ETFとは? 4つの特徴をまとめます

ETFをご存じでしょうか?

ETFは投資信託の一種類…というような形で、書籍などで紹介される場合が多いようですね。

 

しかし! ETFと投資信託は似ているようで、実はかなり違う特徴を持ったものです。

どちらかというと、ETFは投資信託よりも株式投資に近いものであるといえます。

 

そんな、知っているようであまり詳しく知らないETFについて、今回は特徴をまとめてみたいと思います。

ETF、投資信託、そして株式との比較を交えながら、ETFの特徴をつかんでいきましょう。

ETFを購入する手助けになればと思います! それでは、どうぞ!

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ETFの特徴・ざっくりまとめ

この記事でご紹介するETFの特徴を、ざっくりまとめると以下の通りです。

  • 1.株式のように取引ができる
  • 2.1ファンドで複数銘柄に分散投資できる
  • 3.ランニングコストが低い
  • 4.分配金がある

 

ETFをズバリ一言で説明すると「投資信託と株式のいいとこ取りファンド」です。

この2つの特徴をそれぞれ持っていて、この2つの中間に位置するのがETF、と捉えてもらえばOKです。

このETFについて、もう少し詳しく特徴を見ていきましょう。

ETFの特徴1:株式のように取引できる

ETFの特徴は、なんといっても株式のようにリアルタイムでの売買、取引が可能というポイントにあります。

 

ETFは株式と同じように、安い時に購入して、高くなったら売却するというトレードを、リアルタイムで行うことができます。

また、「ある一定の価格になった場合に購入・売却する」と指定できる指値(さしね)注文も可能なので、自分で決めた価格で確実に取引を実行することができます。

株式のトレードの方に慣れている方であれば、ほぼ同じようにスムーズに取引することができるはずです。

 

投資信託はトレードには不便!

投資信託の場合、売却の手続きをしてから実際に売却されて手元にお金が戻ってくるのは3営業日以上かかりますし、価格の変動は1日1回のみ、となっています。

指値注文もできませんので、実際の購入価格も決めうちすることができません。

これは、投資信託が取引所で上場されているものではなく、「証券会社によって販売されている商品」であるというところがその理由です。

そのため安く買い、高く売るというトレードを短期間で行うには、投資信託はかなり不自由な商品です。

 

これらを比較すると、このような形になります。

 ETF投資信託株式
位置付け取引所に
上場された銘柄
証券会社で
販売されている商品
取引所に
上場された銘柄
取引リアルタイム数営業日の
タイムラグあり
リアルタイム
指値注文可能不可可能
毎月積立不可可能不可

 

☑ 売買目的ならETFと株式が便利!

 

ETFはほったらかしができない

株式のように取引できる、というのはデメリットでもあります。

投資信託の場合、毎月積立や分配金の再投資など、自動的に投資を続けていける仕組みがありますが、ETFではこれらがありません。

そのため、定期的にETFを買い増していくためには、手動で買い増しの注文を出す必要があります。

投資信託のメリットは、はじめに設定だけしておけば後は年単位で何もしなくても良いという「ほったらかし投資」ができる点にあります。

その方法が取れないというところが、ETFのデメリットのひとつだと言えますね。

☑ ETFは「ほったらかし投資」には向いていない!

ETFの特徴2:銘柄ひとつで分散投資

株式と同じように取引できるのがETFの特徴ですが、株式にはないETFの特徴は、1銘柄に複数の銘柄が組み入れられているという点にあります。

ふつう、株式は基本的に、1銘柄=1社が原則です。

TOYOTA株ならTOYOTA1社に、SoftBank株ならSoftBank1社に投資するという形になります。 (実際には、グループに投資している、ということになりますが!)

 

ETFは複数銘柄に分散投資!

ETFの場合、投資対象が1社ではなく、指標インデックスに対して投資します。

そのため、ETF1銘柄で数10〜数100社に分散して投資できるようになっています。

例えば日経平均を投資対象としたETFであれば、日経平均の225銘柄を1銘柄で購入できる、という具合です。

 

この辺は、インデックス投資信託とほぼ同じですね!

単体の投資となる株式のリスクを抑えた形で取引できるのが、ETFの特徴のひとつだと言えます。

中には世界各国の約8000銘柄にひとつで分散投資できてしまうETFも!

