中国株を除いた新興国株式への投資信託ファンドがあるかどうか探してみた

Cap 2015-09-10 8.52.03

新興国株式に投資してみたいけど中国には投資したくない…。

という人がいるかもしれませんね。 ここ数ヶ月の中国株の乱高下で世界経済が結構な影響を受けてしまってますが、その間にも中共政府の様々な介入によって投資市場として不信感が募ってます。

まあ市場への介入にかかわらず、中国の政府の今までのむちゃくちゃな方策を見てると、こんなリスクのある市場に投資したいと思う人がどれぐらいいるかなあ…。

 

まあいいや。 そうしたチャイナ・リスクを考えて、中国を抜かした新興国に分散投資したい、という場合に投資信託で選択肢があるのかどうかを探ってみました。

アジアと名のつく新興国株式ファンドは数多く存在するのだけど、やはり中国・台湾・韓国の比重が高いものがほとんどでした。

そうしたものを除外して分散投資できそうなファンドを見繕ってみましたよ。 それではどうぞ。

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1.JPMアセアン成長株オープン


ファンド情報 | J.P.モルガン・アセット・マネジメント

JPモルガン・アセット・マネジメント社が運営する新興国株式ファンド。

2007年に設定されたファンドでなので、発足してから8年目です。 信託期限が設定されていて、2022年には償還を迎えるのがちょっと気がかりなところ。

純資産総額は110億円です。 同じく新興国株式でノーロード投資信託で比較すると、比較的規模の大きいファンドといえますね。

アセアンという名前が付いているので、東南アジア諸国のみに投資するファンドです。 似た名前のもので「JPMアジア・成長株・ファンド」というものがあるので注意。 こちらの方は、中国・韓国・台湾への投資が80%を占めてました。

投資比率

各国の投資比率は以下の通り。

投資国投資比率
シンガポール31%
タイ20%
インドネシア21.5%
マレーシア14.1%
フィリピン9.1%
ベトナム0.6%

シンガポールの比率が一番高く、次いでインドネシア、タイ、マレーシアと続きます。
Cap 2015-09-10 8.42.39

手数料

年間のコストである信託報酬は1.72%/年。

解約時のコストである財産留保は0%で、費用はかかりません。

2.朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド


朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド|ファンド情報|朝日ライフ アセットマネジメント株式会社

朝日ライフアセットマネジメントが運用するASEAN諸国を対象とした新興国株式ファンドです。

名前が長くてちょっと呼びづらい…。 (とりあえずここでは「朝日」と呼んでおきます。)

設定は2013年3月と、比較的新しめのファンド。 規模も16億円と小さめです。

投資比率

各国の投資比率は以下の通り。

投資国投資比率
シンガポール13.0%
タイ20%
インドネシア40.3%
マレーシア12.4%
フィリピン14.3%

投資対象がJPMとほとんど同じなのだけど、比率が大きく異なるのが面白いです。 シンガポールが少なく、代わりにインドネシアが40%と、大きな割合を占めてます。
Cap 2015-09-10 8.43.02

シンガポールは既に伸びきった感があること、対するインドネシアは人口2億人超でこれからも成長が見込めるという点では、こっちの投資比率の方が投資効果は見込めそうな気がします。

手数料

年間のコストである信託報酬は1.45%/年。 JPMと比べると割安ですね。

解約時のコストである財産留保は0.3%なので、多少の費用はかかります。

3.SBIインド&ベトナム株ファンド


SBIアセットマネジメント [ ファンド情報 ]

SBIアセットマネジメントが運用する、インドとベトナムの株式に限定して投資するファンドです。

なんだか不思議な組み合わせだけど、両方とも発展目覚ましい国なので、成長が見込めそうかな。

設定は2007年と、8年以上前に発足したファンドです。 信託期間は無制限

純資産総額は86億円。 傾向としては横ばいな状態が続いてます。

SBIインドは日本のSBIじゃない?

ところでこのファンド名に掲げられている「SBIインド」のSBIって、State Bank of IndiaでSBIと呼ぶものらしいです。

この投資信託の委託会社が「SBIアセットマネジメント」です。 こっちのSBIはStrategic Business Innovatorの略称なのだとか。 ややこしいな(笑)

投資比率

投資比率は以下のとおり。

投資国投資比率
インド80%
ベトナム20%

ほぼインドが80%と全体を占めているので、ベトナムも入っているとはいえ分散投資というのにはちょっと遠いかなという感じですね。 考えれば考える程、何故この組み合わせなのか、不思議だ…。
Cap 2015-09-10 8.43.16

手数料

信託報酬は2.16%とちょっと高め。 財産留保額は0.3%です。

3ファンドの比較

ファンド名設定年月信託期間純資産額資産額の傾向投資対象
JPMアセアン
成長株オープン
2007年3月2022年3月110億円じわじわ減少アセアン諸国
朝日ライフ・MSCI・
グローイング・アセアン株
式ファンド
2013年3月無制限16億円じわじわ減少アセアン諸国
SBIインド&
ベトナム株ファンド
2007年7月無制限86億円横ばいインド・ベトナム
ファンド名買付手数料信託報酬信託財産
留保額
JPMアセアン
成長株オープン
0%1.72%0%
朝日ライフ・MSCI・
グローイング・アセアン株
式ファンド
0%1.45%0.3%
SBIインド&
ベトナム株ファンド
0%2.16%0.3%

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感想

さて、中国を抜かした新興国株式への投資ファンドを探してみました。 探せばもうちょっとありそうですが…紹介する価値があるかどうかも含めて見極めてから、新たに紹介することにしてみます。

昨今の中国市場の不安定さを考えると、今後は中国を含めないファンドや比率を減らしたファンドが増えていくんじゃないかなーと思います。 希望込みですが。

 

JPMと朝日を比べると、投資対象としては(個人的には)朝日の比率の方が好みかな。 信託報酬も朝日の方が低い割合(1.72% VS 1.45%)なので、どちらか選ぶなら僕はこっちを選ぶかな。

JPMの方は信託期間が2022年までと限定されているところも気になる…。 ただ、資産総額で見るとJPMの方が規模が大きい(110億円 VS 16億円)ので、どっちの方が安全かは考慮する必要があるのかも。

(資産総額が低く、資産も減少傾向にあるものは、償還される可能性もある。)

 

SBIインド&ベトナムは、2カ国への分散投資…ということで取り上げてみたものの、実質的にほぼインドへの投資ファンドという位置付けになるので、それならインド単独で投資するファンドでもっと料率の良いものを探したほうがいいような気もします。

もうちょっとインド+東南アジア諸国に分散してくれると、面白みがあって良いのだけど。

 

しかしどうしても新興国株式への投資は、信託報酬のコストが少し高くついてしまいますね。 1%を切る東南アジア諸国のみの対象ファンドがあったら試してみたいのだけど、見つからないなあ。

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