eMaxisバランス従来版→Slim版へ移行する場合・移行しない場合のそれぞれの問題点

はい、こんにちわ!

eMaxisの低コスト版であるeMaxis Slim、そしてそのバランス型ファンド「eMaxis Slim バランス (8資産均等型)」が登場してから、はや半年近くが過ぎました。

コストに敏感な方々は、もちろんSlim版バランスや、それに近い低コストのバランスファンドを積み立てのポートフォリオに入れていると思います。

そして最近新しく積立をはじめる! という人も、Slim版を新しく積立開始するのが良いでしょう。

 

しかし、以前から積立を行っていた人には、少々問題があります。

従来からのeMaxis バランス(8資産均等型)は、Slim版とは別のファンドとして扱われてしまうということです。

できることならSlim版に一本化したいものの、いざ途中から積み立て対象を変更したとして、いくつか問題が発生するのですね。

その辺の問題点を、少しまとめてみたいと思います。

従来版とSlim版の違いについてはこちらの記事をどうぞ。

EMaxis「バランス8資産」と「Slimバランス8資産」を比べてみた

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移行時の問題点:売却時コストがかかる

まず、従来版とSlim版が別々のファンド扱いとなってしまうところに、ひとつの問題点があります。

完全に従来版→Slim版へと移行をしようとすると、現時点では従来版をすべて売却して、Slim版を買い直す必要があるのです。

 

売却→買い直しをする際に問題となるのが、売却時のコストがかかる、ということ。

eMaxisバランス従来版を売却した場合にかかるコストは、下記の2つがあります。

  • 売却益にかかる税金: 利益の20.315%
  • 信託財産留保額:   売却金額の0.15%

 

既に長年、従来版を積立してきた人は、利益がある程度積み重なっている状態だろうため、売却をするとそれに対する税金がかかることになります。

例えば運用によってトータル10万円の利益が出ていた場合、20,315円も税金がかかることになります。 (売却金額全部に税金がかかるというわけではありません、要注意!)

これは、乗り換えのためのコストとして考えると、かなり割高です。

 

NISAの非課税枠を使っていた場合でも、信託財産留保額という売却時のコストが売却金額の0.15%かかります。

この割合の場合、売却金額100万円につき1,500円ほどかかる計算ですね。

税金と比べれば微々たるものですが、実際に乗り換えをする場合には考慮しておく必要がありますね。

利益が出ていなければ税金はかからない

積立の期間が浅かったり、タイミング次第でトータルの利益が出ていない場合もあります。

その場合は、売却の税金がかからないため、乗り換え時の問題点がかなり薄くなり、有利です。

この場合、移行する場合のデメリットはほとんどないと考えてよいでしょう。

…もちろん、利益が出ていない状態での売却なので、トータルではマイナスになってしまいますが。

☑ 売却時のコストが乗り換えの最大の障害!

移行しない場合の問題点:信託報酬が2倍以上かかる

今度は、逆に従来版を保有したままの問題点について見てみましょう!

 

従来版を保有、そのまま運用していくことのデメリットは、何といってもやはり倍近く違う信託報酬です。

従来版とSlim版の信託報酬は以下の通り。

 信託報酬実質コスト
従来版0.54%0.608%
Slim版0.2376%0.25%(仮)

 

両方とも元々低い料率なのでわかりづらいですが、実はSlim版は従来版と比べて、コストが半分以下に下がっているのです。

これは言い換えるまでもなく、従来版で運用していると2倍のコストが年々かかる、ということになります。

もし、従来版のまま保有し続ける! という選択をした場合、今後数十年間、2倍のコストのまま運用することになってくるわけですね。

実質コストって、何?

ちなみに、上の図で掲載している「実質コスト」とは、掲載されている信託報酬にプラスして乗っかってくる、本当のコストのことを指します。

この実質コストは、1年以上運用しないとわからないため、現時点ではSlim版は「だいたいこれぐらいだろう」という0.25%を、仮で置いちゃっています。 (後ほど、実際の値が出てきたら修正しておきますね。)

実質コストの詳細については、下記ページを参照のこと…!

投資信託に隠された「実質コスト」の調べ方と注意点

信託報酬っていくらかかるの?

さて以前、投資信託の信託報酬(実質コスト)は実際に年間どれぐらいかかるのか? という疑問点をまとめてみました。

信託報酬って、実際いくらかかっているの?わかりやすく説明・計算します

 

この計算方式で考えて、100万円分を保有していた場合のそれぞれの1年間のランニングコストは…こうなります。

 年間コスト月間コスト日コスト
従来版¥6,080¥507¥17
Slim版¥2,500¥208¥7

 

上でも触れた通り、従来版が倍以上のコストです!

運用金額が大きくなれば、年間コストも更に大きくなっていきます。

投資信託における信託報酬の大小は、最終的なリターンに大きく影響する…というのはよく言われる話ですね。

少しでもリターンを最大化したいと考えた場合、Slim版で運用をしていくのが望ましいといえます!

☑ 従来版はSlim版の2倍以上のランニングコストがかかる!

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まとめ

  • Slim版に乗り換えるには売却時のコストが大きくかかる
  • 従来版を保有し続けるとランニングコストが大きくかかる

 

…と、それぞれにデメリットがあるというのが、残念ながら今の状況。

売却時のコストと今後かかるランニングコストを比較した上で、保有継続か乗り換えか、どちらが最終的にオトクなのかを考える必要があります。

実は、ぼく自身もeMaxisバランスの従来版を長いこと積立してきていたので、この2択のどちらかを選ぶ必要に、今直面しているのですよねー…。

結論は…また別の記事にて!(笑)

 

以上、ご参考までに。

それでは〜。

 

 

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