでいいのかな?」
…そんなことを漠然と考えている方のために、背中を後押しする気持ちでこの記事を書きました。
ということで、こんにちは!
ぼく20代怠け者(@20sInvest)は今年前半、東南アジア各国を旅して回っておりました。
- インドネシア バリ島
- インドネシア ロンボク島
- マレーシア クアラルンプール
- マレーシア ボルネオ島
- タイ バンコク
- カンボジア シェムリアップ
- カンボジア プノンペン
その目的は各地の写真を撮影したり、各都市の投資用コンドミニアムの視察をしたり、海外での銀行口座をつくったり、友人に会いに行ったりと、様々です。
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ぼく自身、海外を旅するのが好きで、特に東南アジアやオセアニアをメインに定期的に飛び回ってますが、やはり何度いっても新鮮な発見があります。
日本国内で仕事をして、生活しているだけでは気付けない色んなことに沢山気付くことができます。
それはいい面でも、悪い面でもね。
そして、旅をしていていつも思うのが「20代こそ海外を旅して、世界を見て回るべきだ!」ということ。
今後の日本のことを考えても、今の20代が今だからこそ海外を旅行して、世界を見て回る必要性があると、ひしひしと感じています。
今回は海外を旅している間、改めて感じたこと、思ったことをつらつらとまとめてみます。
ご参考までに、それではどうぞ。
目次
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この記事のポイント!
- 理由①:日本の価値観だけが絶対じゃないと気付くことができる
- 理由②:知ることで選択肢を広げられる
- 理由③:日本脱出を視野に入れて行動するために役立つ
- 日本が裕福なうちに、一度でもいいから海外を見て回ろう!
理由①:日本の価値観だけが絶対じゃないと気付くことができる
一番重要なのは、海外を旅することで日本の価値観だけが価値観ではない、と感じられること。
日本は島国・単一民族ということもあって、価値観がどうしても固定されがちです。
固定された価値観を見直すキッカケとして、海外を自分の足で歩いて、自分の目で見るのが最適です。
海外の「カオスすぎる」価値観の違い
海外に出ると、日本の常識が通じないことは山程あります。
これらは、そのカオスすぎる価値観の違いの、ほんの一部です。
お土産屋のスタッフは、店から立ち去ろうとするだけで半額以下の価格を提示してきたりします。
ひとつのバイクに3人・4人も乗っている家族がいます。
1年中、日本のお祭りのような催しを行っている公園や大通りがあります。
普通に町中に野犬がウロウロしてたりもします。
都市部に行くと、日本では考えられないレベルでクッソ無愛想で雑なコンビニ店員が店を任されてたりします。
超キレイなショッピングモールのすぐそばに廃墟のような雑居ビルが建っていたり、ホームレスが寝ていたりもします。
かと思えば、地下鉄の駅は日本よりも豪華でキレイな内装をしていたりします。
先進国であっても、日本の比でないくらいの経済的な格差が存在しています。
東京を上回る家賃相場の都市もあります。
旅行者や富裕層向けの高級バスと、ローカル向けの安いバスの2種類が存在していることもあります。
ちょっと歩くだけで、一食あたりの値段が3〜4倍違うお店があります。
理由②:知ることで選択肢を広げられる
まあ、すさまじくカオスなんですが、「日本での当たり前が、世界では当たり前ではない」ということが身にしみてわかります。
世界に出てみたら、今までの自分の中の当たり前なんて、ほとんど通用しないことに気付かされます。
20代という時間的にも余裕があって頭が柔軟な時期に海外を見て、価値観はひとつじゃないと身を持って体感しておくことが、ぼくは何よりも重要だと思います。
それぞれ各国の現地人と知り合いになると、日本人とは全然違った価値観や考え方で日々を生きていることが、如実にわかります。
大学を出て、新卒で働いて、結婚して、家を買って、60歳になるまで働きつづける…。 という価値観だけが人生じゃない。
これらは使い古された月並みな言葉ですが、実際に自分の目でそれを確かめるのとそうでないとでは大きな違いがあります。
いろんな価値観を知るということが、確実に自分の中での選択肢を広げることになります。
いざとなれば海外に出て、そこで稼いで暮らすということも新たな選択肢ですし、海外を見た上で日本国内で暮らすという選択肢もアリなわけです。
実際のところ、日本は(まだ)治安面・物質面でかなり暮らしやすい国であることは確かなのですから。
そして、選択肢の多さは絶対的な善です。
選択肢の多さは、自由に直結します。
日本国内しか知らないまま日本国内に住む選択をするよりも、日本と海外の価値観の違い・住環境の違いを知った上で日本を選ぶのとでは、意味合いが大きく違ってきますから!
