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ドルコスト平均法。 海外の資産を購入しようとしているときにちょくちょく出てくるこの単語。

ちょうど国内が円安で苦しんでいる最中で、ドルレートはかなり注目の的となっているのだけど、なおさらこの単語をよく目にするようになった気がしてます。

改めて、調べてまとめてみます。

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ドルコスト平均法とは

ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging)とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。

定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。


ドル・コスト平均法 - Wikipedia

つまりどういうことか

Wikipediaの説明だけだと、割とお固い文章なのでよくわからないのだけど、まとめるとこういうことです。

例えば、毎月1万円でドルを購入することにします。 ドルレートというのはみんなご存知の通り毎日変わる訳なので、毎月のその購入時で購入できるドル数というのは変動してきます。

この場合、毎月1万円という購入額は買えずに毎月購入していくことがポイントです。 どんなにドルレートが低くなっても、高くなっても決めただけの定額の日本円でドルを購入していく方法がドルコスト平均法と言われる方法です。

簡単に、ドルコスト平均法のイメージを表にしてみました。 ドルレートはわかりやすいように、極端な変動にしてます。 あくまで例なので、このドルレート変動にはなんの裏付けもありません。
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毎月1万円をドル購入に当てた場合、1月は83ドル購入できます。 2月は円高に触れて、ドルが120円→100円へと安くなったので2月は100ドル購入します。

あくまで機械的に1万円でドルを購入していくわけなので、レート変動に応じて購入されるドル数も変動し、均等化されていきます。 均等化されつつも、じわじわと所持しているドル数は増えていきます。

自動的にリスク低減できる

つまり「ドルが高い時は少なく買う」「ドルが安いときは多く買う」という購入方法を自動的で行う投資法が、ドルコスト平均法ということになるわけですね。

毎月定額を分散して購入していくことで、一気に大量のドルを購入した場合に起きえる、レートの変動による価値の下落などのリスクを、分散して定額で購入していくことでリスク低減できるという効果があります。

この分散方法の考え方、ドルの購入にかぎらずどの投資商品でも有効ですね。

どういう時に「ドルコスト平均法」が使えるのか

さて、このドルコスト平均法は毎月定額で購入していくということなので、何をした場合にこの投資法が取れるのかというのはわかると思います。

ズバリ「毎月の定額投資」をすればいいわけです。 毎月1万円でも5万円でも、ドル建ての投資商品を購入するように設定しておけば、後は自動的にドルコスト平均法の利点に乗れます。

僕のような素人にとっては、売りどき・買いどきというものは早々簡単に見破れるものではないので、そういう難しいことは考えずに毎月定額を投資、後は為替レートに任せる! という考え方が楽でいいんじゃないかな。