☑ 1銘柄でも分散投資できる

ETFの特徴3:ランニングコストが低い

しかしながら、ETFでは分散投資が可能なことに対するコストがかかります。

これは投資信託と同じように信託報酬という名前で呼ばれていていて、同じく保有している資産額に対して、定期的にコストがかかります。

(このコストは、「経費率」と呼ばれることも。)

 

コストは投資信託より安い!

ETFを保有することでかかるランニングコストは、投資信託と比べると安い水準で設定されています。

近年では投資信託もかなり低コスト化が進んでいて、0.2〜0.3%というインデックスファンドも登場していきていますが、それでもETFの方がさらに全体的にコストが低く設定されています。

分散投資にかかるコストという面では、まだまだETFの方が上回っています。

☑ 分散投資のコスパはETFがもっとも良い!

 

株式の場合、保有にかかるコストはゼロ

ちなみに単体の株式の場合、保有にかかるコストはありません。

しかし、上でも書いたとおり単体での投資であり、分散されていないという点でデメリットがあります。

これら特徴2と3をまとめると、このような構図になります。

 ETF投資信託株式
分散投資可能可能不可
コストかかるかかるかからない
コスト率
(信託報酬)
0.1〜0.2%ほど0.2〜1%0%
分散投資に関する
コストパフォーマンス
-

ETFの特徴4:分配金がある

もうひとつ、ETFの特徴として、投資対象の利益を配当金として受け取れるという点があります。

株式で毎期ごとに配当金が支払われるのと同じように、ETFでも期間ごとに分配金が支払われます。

もちろん、ETFは分散投資されていますので、その複数銘柄の比率に応じた分配金が、最終的に支払われることになっています。

この仕組みも、ETFが投資信託よりも株式に近い理由のひとつですね!

 

投資信託の分配金とは別物

投資信託でも、毎月分配型という形で分配金が支払われるものがあります。

しかし、実際のところ、ETFの分配金とはまったくの別物です。

 

投資信託の場合、分配金は利益が出ていなくても、決められた一定金額が支払われます。

決められた分配金の金額分の利益が出ていれば良いですが、出ていない場合は「利益+残りの元本」の形で、分配金として投資家に支払われるようになっています。

そのため、長期間保有し続けていると元本が少しずつ減っていってしまう…ということが、起こります。

ETFの場合、あくまで投資対象の銘柄からの配当金が出た場合のみ分配されますので、ETFの元本(保有数)が減っていくということはありません!

 

ということで、ETFと投資信託の分配金の違いをまとめると、こんなイメージになります。

☑ ETFは利益のみを分配する (利益がなければ分配されない)
☑ 投資信託は利益がなくても分配する (利益がなければ元本を削る)

 

ETFは自動的には再投資されない

ただし、ETFの分配金は自動的に再投資に回されることはありません。

投資による複利効果を得るためには、この分配金も再投資に向けるのが好ましいものではありますが、ETFの場合、斎藤氏は手動で行う必要がある、ということになります。

投資信託の場合、これらの配当、利益を自動的に再投資に向けてくれる機能があります。

「再投資の自動化」については、やはり投資信託の方が優れている部分である、ということですねー。

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まとめ:ETFは投資信託と株式のいいとこ取り!

ということで、冒頭でまとめたETFの特徴を再度まとめておきます。

  • 1.株式のように取引ができる
  • 2.1ファンドで複数銘柄に分散投資できる
  • 3.ランニングコストが低い
  • 4.分配金がある

 

こうしてみると、ETFは投資信託と株式のいいとこ取りした投資対象だということがわかります。

分散投資はできるし、株式のように取引も可能。

投資信託よりもランニングコストが低く、元本を切り崩すような分配金の支払いもない。

 

もちろんその逆に、投資信託やETFにあるメリットがない部分(自動化やコスト面)もありますが、分散投資とトレードのバランスは、ETFが一番すぐれていると考えて、よろしいかと思います!

 

ETFと投資信託、株式の位置付けはこんな感じ

最後に、それぞれの位置付けを、グラフ化してみましたのでご参考くださいませ。

以上、ご参考までに!

それでは!

 

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