理由③:日本脱出を視野に入れて行動するために役立つ
しかし、その選択肢も年々狭められつつあります。
日本という国が経済的にも人口的にも縮小に転じている中で、日本人が自由に取れる選択肢(日本にいるか、国内にいるかを自由に選択できるということ)は狭くなってきているからです。
…というのも、現在の日本人が自由に海外を旅したり働いたり…というのが(まだ)選択できるのは、日本人が相対的に豊かであるという面があるからです。
日本は長らく「一億総中流」と言われるように、国際的に見ても豊かな中間層がメインを占めているため、海外に気軽に旅行することができるし、新しい価値観や出会いを求めて自由に行き来することができるようになっています。
日本のパスポートが世界的に見ても強いのも、自由さがある理由のひとつですね。
ビザの取得を免除されて世界中の色んな国に自由に行けるパスポートを日本人が持っているということも、(まだ)日本人に自由な選択肢があることを示しています。
事前の申請や準備なくとも他国に入国して、30日程度なら観光ビザで自由に滞在できる。
これは誇るべきことですし、大いに利用するべきですね。
発展途上国に生まれた人たちは、一部の富裕層や裕福な中間層を除いて、海外に出るということはそうそう簡単な話ではありません。
「海外を旅行して色んな文化を見る」「海外で旅しながら働く」ということが、そもそも経済的に試すことすら不可能だという若者はたくさんいます。
そうした国々の若者たちと比べれば、日本の若者たちが置かれている経済状況は(しつこいようですが、まだ)裕福だし、選択肢が豊富である、と断言できます。
日本人が「裕福」なうちに海外を見て回っておこう
しかし!
そうした裕福さは徐々に失われつつあるのが、現在の日本です。
国全体の経済力が後退してくるにつれ、10〜20年後には自由に海外を旅するチャンスは、今よりも少なくなっていくはずです。
そうなった時に「海外を自由に見て広い価値観を身に着ける〜」なんて悠長なことは言ってられなくなるかもしれません。
経済力の失われた日本国内でのみ生きるか、逆に半強制的に海外に出稼ぎに出ることになるか…。 そんな選択肢しか取れない未来が、来るかもしれませんしね。
強制的に日本脱出をする(せざるを得ない)未来が、来るかもしれません。
やはり、そうなる前に個人それぞれが準備をしていく必要があるんだと、ぼくは思います。
以前Twitterでこんなことを書きましたが、ぼくが東南アジアを中心に積極的に旅するのは、これらの理由と目的があるからです。
ぼくが積極的に海外一人旅をする理由
・結果英語で話す機会を積極的に増やしたい
・日本では撮影できない街中の風景を自分の足で歩いて撮りたい
・日本に住めなくなっても、海外に滞在できるようにするための下準備
・自分が気に入った街を探すため
・一人旅中は誰も気にかけなくてラクでいいからw— 20代怠け者 (@20sInvest) 2018年9月16日
今すぐに、海外に移住して海外を舞台に働く! ということは、ほぼ不可能です。
それでも、日本国内に不安があるのであれば、少しずつ準備していくしかないのです。
まとめ
- 理由①:日本の価値観だけが絶対じゃないと気付くことができる
- 理由②:知ることで選択肢を広げられる
- 理由③:日本脱出を視野に入れて行動するために役立つ
- 日本が裕福なうちに、一度でもいいから海外を見て回ろう!
以上、これら3つが「20代の若者こそ海外を見て回るべき3つの理由」でした。
しつこいようですが日本が(まだ!)経済力を持っている今こそ、そして自分が若い時にこそ、海外を見て回りましょう。
選択肢を広げられるのは、やっぱり自由で若いうちしかありません。
30代、そしてそれ以降になってから選択肢を広げようとしても、自分を取り巻く様々な環境がそれを阻むことは大いにあります。
思い立ったが吉日、ですよ。
以上、ご参考までに!
それでは!
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