今日も今日とてお勉強。 投資信託は他の投資と比べるとリスクが小さめな投資であるということを書いてますが、それでもどんな会社にも倒産というようなリスクはあるわけなので、そういったリスクというのは存在するんじゃないのか? という疑問ありますよね。
どうなるのか、調べてみました。
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結論:大丈夫
結論から言うと、投資会社がつぶれても大丈夫です。
何故大丈夫なのかというと、投資信託に関わる3つの会社が直接資産を持っているわけではないからです。 つまりどういうことなのか?
投資信託にかかわる3つの会社
投資信託の基本的な話をすると、投資信託という商品には基本的に下記の3つの会社が関わってます。
- 販売会社
- 運用会社
- 受託会社
販売会社はファンドの販売を担当、運用会社はファンドの運用、受託会社はファンド資産を預かる担当をそれぞれ受け持ってます。 そして、それぞれの会社のどこも投資信託商品自体の資産を持っているわけではないということ。
例えばこの中で運用会社が潰れてしまったとしても、運用会社自体がファンド資産を直接持っているわけではないので、ファンド自体が消えてしまうということは無い、ということなんですね。
受託会社が潰れた場合はちょっと問題あるんじゃないか? という気もしますが、信託法という法律上で「顧客資産は100%保全されるよう資産管理をしなければならない」という項目があるため、受託会社が破産した場合もファンドの資産は保護されるということになるようです。
株やFXよりもリスクが低い理由がこれ
この「3つの会社」による資産保証の制度によって、他の投資とくらべて格段に倒産リスクというものが抑えられるようになっているということです。
例えば株の場合は投資先の会社が潰れてしまえば、それだけで所持している株は全て紙くずとなるわけだけど、投資信託は複数社あるうちのひとつが潰れただけでも資産は保護される形でリスクが回避できるということになるわけです。
「3つの会社」の制度のおかげで倒産のリスクからはほぼ無縁となる。 ということは、個人単位の株式よりも遥かにリスクの低い投資方法だと言えます。
素人目には、いやプロの目からしてもどこが倒産したりするかなんてそうそうわかったものじゃないことを考えると、制度的にリスクを回避できる投資信託がやっぱり安全だなー、という結論に落ち着くわけですねー。 うまく出来てる。
ということは「不景気だから倒産リスクが怖いので投資信託も怖いなあ」と言うのは見当違いの判断だと言えます。 投資を敬遠したがる人の主な理由って、投資した商品が突然なくなるというリスク部分を気にして手が出せない人が多いですからね。 ちゃんと仕組みを知れば、実は投資信託は他と比べてリスクが低いということがわかってもらえるんじゃないでしょうか。
まあ当然ながら値下がりのリスク等はあるのだけど、ある日突然すべてが紙くずになるということはありえないということを覚えておけば、OKです。