放っておくと「銀行預金が減っていく」理由をわかりやすくまとめてみた

2017年現在の普通預金の金利は0.001%です。

超低金利とはいえ、金利は一応つくのだからマイナスにはならないだろう。

…そう思っていたら大間違い! 実は現在、銀行預金は放っておくと、価値が目減りしていく状態になっているのです。

 

一体なぜなのか? その理由を、なるべくわかりやすくまとめてみたいと思います! それでは、どうぞ。

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政府は実質インフレ年2%を目標に

2013年のアベノミクスの頃から、日本政府と日本銀行は、年間のインフレ率2%を目標としています。

インフレ率2%ということは、すなわち物価が1年間に2%ずつ上昇していくということ。 今年100円だったものが、来年102円に値上がりするということですね。

 

年2%というのはあくまで目標で、実際に毎年2%ずつ物価が上がっていくかどうかは、まだわかりません。

ただ、政府と日銀主導でそうした方向に持っていこうと計画しているわけなので、今後もインフレ誘導されるような政策を取っていくだろうと予想できます。

日銀総裁はこんなことを話しています

ちなみに海外主要国の中央銀行の多くが「年2%のインフレ」を目標にしています。 年2%のインフレを目指すことは、国際的なスタンダードであり、日本銀行もそれに習おうとしているわけですね。

【講演】黒田総裁「なぜ『2%』の物価上昇を目指すのか」(日本商工会議所) : 日本銀行 Bank of Japan

今まではデフレ社会

日本は長らくデフレ社会と言われていました。 バブル崩壊後から現在にいたるまで、ずっとです。

現在は政府と日銀主導でこのデフレを解消して、インフレ社会に転換しようとしています。

なぜインフレ社会にしたいのか? その理由は、一般的にデフレ社会は消費活動を控える傾向にあるためです。 消費活動が行われない=不景気というわけです。

過去にはマクドナルドのハンバーガーが100円とか50円とかの時代がありましたよね。 これもデフレによってモノの価格を下げないと売れないという流れの中のひとつだったわけです。 (今はハンバーガー、もうちょっと価格しますね。)

☑ バブル崩壊から日本はずっとデフレ状態だった

本来「ゆるやかなインフレ」は悪いことじゃない

逆にインフレ傾向にある社会では、消費活動が活発化し、景気が良くなる傾向にある、とされています。

「インフレ」というと過去の歴史上のハイパーインフレなんかが思い起こされて、なんだかよくない事のイメージのように思えてしまうのだけど、本来はゆるやかなインフレは良いことだとされています。

ゆるやかに少しずつ物価が上昇していくことによって、デフレスパイラルとは真逆の現象が発生します。

デフレとインフレ

デフレとインフレについて、下記の図で比較してみました。

 デフレ時インフレ時
物価下がる上がる
給料下がる上がる
お金
1円あたりの価値
上がる下がる
景気不景気好景気
消費活動低迷する
(貯金していた方が
お金の価値が上がるため)
活発になる
(お金の価値が目減りするため、
使わないともったいない)
投資活動低迷する
(貯金していた方が
お金の価値が上がるため)
活発になる
(お金の価値が目減りするため、
運用機運があがる)
貯金と投資、どっちが得か貯金投資

インフレすると預金はどうなるか

さてインフレで物価が上がるとどうなるか。 今持っている現金、1円あたりの価値が減少します。

 

例えばペットボトルのコーラが150円ぐらいとして、インフレによる物価上昇で300円となったとします。

そうなると単純に考えて今までの2倍の日本円が必要になりますよね。 そうなると、1円あたりの価値が半分に目減りした…ということになります。

持っている日本円の額面は、150円なら150円で変わりません。 しかし、今まで買えていたものが物価上昇によって買えなくなる=1円の価値が減る=銀行預金が減っていくのです。

☑ インフレすると、日本円の価値は減少する

インフレ時は投資も活発になる

この低金利時代、預金として預けているお金はほとんど増えないので、インフレ時に貯金しっぱなしにしていると、その預金の価値は減っていくことになります。

すると、「お金を貯め込むよりも消費・運用する方が得だよね」という話になってきますね。 そうすれば当然、経済にまわってくるお金の量は多くなります。

経済に回るお金の量が多くなれば、それは経済が活発化し、好景気になります。

 

逆にデフレ時は預金の残高が増えなくても、物価が下がることで1円あたりの価値が上がるわけなので、貯金だけしていれば損をすることはなかったわけです。

☑ デフレ時:  お金を溜め込んでいた方が得
☑ インフレ時: お金を使ったほうが得

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結論:年2%を超える運用をしないと目減りする

そんなわけで、上手くいっているかどうかは別にして、現在は年2%のインフレを目標と設定しています。 よほどの政策転換が無い限りは、長期的にはインフレ方向になっていくだろう、と考えてよいはずです。

政府の目標が「銀行預金の価値を年2%ずつ目減りさせていく」ことなので、損をしないためには年2%以上の割合でお金を運用して、利益を出す必要があります。

銀行預金のデメリットは機会損失にもあり

銀行預金しているだけだと増えないばかりか減っていくとは思っていなかった人も、たぶん多いハズ。

お金を眠らせておくこと自体が機会損失だ! という話もあります。 銀行預金しているだけでは今まで以上に損をする可能性があるということ、頭に入れておいても損はないと思いますよ!

若者が銀行預金をしていることで発生している「3つの機会損失」 | 怠け者の20代が投資やってみたブログ

 

次回は、実際にインフレ年2%に負けないでお金を増やしていくにはどうしたらよいのか、ちょっと考えてみようかなと思います!

それでは!

 

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